身体管理学協会ニュース【2023年11月1日発行】
◉今週のごあいさつ
秋が深まってきましたね。
食欲の秋、収穫の秋、スポーツの秋・・・。
秋は何かと体に良さそうなイベントが多い時期ですね。
スポーツ観戦にも最適な季節です。
先日、久しぶりにJリーグをスタジアムで観戦しました。
ボールを蹴る音、体のぶつかり合い、駆け引き、サポーターの応援やスタジアムの雰囲気など、久々だったのでとても新鮮に感じました。
スポーツはやはりその場に行って実際に見ることで感じることがたくさんあります。
各選手たちの体格や運動量、身体能力、上手さ、動き、そういったものにどうしても目が行ってしまいます。
鍛えられている選手たちはやはりすごいですね。
また、そういう選手たちの実際を見ることで得られるものがたくさんあるなと感じます。
◉身体管理指導士®養成講座
現在、次回の開催日程や方法について調整中です。
詳しい内容が決まり次第、こちらのnoteおよびホームページ等でお伝えいたします。
◉内科系身体管理の視点
【第37回:「痛みを感じるまで」】
こんにちは、神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
これまで数回にわたって感覚についてのお話をしてきました。
少し簡単に振り返ると、人間の体は様々な感覚から情報を受け取り、体内体外で起こっていることを把握しています。
その結果として次のアクションを起こすことが出来ます。
「運動」ということを例に考えると、体が動いている感じや、腕や手の位置がどこにどうなっているか、どの程度の力を出せばいいかなど、動作一つとっても様々な情報を統合していることが分かります。
さて、今回は痛みを感じるまでのことを考えてみます。
多分、読者の皆さんも普段何かしらの痛みを感じたことがあると思います。
子供の頃なら、転んでひざや肘をすりむいた、頭をぶつけた。
部活のスポーツで足首を捻挫をした、肉離れを起こした。
膝が痛い、腰が痛い、肩が痛い。
痛みとはある種の不快な感覚と、それによって感じる「嫌な感じ」と言われています。
よく「痛みに強い」とか言いますが、不思議なもので痛みを感じる強度はほぼ同じくらいですが、痛みへの耐性(我慢強さ)に違いがあるようです。
痛みを感じるのは、体に何かしらの侵害が起こり、それを感知し認識することで起こっています。
とは言え、急に起こる痛みといつもジワジワと感じる痛みでは、その性質や対処方法も違ってきます。
急に起こる痛みは、例えばケガや切り傷、虫垂炎など、病院などで検査を受けお医者さんの診断を受けることで痛みの原因がはっきりとわかるものとされています。
これらのものは、それぞれの原因によって痛みが治癒するまでの期間の目安がありますが、この目安を超えて痛みが続くものを慢性痛とされています。
それぞれの痛みの特徴を把握して、適切に対処することが大切です。
時には早急に医師の先生にきちんと診てもらうことも当然必要になることでしょう。
痛みとその種類や原因を理解することで、利用者さんへの貢献の仕方もより良いものにつながると考えられます。
◉編集後記
先日、とある人気タレント4名で配信しているYouTubeを見ていたら、我が家から車で30分くらいのところにあるお蕎麦屋さんが出ていました。
私は場所と存在は知っていましたが行ったことが無かったので、良い機会だからと思い立ち、妻と一緒に出掛けてみました。
お店の窓の外には渓流が流れていて、木々は紅葉が進んでおり、空を見上げると綺麗な青空がとても近く感じました。
自然の中で過ごす時間は、心を落ち着かせてくれますね。
秋を感じるとても良い機会になりました。
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