新 :GhostGold( 日本語でラップする Rap Group)声・詞

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新 :GhostGold( 日本語でラップする Rap Group)声・詞

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うんこ漏らしの憂鬱/わらえるほどかなしく、かなしいほどわらえる

端的に言って私の人生はそんな感じだ。 うんこ漏らしの憂鬱。 それもただのうんこ漏らしではなく、人間社会の中におけるうんこ漏らしという点がミソだ。自然界の中でなら、漏らすどころか好きなだけ垂れ流してやれという気にもなるが、人間社会ではそうはいかない。さらに、何の因果か私は人生の大半を都市部で過ごしてきた。 つまり、もっともうんこを漏らせない状況で生きてきたわけで、だから私には常にうんこ漏らしの憂鬱がつきまとってきた。 ボードレールの【パリの憂鬱】だのなんだのという生ぬる

    • 決め手は運

      別に自分がそうでなくても、立派な人にお会いする機会はある。 また、実際に会う機会はなくとも、例えばその著書や映像などを見ることはできる。 そういったあれこれを通して、自分自身が思い至ったというよりそういった方々が教えてくださったことがある。 決め手は運—— 今までというもの、 「けっきょくは運なのでしょうか?」 と問うたびに、 「けっきょくは運ですね」 という答えが異口同音に返ってきた。 というわけで決め手は運なのだろうが、その運を掴めるかどうかはやはり、その人の総合的

      • 「厄年」まで生きてこられた奇蹟/パソコン、いまだ壊れず

        偉大なる大谷翔平選手が40-40の偉業を達成された。 パソコンの画面越しにでも、また1つユニコーンの飛翔を見ることができて、生きていてよかったなあと感じた。 自己卑下でもなんでもなく、事実として21~25歳の私はアル中だった。そして26~34歳は本当にギリギリのギリで、あるいは恐るべき強運と周囲の慈悲によって生かされ、人間社会に踏みとどまれたアルコール依存症だった。「それ以外はまともといえるのか」ということはともかくとして、病的飲酒の期間が13年ばかりあったことになる。

        • 狼は死なず

          一時帰国中、日本でしか食べられないものを思い出すたび、とにかく可能な限り食べようとしてきた。 そんなある日—— 【餃子の王将】の天津飯と餃子を食べようと思い決めた私は、37度の狂った暑さの外に飛び出し、暑苦しく自転車をこいだ。 ただこぐだけというのもアレなので、学生時代のように音楽を流すことにした。 学生時代—— ルサンチマン(というか超自意識過剰による『女の子と…うまく…おしゃべりできない!』に起因する童貞根性的被害妄想)に苛まれていた私は極めて激しい音楽ばかりを聴き

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        うんこ漏らしの憂鬱/わらえるほどかなしく、かなしいほどわらえる

          童貞チンポ根性/童貞チンポコンプレックス ⇒ ドテコン

          まずはこいつを見てくれ。おい、こいつをどう思う? 《若いと分からないだろうけどね 子どもからすれば50歳って大人に思えるけどガンガン子どもだからね。心はいつまでも18歳だから》 すごく…ドテコンです。 ——そう、ドテコンという言葉はこのようにして用いる。 では、話を始めよう—— もはや四半世紀以上も前のことなので内容はおろか作品名も忘れてしまったが(覚えていたら怖いが)、手に汗を(そして多分チンポも)握りながら見ていたAVで、女優が男優に「汚い童貞チンポ!」的なこと

          童貞チンポ根性/童貞チンポコンプレックス ⇒ ドテコン

          何をしでかすかわからないNo.1=ファッキン・クレイ爺No.1

          というわけで—— 何をしでかすかわからないNo.1 として私が推したいのが、「ありあまる富と権力を握った老害」だ。 しょせん人間、延命も100年程度が限界。 盛者必衰、最後のあがきに作れたところで王墓(と書いて『ピラミッド』と読む)。 あの世があるかも定かではなく、あったところで持っていけるものは何もなく。 絶えず身体の衰えは進み、しかしそこは好々爺ではなく老害——老い先短くなればなるほどに、業業たるカルマはますます激しく燃え盛る。 こういった精神状態で、最後の砦になり得

          何をしでかすかわからないNo.1=ファッキン・クレイ爺No.1

          無修正の自分を見せられる相手

          真実の愛を手にすること—— それはこの世界において最も難しいことであり、また最も幸せなことだと思う。 だが、「無修正の自分を見せられる相手」を得ることはそれと同じぐらい、あるいは更に奇蹟的なことであり、また幸せなことではないだろうか。 「うそ偽りなく話す」と言うのは簡単だが、飾らないだけでも難しいというのに、自分の内に抱えるカルマ業業たる一切を包み隠さずに口にするということは自滅行為に等しく、自分だけならまだしも他の人を傷つけ殺してしまう危険さえある。 よって、【嘘も

          中年太り、来襲す

          とうとう余裕ぶっていた私にも中年太りがやってきた。 というかそれも気づかないフリをしてきた期間が長かっただけで、けっこう前からお越しになっていた。 具体的には、コロナ禍とリンクして、2020年3月から2023年8月までに私の体重は7kgほど増加し、大陸に飛んだあとの10か月あまりでさらに2kgが上乗せされた。 その2kgが曲者で、たかが2kgしかし2kg、ついた場所が最悪だった。 「俺が中年太りだ!」 念押しするかのように、よりによって腹に居座りやがったのだ。 そうな

          宇宙一すばらしい日本語教師でラッパー。しかしカネが無く、恋人がいず、モテない。なぜだ……それが俺だからだ! 宇宙最出色的日语老师兼说唱歌手。但没有钱,没有情人,没有名气。为什么?……因为那是我!

          六大学野球に参加したいから東大に行く そういう、「東大っていうのは本来、こういう人が行くべきところなんだろうな」という人たちがいる。もちろん、その人たちにしたところで努力して勉強する人しない人と別れるわけで、一括りにすることはできないのだが、とりあえず私とは違うといえるだろう。まあ実際に違うのだが。 ともあれ、ひと言で言って、半端ではない。 同族というべきか強化版というべきかはともかく、大陸に渡って「もちろんシャブの類ではないのは知っているが、それにしても何を食ったらこ

          宇宙一すばらしい日本語教師でラッパー。しかしカネが無く、恋人がいず、モテない。なぜだ……それが俺だからだ! 宇宙最出色的日语老师兼说唱歌手。但没有钱,没有情人,没有名气。为什么?……因为那是我!

          自堕落のサイクルから逃れる方法

          完全に自由人、世間的には無職の厄年野郎と化していたが—— そういえば私は労働者だった。 長かった休暇はいまだ残ってはいるが、前よりは短くなってしまった。 「労働者だった」ではなく、労働再開までに「労働者だ」にしておく必要がある。 そのためには、この自堕落のサイクル、逃れなければならない。 というわけで、【自堕落のサイクルから逃れる方法】。 ① 気づく 何がヤバいかと言って、Noteの投稿が「一日の中で一番生産的な作業」だということだ。 ② するべきことをする も

          盲点もまた一つの先入観

          中世以来のパリの伝説じみた不衛生さについては知っていたものの、先日ふと思った——   もしや、トイレの概念自体がなかったのではないか? 慌てて調べてみたところ(慌てるなよ)、本当になかったそうだ。 詳細については非常に読みごたえがあった以上の記事をお読みいただくとして、私はこの件からクソ以外のことも学んだ。 これまで、私は「どれだけその内実がクソだろうと、歴史・文化のある所にはトイレがある」と勝手に思い込んでいた。いいや、思うことすらなく無意識にそう感じていた。 よっ

          厄年、服を買う

          もちろんカネに糸目をつけなければ話は別だったのだろうが、深圳では欲しいと思う服が皆無だった。 「さすがに香港であれば」 と思ったその旅行先の香港でも、サイズはともかくデザインの点で買う気がせず、けっきょく滞在中は手持ちの衣服で乗り切るしかなかった。 さらに、中国の洗濯機は力がすさまじく、Tシャツたちはネットに入れても蹂躙されてヨレてしまい、主力パンツたちはすべて前止めのボタンが引きちぎられてしまった。裁縫道具も気力も無かった私はそれをベルトでごまかして履いていたのだが、不格

          美学は痩せ我慢か自己満足か

          といおうかその両方だろう。 まったくもって美学というやつは、ない方が楽に生きられることは間違いない。 しかしながら、あれば仕方がなく、かくいう私にもそれがある。 わかりやすくファッション的な美学を挙げると、 ① どれだけの酷暑であろうと、外出時にはハーフパンツの類を着用しない。 ② どれだけ実用的であろうと、非常時以外にはリュックサックの類を用いない。 という二点があり、この痩せ我慢と自己満足の美学を貫いている。 こだわりのない人からすれば、「ひたすらどうでもいい」と思

          鬱は脳病

          なんだか『UHA味覚糖』みたいな語感になってしまったので—— 鬱は脳みその病気 ということはトンデモではない本の一冊でも読めば容易に理解できるはずなのだが、いまだに「鬱は甘え」という考えが死滅していないのは凄いことだ。 しかしまた同時に、どうしてそのような考えが死滅していないかということも理解はできる。 それは、鬱だけでなく脳病(/精神病)全般に対していえることだが、「本人以外にはその苦しみがわからない」からだ。と言っておいてなんだが、それは脳病に限らず、本質的にはす

          X億の選別

          今は『ミステリと言う勿れ』が大人気の田村由美先生だが、それまでに『BASARA』『7SEEDS』と、とんでもない大傑作を描いてこられた。 いかに不遜な私でも、これはもう「先生」をつけなければならない、否つけさせていただきたい、と思う偉大な漫画家の一人だ。 と言っておいて、『ミステリと言う勿れ』も『BASARA』も『7SEEDS』も田村先生ファンの友人宅で読ませてもらった作品で、『7SEEDS』は昨年の夏、大陸に飛ぶ前に友人宅で宴をした際に読んだ。夜にさんざん飲み食いした後、

          GhostGold——幽霊のカネの幽霊カネの幽霊カネの亡者亡霊

          あまりにもカネを持つことを無視して生きてきた。 それで生きてこられたのは幸運だったのは間違いないが、ふざけ倒してきたと見られても仕方なく、弁解の余地はない。 だがしかし、ここ数年でようやくカネに興味を持つようになった。 昔から「空から20億円ばかり降って来ないかなあ。そしたら一生働かないでいいのに」なんてことばかりを思っていたのが、もっと本気でカネが欲しいと思うようになったわけだ。今更ながらではあるが、せっかくなので「今から」と前向きに捉えることにする。 さて。 カネを持

          GhostGold——幽霊のカネの幽霊カネの幽霊カネの亡者亡霊