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円安進む

4月27日、日銀植田総裁の会見がありました。
この日の円は156円です。これは歴史的な水準で止まる気配がありません。こんな状況の中、日銀が何か対策をしてくるのではないか?と市場は予想していましたが結果は
「金融政策は現状維持」
でした。

この発表を受けて更に円安が進みました。こんなに円安になればインフレも更に加速されます。その点を記者から質問されていましたが、総裁は
「無視できる範囲」と答えています。
総裁は
「基調的な物価上昇率が無視できなくなれば政策を変更する」と答えており当面、円安に対しての対策はしないつもりです。

「基調的な物価上昇率」とは何なの調べました。
一時的な要因(ここでは円安)に左右されず長期的な物価変動の事。賃金が上昇して消費者が多くのモノを購入する→すると物価が上昇して企業の収益も増え、さらに賃金が上がる。

総裁は円安は一時的な要因と考えています。とするとまだまだ円安は続きそうです。

為替介入もいつ入るのか連日報道されていますが、こんなに注目されていると効果がないみたいです。

次回の会合は6/13.14です。注目です。


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