中華の日々⑫　東の男、深圳中央公園でガンギマる。

今週は明らかにバイオリズムがダメだった。
ということにしておけばダメな一週間の説明がつく。
というわけでそういうことにしておいて、公園でギターを弾いた。
寝不足と下痢で、とんでもなくフラフラの始まりだった。
もう、何も考えられない。
でもギターを弾きたい。
自分でもよくわからない。
それで、とりあえず外に出た。
そして自転車に飛び乗った。
そして公園に着いた。
それから弾く場所を探した。
凧あげをしている男の子がいて、父親がいた。
（とりあえず、ここではない）
最低限の分別は残っていた。
なんかよくわからないベンチを見つけた。
竹が生い茂っていて、パンダ気分になった。
そういう状態で、気が付けば3時間が経っていた。
延々と同じフレーズを2時間ぐらい弾いていた気がする。
たぶんそれは間違っていない。
指の皮がズル剥けになっていたからだ。
とりあえず、思った。
ドラッグは要らないのだなあと。
そんなことより、近くにトイレがあるかどうかだ。
広州や香港に行ってみたいとも思うのだが、それもトイレの問題だ。
飲み食いはしたいが、なにしろ腹が弱い。
だから、たぶんギターを弾いて歌うだけの結果になるだろう。
もちろん、その場やその空気の中で得られることはあると思う。
それにしても弾いて歌うだけだろうなあ。
飲むのも水だろうなあ。
ああ腹が痛い。
なんてことを考えていたら3時間が経過していた。
わたしは深圳にいた。
太陽がクソ暑かった。
だから移動しようとしたら、そこでは女の子がなんか知らんが撮影していた。
邪魔をしてはいけないと移動し、ぽつんとあった岩に座ろうとしたら、濡れていた。