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株式投資歴3年目になりました。専業主婦です。記事を書く事で理解が深まればいいと思ってノ…

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株式投資歴3年目になりました。専業主婦です。記事を書く事で理解が深まればいいと思ってノートを始めました。株は少しずつ利益が取れるようになりました。

最近の記事

紀文食品 2933 じわじわと上昇してた

今回は紀文食品を分析します。 皆さんご存じの練り製品を製造している企業です。おでんやお正月のおせち料理には欠かせない食品ですよね。 創業86年になります。この2.3年の国内の売上は堅調なのですが利益は減っています。 理由は原材料の高騰。たびたび値上げもしましたが、想定外の原料価格高騰により23年はかなりの赤字でした。 ですが気づけば回復の兆しが徐々に見えてきていました! 紀文は意外にも上場が2021年でまだ3年しかたっていません。 21年で高値をつけた後はゆっくり下落してい

    • バイセル 7685 着物のリユース

      「Buysell Technologies」バイセルを分析します。 何をしている会社かというと、着物、切手など出張買取を展開している企業です。 BtoCのビジネスモデルで分かりやすいのもいいですね。 まずは四季報の月足チャートをご覧ください。 チャートは横ばいから上昇し始めているように見えます。悪くないぞ…。 ここで通期予想を確認します。 毎年、順調に増収増益かと思いきや23.12月のみ減益になっていますね。売上は順調ですが何があったのか調べてみました。 意外な事実が分

      • 山崎製パン2212 インフレでも売上増

        どんな会社? 「山崎製パン」を調べました。誰でも知っている企業ですよね。国内トップシェアを誇ります。 パン市場を円グラフにしてみました。 下図をご覧ください。 国内パン市場規模2.7兆円に対して山パンは4割のシェアを誇っています。2位のフジパンとは圧倒的な差をつけています。 山パンに目をつけたのはチャートの形が良かったからです。過去高値を抜けて上場来高値をつけています。 高値を付けたという事は今まで取引された事のない高値でも買いたい人が現れたという事です。売りたい人より

        • 介入・為替から目が離せないッス

          24.4.30日付けの日経新聞より。円が乱高下しました。 29日(月・祝日)は朝から1㌦158円で取引がスタートしついに160円まで円安が進みました。午後になってから大規模な円買いが入り1㌦155円まで円高になりました。 分かりやすく1日の流れを矢印にしてみました。 神田財務官は「ノーコメント」と言っており政府の介入があったかは不明です。ただ日銀が公表する預金残高が想定より5兆円ほどのズレがありこれが介入額ではないのか?との見方が強いです。 24.5.2日の日経新聞からで

        紀文食品 2933 じわじわと上昇してた

          円安進む

          4月27日、日銀植田総裁の会見がありました。 この日の円は156円です。これは歴史的な水準で止まる気配がありません。こんな状況の中、日銀が何か対策をしてくるのではないか?と市場は予想していましたが結果は 「金融政策は現状維持」 でした。 この発表を受けて更に円安が進みました。こんなに円安になればインフレも更に加速されます。その点を記者から質問されていましたが、総裁は 「無視できる範囲」と答えています。 総裁は 「基調的な物価上昇率が無視できなくなれば政策を変更する」と答えて

          中国の若者が可哀そう…

          24.4.23日の日経新聞からです。 中国の若者の失業率がとんでもない事になっていました。 若者(16~24歳)の失業率は15%。中国国内の失業率が約5%に対して若者たちの失業率は3倍です!! にちみに日本の若者失業率は3%。 中国15%、日本3% 信じられないです。ちなみに中国の大卒がさらに悲惨で 記事によると3割の大学生が失業している可能性があるそうです。 日本は97%の大卒者が就職していました。 雲泥の差です。 なぜこれほど失業しているのか…理由は主に2つあります

          中国の若者が可哀そう…

          日本株1000円以上の下げ!

          24.4.20日付の日経新聞からです。 19日(金)にイスラエルがイランに攻撃をしたとのニュースが入ってきました。もともと下落気味だった日経平均はそのニュースで一時1300円まで下がりました。地政学リスクを懸念した機関投資家達が半導体関連株を投げ売りしたとの事。 中東の紛争がどれだけ深刻なものになるのか…今の所、よく分からないのが実情です。 イスラエル、イラン、共に本格的な衝突を望んでいないようです。ただ、双方、メンツを保つって言っては何ですが、「国内で弱腰な対応を見せにくい

          日本株1000円以上の下げ!

          フランスベット 7840

          本日はフランスベットを分析します。誰もが知っている企業ですよね。ベットや家具を手掛けています。特に介護中心の品に力を入れており超高齢化社会を迎える日本にはメッチャ必要とされる企業だと思います。 主に2つの柱で構成されています。 ●メディカルサービス…在宅、施設のベットや家具を手がけている。手すりや            ベットなどの福祉用具のレンタルが好調。メディカ                       ルが主力。 ●インテリア事業…介護のベットではないベット(ホテルと

          フランスベット 7840

          株価の終わり値は重要ですか?

          日本株は爆上げしてますが、そんな中で 「38915円」 意識されていますよね。これは1989年12月29日につけた終値です。この日の高値は「38957円」です。 今日のラジオ日経で面白い事を言っていました。 「取引時間中の高値は気にしない。終値が重要。なぜなら全ての投資家心理が最後に決めた値だから。」 私が読んでいる「相場に勝つ ローソク足チャートの読み方」(小澤實さん作)にも同じ事が書いてありました。ご紹介します。 下は長い上ヒゲのロウソク足です。 一方、こちらは短い

          株価の終わり値は重要ですか?

          ベネワンの買収劇を結婚物語にしてみた 

                      第一章 ある娘 ある所にベネという娘がいました。彼女はまだ若く花で例えるならつぼみ。そのあどけなさが残る顔には好奇心いっぱいのキラキラした瞳がいつも輝いていました。性格も優しく穏やかで周りにいる人は誰もが彼女の事を好きになってしまいます。 ベネにはソナーという父親がいます。ソナーは町の名士で事業家です。事業は成功しておりソナーは資産家としても有名でした。ソナーの妻は若くして亡くなっておりソナーは男手ひとつでベネを育ててきました。父親の愛を一新に受けて育

          ベネワンの買収劇を結婚物語にしてみた 

          ストライク 6196 

          何をしている会社かな? 中小企業のM&Aの仲介をしている会社です。日本の中小企業経営者は高齢化しており後継者不足に頭を悩ませています。去年、国内で廃業、解散した会社の5割は黒字だったそうです。後継者がいれば継続できていたんでしょうね。もったいない…。そんな問題に解決案を提示するのが「ストライク」という会社です。中小の後継者難には政府も問題視しておりM&Aをした会社には税負担を軽くするとの事。M&Aする企業には後押しになります。 買収される社長さんの気持ちを始めて知りました

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          パルグループホールディングス 2726

          何をしている会社かな? 若い女性向け衣料を中心に展開しています。あと雑貨店「3コインズ」も急成長しています。コロナで売上は一時的に落ち込みましたが早々にネット販売に取り組み、ECの売上がグングンと伸びました。 四季報で確認してみよう

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          妄想…中国、余るペット犬1.5億人分

          今日の日経新聞の一面が「中国、余る住宅1.5億人分」という記事でした。 犬に置き換えたらどうなるのかな?とふと思いつき遊びで書いてみました。全くの私の妄想です~😊 中国がペットバブル崩壊の後始末に悩まされている。中国はペット市場、特に犬のペットブームが過熱化していた。行き過ぎた繁殖、売れない犬達、売り切るのに必要な年数は単純計算で60カ月を超えた。犬を飼う事は豊かさの象徴、「犬飼育数」は先進国の水準に達し人口減も相まって需要は減少に向かう。中国勢による「ワンコ、ドックフード

          妄想…中国、余るペット犬1.5億人分

          三陽商会(8011)・もう一度分析した!

          以前分析しましたがさらに深堀りしました 百科店を中心にアパレルを展開している企業です。コートに強みがあります。2015年にバーバリーとのライセンス契約が終了しその年から売上が激減!6期連続で赤字でした。2020年に現在の大江社長が就任しましたが、運悪く就任直後にコロナに見舞われ経営は更に悪化。苦しい時もありましたが今期2024年2月期は前期比で約4割の営業利益の大幅増益です。チャートもキレイな上昇トレンド。この数年で企業改革が進んだようです。何があったのか調べてみました。

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          ケーキ屋株式会社 4章 上場

          舞台はいったんケーキ屋株式会社から変わります。 ここは東京証券所の会議室です。東京証券所とは、株式の売買を行う証券取引所の事です。 年の瀬も間近に迫った12月の朝。東証の会議室ではこんなやりとりが行われていました。 A氏「今年の日経平均は歴史的な上昇だったな。ウォーレン・バフェット氏      の来日効果で28%も日本株が上がったとは!!」 B氏「いやいや。それだけではないよ。我々東証からの資本改善要請、特にPBR1倍割れの企業には強く改革を促したからな」 C氏「他に

          ケーキ屋株式会社 4章 上場

          ケーキ屋株式会社 3章 

          その後、ケーキ屋株式会社は5年間配当なしになり、配当すべきお金を年間200万ずつ積み立てて、5年かかって1000万円つみたてました。それによって念願の2店舗目をつくりました。良子達、頑張りましたね。 2店舗目が稼働し始めると、会社の純利益は2倍の400万円、1株益は40万円になりました。 さて2店舗目稼働移行のPERはどうなるでしょうか?また純利益をすべて配当する場合、配当利回りはどうなるでしょうか。 問題 この時、PER=100万円(株価)÷40万円(純利益)=2.5倍  

          ケーキ屋株式会社 3章