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26_いつも少し遅れてくる人への注意の仕方

皆さま、こんにちは。
本日もご質問ありがとうございます!
今回もストアカの講座内でいただいたご質問にお答えします。
皆さまの職場を思い浮かべながら、ぜひお付き合いください!

【質問】
職場で、いつも少し遅れてくる人がいます。
どのように注意をすればいいでしょうか。

【回答】
決められた出勤時刻や会議の開始時間に、いつも数分遅れてくる方、皆様の周りにもいらっしゃるでしょうか。

「次は気をつけるように」と注意をしても、やっぱりまた遅れてくる方に、何と注意すればいいのか、困りますね。

 今回は、「いつも少し遅れてくる人に、タイプ別コミュニケーション術でどんな言葉をかけたら良いか」を整理します。そのために、場面設定を「会議の場」にしてみましょう。

まず、エミアブルの方に向けて。
「あなたが会議室にいて、皆を迎えてくれると場の雰囲気が和んで、いい対話ができるのよね。皆のために少し早めに座っていてくれるとありがたいんだけど。」

あなたがいてくれると場の雰囲気がトゲトゲせず、皆の意見が出やすい、と伝えてみましょう。少し早めに来てくれた時は、毎回必ず「ありがとう!助かる!」と承認してくださいね。エミアブルは毎回の承認が必要なタイプです。

続いて、アナリティカルに向けた言葉を考えてみましょう。

アナリティカルは、もともと時間に正確なタイプです。
「あなたが入ってきたら、定刻だなと認識するメンバーが多いですね。時計の役割を果たしてもらえると助かります。」

 正しいことを優先したいという思いに寄り添うメッセージを伝えてみましょう。

エクスプレッシブに向けて。

エクスプレッシブは、毎回同じメンバーで、同じ時刻に集まって、同じ(ような)内容を話をする、会議そのものにあまり関心を持てないタイプ。とはいえ、毎回決定事項を共有したり進捗状況を確認する会議は必要です。

 エクスプレッシブは、ルーティンになると飽きます。可能であれば、毎回会議室を変える、進行する人を変える、会議に出す飲み物を変えるなどの工夫をしてみましょう。毎回飲み物の準備を依頼するのも効果的。「毎回違う飲み物にしてください」「会議スタート5分前スタンバイをお願いします」と依頼すると、新商品や季節限定商品、地域限定商品などを探してくれます。社内会議の場合は、本日の飲み物についてのプレゼンを会議スタート前の1分でしてもらいましょう。

「今日はこんな紅茶を見つけたのか!」とオーバーに承認するとモチベーションが上がります。

 最後はドライビングに向けて。

ドライビングは、色々なことを自分で決めたいタイプです。
毎回会議終了時に、次の会議の内容と開催日時などを決める役割を任せてみてください。このようなタイプの方は、自分で決めたことは、きちんと行動に移します。

 何かをリクエストするときに、
できればポジティブメッセージを入れるとどのタイプも動きやすい、ということを念頭において、タイプ別にかける言葉を準備してください。

皆さんの職場にも、色んなタイプの方がいらっしゃると思います。せっかくなので、タイプごとの違いを楽しんで、言葉選びにつなげてみてくださいね!

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