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二十四節気の短歌

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二十四節気ごとに短歌を読んでいます
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#現代短歌

【二十四節気の短歌】芒種

【二十四節気の短歌】芒種

種まきへ先人の知恵お借りしてあの人の芽が出るその日まで

曇り空や雨の日が多くなってきました。
間もなく梅雨入りですね。

「芒種」の短歌、難しかったです(毎度のことですが)
「種」から発想を飛ばして、自分の仕事について詠んでみました。

私の仕事は患者さんに毎日薬を飲んでもらうために、用意したり、時には説明をします。

中には、薬など飲まずに過ごしたい、もしくは飲まなくても大丈夫!と考えておられ

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【二十四節気の短歌】小満(ミュージカル感想文付き)

【二十四節気の短歌】小満(ミュージカル感想文付き)

夏めく日鼓膜と脳にこびり付く満ち満ちてゆく雪の女王

緑が美しい時期になりましたね!
うちの庭のカラカラの芝生もやっと緑になりつつあります。

小満とは、万物が勢いよく成長して天地に生気が満ちる、とのこと。

「天地に生気が満ち満ちている」
そんな表現がぴったりな劇団四季ミュージカルを見てきました!

GW某日、家族皆の人生で初めて劇団四季のミュージカルを観に行きました。

家族で見に行くので全員

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【二十四節気の短歌】穀雨

【二十四節気の短歌】穀雨

世話するとねだる娘に根負けし庭のダリアはお天気次第

前回の「清明」からはや2週間。
私の住む地域でも桜が開花し、あっという間に散っていきました。
葉桜に変わっていき、秋に葉を落とした山も少しずつ芽吹いている様子が見られます。

「穀雨」は春の二十四節気では最後なのだそう。次は「立夏」。もう夏か、早すぎる!

娘よ、買って植えただけではキレイなダリアは観られんよ…。

さて…
「穀雨」→穀→米→よ

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