クリエイターとは周囲の夢破れたクリエイターを踏み台にして能力を昇華する人
51回目のNoteです。
今回はクリエイターとは周囲の夢破れたクリエイターを踏み台にして能力を昇華し続ける
事についてお話して行きます。
冒頭でもお話しましたが、
世の中には多くクリエイターになりたい
人が存在しています。
クリエイターとは
何か自身で作った創作物を世の中に提供し続ける人を指します。
その姿はとても華々しい、憧れの対象
になりますし、何よりも
自分で生み出した物で社会貢献しているのが
クリエイターの何よりもの喜びです。
が、クリエイターであり続けると言うのは
同時に多くの犠牲と代償を払わないと
なりません。
私事になるのですが
Aちゃんと言う小さい時からクリエイター
になりたいと夢見ている知り合いの
女の子が居ました。
ですが、今彼女はクリエイターとは
全く別の職業で働いています。
やはり、現実の厳しさを知り
夢を良い形で諦めた訳では無いけど
こういう形に落ち着いたと本人は
話していました。
話が変わるのですが
私が好きな漫画原作の作品の
「メイドインアビス」と言う作品があります。
リコとロボット少年のレグが2人で
「アビス」と呼ばれる大穴に潜り探検して
行く冒険活劇です。
その漫画のシーンで ナナチと言う成れ果てに
なってしまった少女とミーティと言う元少女
がボンドルドで機械実験をさせられるシーンで
まず、アビスには上昇負荷という物があります。
上昇負荷とは、アビスの上に登ろうとすると
全身から血が出血したり成れ果てと言う
グロテスクな動物の様な姿になってしまう
代償があります。
そこの実験のシーンで引き上げられる際
数多くの失敗した「成れ果て」が存在し
最終的にナナチはミーティの祝福を受け
奇跡的に原型を留めながらも美しく変化しましたが、ミーティは以前の姿とは掛け離れた
グロテスクな「成れ果て」に
なってしまいました。
これは正にクリエイターにも
適用出来て
クリエイターも数多くの失敗、
没になったアイデアや
夢破れた人=成れ果て
夢を叶えたが数多くの犠牲や代償を負い、
奇跡的に生き残った人
=ナナチの様な美しい成れ果て
では無いのかなと。
エレベーターで引き上げられている際も
ミーティの祝福を受ける
=クリエイターのアイデアを吸収し、
昇華した結果夢を叶えた
と言う事なのでは無いかなと。
上昇負荷も
クリエイターが自身の深淵から
アイデアを引き上げる際の痛みや苦しみを
表現していて
で高度なクリエイターはそもそも
人の形をしていない、
人として原型を保てないメタファーでは
無いのかなと。
その証拠として
ボンドルド、オーゼン、ライザ含む白笛
は頭のネジが飛んだ
人として原型を保てていない人です。
作者の方はクリエイターの
創作の痛みをメイドインアビスという作品を通してメタファーとして表現したのでは無いかと
考えます。
話がかなり逸れましたが
クリエイターとして作品を制作し続けられる
と言うのは「祝福」を受けたナナチの
様な存在か、
白笛(死別を経験)を所持している
ボンドルド、オーゼン、ライザ、リコの様な
奇跡的な事なのだと
改めて考えて頂きたいです。
貴方は白笛になる覚悟はありますか?
クリエイターとして深みに到達する程
人間性を失って行く覚悟は出来ていますか?
今回のNoteはここまでです。
今回の記事が気に入って頂けた方は
今後もクリエイターに役に立つ情報や
成長記録など記事にして行く予定なので
いいね、読者になって頂けると幸いです。
クリエイターの皆様が少しでも楽になればと
思います。
今後も宜しくお願い致します。