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ストライク 6196 

何をしている会社かな?

中小企業のM&Aの仲介をしている会社です。日本の中小企業経営者は高齢化しており後継者不足に頭を悩ませています。去年、国内で廃業、解散した会社の5割は黒字だったそうです。後継者がいれば継続できていたんでしょうね。もったいない…。そんな問題に解決案を提示するのが「ストライク」という会社です。中小の後継者難には政府も問題視しておりM&Aをした会社には税負担を軽くするとの事。M&Aする企業には後押しになります。

買収される社長さんの気持ちを始めて知りました。

余談ですが、M&Aの言葉のイメージって悪くないですか?少なくとも私はそう思っていました。
「お金で従業員を奴隷のようにコキ使う」
「乗っ取られる」
「買収されていじめられて何もかもハゲタカのように奪われてしまう」……みたいな。(前にそんなドラマがありましたっけ?)
ナ・ノ・デ、M&Aをしている会社に投資しようとは思っていませんでした。
M&A=悪者 みたいな感じですね。ただ何かとニュースで取り上げられていたので調べるくらいはしてみようと思ったんですよ。でいくつかM&Aの上場企業はあるのですが、調べた結果…以外な事実がある事が分かりました。
各企業のHPで「成約実績」というのを読んだのですが、「いい話ばかり、ちょっと感動~!」。小さなラーメン店、動物病院、個人薬局などなど、一生懸命経営してるのですが、後継者に悩んでいる社長さんが多かったです。社長さん達はそれぞれ事情があって後継者がいません。自分の家族に任せられる事も出来ず、廃業するしかない…と悩んでいたらM&Aのストライクの存在を知ります。買収してくれる企業をストライクが探してくれ無事に大手企業に経営権が移ります。私は最初、買収が成功したからと言って前社長にとっては嬉しくないのだろうな、と想像してました。仕方ないから泣く泣く買収~したんだろうと。だって自分が一生懸命汗水流して会社を経営してきたんです。他人の手に委ねれらたら寂しいんだろうな、って勝手に思ってました。
しかしその思い込みは間違っていました。社長さん達は「これで経営の重圧から解放される」とほっとされていました。財務とか余計な事を考えずに純粋に仕事に打ち込めるそうなんです。
これにはびっくりでした。
ざっくり言うとこんな感じでしょうか?

仕事が好きで経営者になった
    ↓
経営者になったはいいが、会社の財務、従業員への責任とか…本来自分が好きな仕事とは別の業務に時間をとられる
    ↓
M&Aをして解放された
    ↓
 ハッピー🤗

もちろん、上手くいく事ばかりではないでしょうが、M&Aのイメージが大分変りました。M&Aは人と人を繋ぐものなんですね。これから、超高齢化社会を迎える日本。M&Aは少子高齢化銘柄でもあります。となると市場拡大余地はかなりあると思います。
下図はストライク直近の決算説明資料からとってきたものです。M&A数が伸びている事が分かります。

ストライク 決算説明資料

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