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思い出もろもろ

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思い出を綴った記事をまとめています
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2024年1月の記事一覧

相談相手の手のぬくもり

京都駅からとくに話題もなく、私はなんども地図をみながら道を間違えてないか確認していました。
迷うような行程ではないのですが、ほかに所在がなくて。

東寺につき、立体曼荼羅に圧倒され、一人で眺めていました。彼女はその時どうしていたかわからずにいました。それだけ仏像に引き込まれていました。

あとから聞いたのですが、この時に会話するでもなく、そばにいてみるでもなく、お互いがいい距離でその空間にいられた

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相談相手と出会ったきっかけ

相談相手と出会ったきっかけ

相談相手とは、いまから20年くらい前にネットのコミュニティで知り合いました。確か、旅行とか趣味についてのコミュニティでした。
私が28歳。相手は38歳。

コミュニティは掲示板形式でいろんな人が出入りして、書き込むタイプのもとでした。

どんな場所に行ったことがあるか、行ってみたいかなど、掲示板に流れる内容を眺めていました。
なるほどなーって思うものもあっても会話に入るタイミングが掴めずにただみて

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相談相手との始まり

相談相手との始まり

相手の方は北陸に住んでいる既婚者。
私はまだ働き始めて数年の独身の身。

DMをいただいてからは、その方は愚痴を言うでもなく、日々の暮らしのことなどを少しずつ伝えてくれました。
話の内容から年上の方であるのはわかりました。
「今日はこんな感じでした。おしまい。」といった締めくくり方がなんとも可愛らしかったのです。
まるで子供の日記のようで。

チャットをすることがありました。相手は家庭のこともある

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相談相手

相談相手

みなさんは何でも話せる相談相手はいらっしゃいますか?

私には一人います。
以前お付き合いをしていた10歳年上の方です。
お付き合いをやめてのは一方的に私の都合だったのですが、別れてから10年経ってこちらから連絡をとり、そこからはなんでも話せるようになりました。

こちらのわがままなのに、連絡した時のはじめの返事が
「まったく!心配してたんだからね!」
とちょっと怒りを押しとどめたような優しい言葉

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人との距離感 思わぬ感情

人との距離感 思わぬ感情

昨日書いた週末サークルから抜ける件。
もともと今日、サークルのみなさんにお伝えする予定でした。

昨日、急な相談受けてその回答をした流れで、悩みに悩んで昨日の夜に冒頭の件をお伝えしました。

主催者の方から、労いの言葉をお返しいただき、申し訳なさもありつつ、これでよかったはず、、、と自分にいい聞かせています。

気が楽になりました。
寂しさは確かにあります。
それよりも、こんなに自分の気持ちの重し

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人との距離感 その場を離れる

人との距離感 その場を離れる

週末に集まる会(サークルのようなもの)があって、そこでの人付き合いに心をすり減らしていました。
どうしたものかなーって悶々としていたのですが、仕事のシフトが土日になり、あれだけ悩んでいたことが強制的に解決していきそうです。
こういうのは不思議なタイミングってありますね。

ただ、やっぱりその場は以前はとても楽しく過ごせていたので、離れることへの寂しさはあります。居づらくなったのは自分のせいでもある

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救われた言葉

救われた言葉

人との距離感について以前書きました。

友だちのままでいられるか自信がなくて、ずっと前にお付き合いしていた方に相談しました。その方にはお互いのことをわりとなんでも相談できる間柄です。
「こんなことは◯◯(私)じゃないと話せないからさ」といつもそんな感じで声をかけてくれていました。
私もそんな感じで相談があるんだけど、、、と声をかけました。

どうしたらよいのか、距離が近すぎて相手の方の気持ちがわか

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思い出の漫画

思い出の漫画

一年だけだけど一緒に暮らしていたその方は漫画を描いていました。
柔らかな線と暖かい色合い。その人の人柄が滲み出ていました。ほんとに心優しい人でした。
たまに漫画のなかで毒舌を吐くそのギャップも大きな魅力でした😅

ある時の昼下がりの出来事を描いていて、ふと私が登場した回がありました。
びっくりしながらも、描いてもらえたということはそれだけでも時間をとってくれたのだと思えて嬉しかった。
何かを表現

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嬉しかったこと

嬉しかったこと

好きなアーティストのことを覚えてくれたこと。
ドライブに行った時にかけてくれた音楽で、「あれ?この人達よく流れますね。お好きなんですか?」と聞いてしまった。

「◯◯さん、好きだって言ってたから」

あ、あー、わざわざ用意して、気をつかわせてしまってると思いつつ、覚えてくれて嬉しい。
そして気の利いた返事もできずにいる私。
相手の気持ちを汲めるような話題がないかとアワアワとしてしまう。

素直に笑

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