見出し画像

株価の終わり値は重要ですか?

日本株は爆上げしてますが、そんな中で
「38915円」
意識されていますよね。これは1989年12月29日につけた終値です。この日の高値は「38957円」です。
今日のラジオ日経で面白い事を言っていました。
「取引時間中の高値は気にしない。終値が重要。なぜなら全ての投資家心理が最後に決めた値だから。」

私が読んでいる「相場に勝つ ローソク足チャートの読み方」(小澤實さん作)にも同じ事が書いてありました。ご紹介します。

下は長い上ヒゲのロウソク足です。

相場に勝つ より
ヒゲが長ければ長いほど「売り」の圧力が強いという事です。逆に言うと「買い」圧力が弱い。一度は高値までいったが「高過ぎ~。もっと下げた所が適正価格だよ」


一方、こちらは短いヒゲのロウソク足です。
上ヒゲが短く、買いの勢いが強いという事です。

相場に勝つ より
「相場に勝つ」の著者の小澤さんはこう書いてあります。寄り付きから始まり、ニュースや噂で株価は上下動をします。そして大引けを迎えるのですが、欲望に翻弄された投資家達がその日最後に下した値が終値なのです。

つまり、終値は
「全ての投資家達が最後に下した値」
という事になります。


株を買う時にチャートを見ますよね。普段私は、移動平均線、ロウソクの位置など見ていましたがその日の高値、安値、終値など気にしていませんでした。ましてヒゲの長さなど…ぜんぜん考えてなかった!!
投資家として恥ずかしいです…。終値にそんな意味があるなんて…!!
チャートは奥深いのですね。株式投資は数字が重要と思っていましたが、人の思いや期待など心理戦の面もあるのですね。とても勉強になりました。まだまだ知らない事だらけですが、ロウソク足を見るのが楽しみになってきました。
ロウソク足のあの形に投資家達の思いが収れんされるとは!
ロウソク足を考えた人は頭いい!って思ってたら、日本人が発明したそうです。江戸時代の米商人が考えついたとか…。同じ日本人として誇らしい🤗

本日はここまでとなります。
読んで頂きありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?