見出し画像

月曜の朝が待ち遠しくなる方法


あなたがいい人生を送っているかどうかの
リトマス紙がある
それは月曜の朝を待ち遠しいと思えるかどうかだ

千田 琢哉


この言葉にはドキッとさせられます。

月曜日の朝
エレベーターでいっしょになった
同僚やメンバーから

「月曜日ですね…」
と、ため息混じりに
言われることがあります。

日曜日の晩に「サザエさん」を観て
憂鬱になる人もいるようです。
(俗にいう“サザエさん症候群”

一週間の始まりからこんな調子では
ちょっとさみしいですよね。

担当する派遣スタッフさんの中にも
「レッツ土日♪」とばかりに
週末を楽しみに仕事をしている人がいます。

多くの方が
人生の大部分の時間
仕事をして過ごすのに

その時間がただ早く過ぎることを望むなんて
冷静に考えるとなんだか悲しくなります。

自分自身もそうですが
部署のメンバーや派遣で働く方たちが

どうすれば前向きにお仕事に向かえるか
ときどき考えさせられます。




楽しくない選択?


社内で(私のいるオフィスには約80人います)
仕事内容はさほど変わらないのに

いつも楽しそうに働いている人もいれば
つまらなさそうに働いている人もいます。

「仕事が楽しい」と感じられる人には
次の3つが当てはまるような気がします。

・働く目的と手段(仕事内容)がマッチしている
・人間関係や職場環境が良い
・働きぶりを評価、または感謝されている

やりがいや自己成長が感じられたり
好きな仲間と働くことは楽しいものです。

結局のところ
イキイキと働くか、イヤイヤ会社に行くか

どちらを選ぶかは自分次第だと思います。

そもそも
わたしたちは自分の好きなことを
「自分で選んで」今日まで生きてきました。

小学校とか中学校までは
親が決めたことも多いと思います。

でも高校以降になってきたら、
もう全部自分の選択なんですよね。

自分の行きたい高校に進むための
学力が足りないときに

勉強するのも友達と遊ぶのも
自分の選択です。

自分の努力に見合った学校に進むわけですから
全部自分の選択です。

振り返るまでもなく
これまでの人生って

自分で自由に選んで決めてきたんですよね。

働き方だって、職業だって、会社だって
ごまんとある中から
全部自分で選択して決めてきました。

それなのに
不満や愚痴ばかりだとしたら

他でもない自分のせいですし
何とかしたいところです。

楽しくやる!!


仕事は人生の大きな部分を占めていますから
何が何でも会社を楽しまなければ
寿命の無駄遣いと言えるかもしれません。

でも、日々の仕事や生活に忙殺されて
職業の選択や働き方について
深く考える機会が少ない人が多いようです。

上司が、環境が、市場が(良くない)
などと周りのせいにして不満を言ったって
何も変わりません。

仕事をしていくうえで
大事な心構えは「楽しくやる」
ということではないでしょうか。

自分が選んだ仕事は本来楽しいものですし
「楽しくやる」ものだと思います。

月曜の朝が待ち遠しいと思えないなら

今いる場所で輝くか
今いる場所から別の輝ける場所に移動するか


真剣に考えたほうが良さそうです。

人生は楽しむためにある。

毎日の仕事も楽しくやりたいものてす。

仕事を面白くする工夫は
自分の人生を面白くする工夫でもあります。

面白くなくっちゃ人生じゃない。


仕事を楽しくやる方法


仕事に幸せを見いだすことだ
そうしなければ
幸せとはなにか、けっしてわからないだろう

エルバート・ハバード(米国の作家)


仕事を楽しくやるための大前提は
「能動的」に取り組むことだと思います。

そして、楽しくやるための天敵は
「義務感」でしょう。

「○○しなきゃ的思考」
「やらされてる感」

があったら楽しくないですよね。

子どもは基本的にこれがなく
好きなことに熱中しているので
毎日楽しそうです。

わたしたちにも
「義務感をゼロにするスキル」
が必要なのかもしれません。

そのためには、どうすればいいでしょうか。

①目標を設定する


「何のために仕事をするのか」
がはっきりせず
なんとなく仕事をしている人も多いです。

大学を卒業したら
就職するのは当たり前。

社会人なんだから
働かなきゃいけない。

そんな思いだけで仕事をしていたら
楽しいはずがありません。

仕事のことを漠然としか考えず
「お金のため」
「生活のため」

という理由だけではキツい。

「なぜ働くのか」
という本質的な問いに向き合うとき

出発地点となるのは
「自分が将来どうなりたいか?」
を考えることです。

自分なりの理想の姿をイメージして
それに近づいていくというビジョンを持つことが
大切だと思います。

仕事を楽しみながらやっている人には
ただ仕事をこなしているのではなく
明確な目的や目標がある人が多いですから。

目的とは
何のためにそれをやるのかという動機


目標とは
目的を達成するための具体的達成項目

目的や目標を明確に設定することで
自分が今やるべきことが明確化され
行動に繋がりやすくなりますね。

仕事の目的を理解し
自分の人生と関連付けて考える。

そして
目標を設定することで

将来に対して見通しが良くなり
やる気や希望が生まれてくる。

そうなると
つまらない仕事はなくなりそうです。

新入社員なら
まずは30歳の自分を想定しましょう。


②一日一回、熱中する


どこかに「好きな仕事」があるわけではない
目の前にある仕事を好きになれるかどうかだ

小倉 昌男(ヤマト運輸・元社長)


まずは
目の前の仕事の中から

興味を持てるところ
好きなところを見つける。

仕事でも勉強でも、スポーツでも
人は何かに「没頭」すること
その対象を好きになることができます。

何かに夢中で電車を乗り過ごしたとか
気がつくと何時間も経っていたとか
そういう無我夢中な体験です。

目の前のその仕事に全身全霊をかけてみる。

没頭さえしてしまえば
いつの間にか好きになっていきます。

一日に一回、何かに熱中する時間があれば
きっとそれは楽しくなります。

目の前のことにとにかく集中する。

一日10分、20分だけ、でもいい。
やれるだけのことを集中して精一杯やる。

もしくは今
自分が与えられている仕事の中で
人に喜んでもらえることに集中する。

「今日は何をして人を喜ばせようか?」
と想像する。

もし、今の仕事を好きな瞬間が
一瞬もないのだとしたら
仕事を変えることをおすすめします。


③主体的に仕事をつくる


仕事は自分で探して、創り出すものだ
与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ

織田 信長


「もっとやりがいのある仕事がしたい」
と転職を考え出す人がいます。

やりがいを感じられる仕事をしたい
という気持ちは理解できます。

ただ、どんな仕事であっても
そこにやりがいを見出すことはできる
と思っています。

たとえば、
マニュアル通りに業務をこなすだけだったら
楽しいことはないかもしれない。

いわゆる「与えられた仕事」だからです。

しかし、
もっとうまくできる方法はないかと
自分の頭で考える。

仮説を立て、実践し、試行錯誤を繰り返す。

そんな能動的なプロセスの中で
「つくり出す仕事」に変わっていけば
楽しくなるはずです。

これは、業種や職種によって
限定されるものではなく

すべては仕事に対する取り組み方の問題
だと思います。

・マニュアルを作ってみる
・チェックリストを作ってみる
・他部署の業務を手伝う(声かけ)
・より早く、より効率良く、
 よりシンプルにできないか、考える

やりがいをつくるのも自分なら
やりがいを見失うのも自分です。

どんな仕事も楽しくできるはず。


偉人の名言から


面白い仕事があるわけではない
仕事を面白くする人間がいるだけなのだ

三木谷 浩史


仕事をする時は上機嫌でやれ
そうすれば仕事もはかどるし、身体も疲れない

ワーグナー


傍観者ではダメである
どんな仕事でも
当事者になることが肝心である

藤田 田


理想的な仕事とは
仕事と休みの区別がつかないようなものである

ドナルド・トランプ



偉人たちの名言は染みますね。

大原則として
人生は楽しく生きるべきだと思います。

楽しむために生まれてきた
と思っているぐらいです。

確かに、仕事をしていると
楽しいことばかりではないかもしれません。

それでも、まず、自分が
「明るく元気に笑顔」でいることを意識する。

仕事は「楽しくやる」と決める。

「今日も最高に楽しい一日になるぞ」
とつぶやきながら、仕事に向かいましょう!





最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

はたらく方たちに少しでも
ヒントや元気をお届けできるよう
投稿していきたいと思ってます!

もし共感していただけたら
励みになりますので
スキやコメントお願いしまっす♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?