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トレーナーと生活習慣病と予防と

note用 第五期 身体管理指導士®︎養成講座

こんにちは。

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日もnoteをご覧いただきありがとうございます。


前々回は、脳卒中についてお伝えさせていただきました。

ただ、これはもちろん脳血管系の疾患だけではありません。

高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、痛風、肥満症、脂肪肝、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病など

さまざまな生活習慣病に言えることです。

また、それ以外の内科系疾患以外にも、

サルコペニア、フレイル、オステオペニア、睡眠障害などについても、

その原因の全てではないものの、

生活習慣が大きな原因となって起こる場合もありますから、

そういった部分ではトレーナーが担える役割はあると思います。

むしろ、トレーナーが内科系の疾患に対して

それを直接治療をすることはできません。

これは確実に医師の領域であって、

一部の、医師と管理下の下、もしくは医師の許可の下、

運動指導や栄養指導をすることはあるかと思いますが、

基本的にトレーナーが医療行為そのものを行うことはできません。

ただし、これらの疾患に対する『予防』については

トレーナーがその指導を行うことに制限はありません。

ですから、十分に貢献することができる領域だと言えます。


特に、生活習慣病に関連する疾患というのは、

それが『死』というものに直結するものではありません。

多くはさまざまな過程を経て、最期を迎えることとなります。

なぜなら、生活習慣によって受ける影響というのは

劇的な要因によってダメージを受けるものではなく、

小さな積み重ねによって、チリツモ的に影響を及ぼすからです。

そうなると、場合によっては、家族や周りの人の手助け無しに

生活ができなくなることもあります。

それが長く続くようなことになれば、

肉体的、精神的、経済的にキツくなることもあるでしょう。

もちろん、その間にその人の命が続くことの方が素晴らしいという側面はあるかもしれませんが、

本来なら基本的な生活習慣、身体管理によって、

そのような状況が防げていたかもしれません。

そう考えれば、トレーナーとしてこのような生活習慣病などに対して

その予防を促すような活動というのは、

大きく意味のあることだと私は思います。

もちろん、肉体美を追求するためのボディメイキングや

機能改善系の指導にもそれぞれやりがいはありますし、

私自身も痛みの改善などに役立てた時には

本当に心から嬉しく思いますが、

今後はさらに

このような活動にも力を入れていければと

思っております。


note用 第五期 身体管理指導士®︎養成講座


【身体管理指導士®︎養成講座】


発行元

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一般社団法人日本身体管理学協会

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