見出し画像

【家庭学習】学習効率・理解力・思考力がよくなるリビングのつくり方

家庭学習において、リビング学習のオススメな理由をこちらで紹介しました。

この歳になって思うのは、「学習」とは「一生やっていくもの」

そのため、小さいうちから学習することを日常の一部にしてほしいなと考えたときにリビングの環境を整えておくことが大切だと気づきました。

今回は、さらに学習効率を高め、理解力や思考力を伸ばせるリビング環境の作り方をまとめてみました。


照明は白色系が学習向き

白色系、特に、昼光色といわれる照明の色は、青みがかった最も明るい色で、文字がくっきり浮かび上がって見えるので学習に向いていると言われています。

同じ白色系の昼白色はバランスの取れた明かりでリビングで使われていることも多いかもしれませんね。

ただ、注意すべきはオレンジ色、いわゆる電球色です。
この色の明かりは、料理をおいしく見せてくれたり、あたたかみのある印象がありリラックスしやすい反面、文字はあまり見やすいわけではなく、眠気を誘う明かりだとも言われています。


理想をいえば、学習するときは昼光色、食事やだんらんのときは電球色などシチュエーションに応じて調光ができるとメリハリがついていいですね。


アナログ時計を置く

「83.5%の東大生の自宅にはアナログ時計がある」というアンケート結果があります。

小学2年生になってすぐに「時計の読み方」の授業がありました。
そこでアナログ時計が実際に家にあると、理解しやすいですし、「時間の感覚」がより強く身につきます。

「○時〇分までに」やる、終わらせる、と子どもと一緒に決めておくと制限時間ミッションみたいにゲーム感覚で楽しめますし、締切を決めるという目標達成のコツも自然に身につきます。


やっぱり「時間」は人生において最も大切なことのひとつなので、早い段階で時間への意識が高くなることはメリットしかありません。


だから、特に、小学校低学年のうちはデジタル時計ではなく、アナログ時計がオススメです。


カレンダーも必需品

リビング学習、ということは少し離れてしまいますが、カレンダーも「東大生の86.8%が飾っていた」と言われています。

子どもは特に目先のことにばかり集中しがちです。
(まぁ大人もですが……)

明日のことや1週間後のことなど未来のことをイメージしたり、考えることは大人になっても持っておきたいスキルですよね。

日めくりカレンダーとかよりは、月別のカレンダーを用意すると先々のスケジュールや予定を管理、把握する訓練にもなります。


が、大切なことは「やりすぎない」こと

学習に適した照明や時計、カレンダーを置いておくという3つのポイントでリビングの学習環境をアップできるとお伝えしました。

ここで、注意してほしいのは、「リビングは家族がリラックスする空間」であるという前提を忘れてはいけないことです。

さらにゴリゴリに学習効率や集中力などこだわれることはまだまだたくさんあるとは思います。

しかし、あまりに特化しすぎると当初の目的である「家族がいるリビングで学習する」メリットがなくなってしまいます。

これじゃ本末転倒ですよね。


だから、家族みんなにとって居心地のいい空間であることから外れないようにしつつ、気にならない程度に整えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?