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【エッセイの才能】望まずとも才能をもつ者の遊び。

「あれ?Aさんのエッセイ、めっちゃ面白いじゃんッ!」

ここ10日ぐらいでアウトプットしまくったので、脳が勝手に記憶を検索している節がある。

10日で34本もの記事をバンバン書いていた。
直近の出来事を全て出し切ってしまうのだから、そりゃ過去の記憶を探し始めるだろう。

だから、実は筆の方が追いついていないのだ(笑)
いや、正確に言うならば、
ボクのブラインドタッチの方が追いついていない。
昨日・今日だけで思いついたネタが6本ぐらいあるのだ(汗)

#人間の脳って凄いね
#適応能力の高さよ
#エッセイ脳に魔改造

それで、ふと10年ぐらい前のエピソードを思い出したのだ。
身元がバレないように、かなり脚色させてもらう。

当時のボクはペーペーの新人だったので、研修の一環でOJTをしていた。
#On Job Traningだったかな
#仕事しながらトレーニングするという意味

そこで、主任のAさんという方に大変お世話になった。

①Aさんの旅行エッセイ。

Aさんは、いま振り返ると、
いわゆる「窓際族」みたい立ち位置だった。

当時のボクは、そういうこともよくわかっていなかったから、普通に接していた。
だからなのか、Aさんにはいろいろ気にかけてもらった。

で、Aさんが気を良くしてくれたのか、趣味の話をしてくれた。

Aさんは一人で旅行というか、遠出するのが好きだったのだ。
だから、その時の話を綴った「エッセイ」を社内メールで送ってくれた。

これがね、めちゃんこ面白いのだ(笑)

今では具体的なエピソードはうる覚えだが、とにかく面白かったという感情はよく覚えている。
写真も上手く挟んでおり、きちんとレイアウトすれば普通にブログとして読めるレベルだった。

また、その写真がまた面白い。
Aさんが普通に写っているのだ(笑)

これを聞いて、ピンとくる人はいるだろうか?
通常のブログとかで挟まれる写真というのは、
往々にして作者本人が撮影するか、自撮りするか、同行者に撮ってもらったものだ。
しかし、Aさんは一人で遠出している。

つまり、自分で撮影しておらず、
その場の誰かと仲良くなって撮影してもらっているのだ(笑)

Aさんはとても優しい人柄だった。
だから、その場の誰かも気前よく撮影してくれたのであろう。

そうして、
Aさんにしか書けないエッセイが、
時々社内メールで送られてきた。

ボクはこの「社内メルマガ」をこっそり読むのが好きだった(笑)
#仕事しろよ
#新人のくせに度胸あるな

②数回にわたる海外旅行エッセイ。

そんなある日、Aさんがまとまった期間を使って海外旅行に行ってきた。
これは濃厚なエッセイが読めると期待に胸を膨らませていた。

そして、案の定めちゃんこ面白かった(笑)

もちろん、満面の笑みのAさんもバッチリ写真に収まっている。
すぐに現地の人とも仲良くなったらしい。
もうね、Aさんの人柄に少し引いてしまうぐらいの凄さだ。

大量のエピソードがあったらしく、
Aさんは、数回にわけて海外旅行を綴るようだった。

ボクは、そんな超大作をニヤニヤと隠れて読んでいた。

だが、ある日のこと、
ふとしたことで
社内メルマガがバレたのだ。

③社内メルマガと化した旅行エッセイ。

一瞬ゴタゴタするかと思ったが、
Aさんのエッセイを読んだ社員やパートさんが「面白いっ!!」と言い始めたのだ。

そして、まさかの社員公認のメルマガみたいになった(笑)

さらに、読んだみんなが口々に、Aさんの「エッセイの才能」について語っていた。

・あんなに面白い文章を書く人とは思っていなかった。
・優しい人とは思っていたけど、国を越えてまで仲良くなれるなんて。
・状況描写や面白おかしく書くのが上手いよね。

と、昔からの付き合いの人も知らない一面だったらしい。

ボクは、そんなAさんに「ブログ」とか始めたらどうかと聞いてみた。

意外にもAさんの顔は曇った。
「いやー、これは趣味というか、遊びみたいなものだからねー」と濁していた。

あまり突っ込んで聞くのも失礼かと思い、特にふれないようにした。
あとから他の人から聞いたのは、
やはりプライベートや仕事で色々とあったらしい。

それからもボクは、Aさんから定期的に届く社内メルマガを楽しんでいた。

④望まずとも才能をもつ者の遊び。

いま振り返ると、勿体ない話だなーとは思う。
たしか、この頃からスマホやSNSが普及していく。

もしもブログをやっていれば、
間違いなくAさんは一廉の人になっていたはずだ。

まー、人生に「もしも」は無いので、不毛な話ではある。

社員やパートさんの心をガシッと掴むエッセイを書けるって、かなりヤバいと思う。

間違いなく、
Aさんには「エッセイの才能」というのを持っていたのだろう。
今のボクなんかよりも遥かに洗練された能力だった。

ただし、それを活かすかどうかはまた別の話なんだろう。

Aさんにとってのエッセイは「趣味」でしかないのだ。
望まずとも才能をもつ者の「遊び」でしかなかった。

「才能」を持っていたとしても、
「情熱」が無ければ活かしきれない。
「情熱」だけを持っていたとしても、
「才能」が無ければ人の心を掴めない。

難しい問題だ。
世知辛い問題だ。

そして、ボクにとってはのっぴきならない問題だ(笑)

Aさんほどの「才能」があるわけでもなく、
「情熱」だけで見事にから回っているボクはどうなるのだろうか(汗)

この遠い記憶を思い出す上で、勝手に身につまされたものだ。
ただ、この記事を書いていて、気づいたことがある。

ボクのエッセイのスタイルは、
確実にAさんのエッセンスが入っている。

「ありのまま」をエッセイに落とし込むという姿勢は、間違いなく内容も覚えていないAさんのエッセイからきているのだ。

得難き経験というのは不思議だ。
ボクの意識の底で10年以上埋もれていたとしても、
ボクに影響を与えている。

そんなAさんは、今はどこで何をしているかわからない。
図らずともAさんが遊びで始めたエッセイは、
その一部が10年越しにボクに受け継がれている。

予期せぬところで、予期せぬ人に、予期せぬなにかが受け継がれる。

それもまた人生なのかもしれない。

今日はそんなことを考えたこの頃だった。

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