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家族

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家族関係についての心理学的な話を書いています。
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2023年6月の記事一覧

気持ちを察しすぎると相手は子どもでいようとする

気持ちを察しすぎると相手は子どもでいようとする

今回は、気持ちを察しすぎると気持ちを察してもらう相手は子どもでいようとする、ので注意が必要という話です。


相手の気持ちを察する能力というのは、私たちが社会的に生きていく上でとても優れた力です。
ただし、身近な人の気持ちをいつも察しすぎると、その相手はそれに甘えて子どもの状態でいようとします。

「こんな事まで言わなくてもわかってくれるはずだ」
「自分の気持ちをわかって、やってくれるはずだ」

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完璧じゃなく「ほどよい」存在でいてあげるということ

誰かをサポートする側に立つことはありますよね。
子どもにとっての親、職場の上司など。

完璧でいなければいけない、完璧にいろいろやってあげなければいけない、と思うとうまくいかないものです。

「ほどよい」存在でいてあげるということが、実はサポート相手にとって必要なのです。
多少は出来が良くなくて、多少は失敗をするくらいの存在であるほうが、相手の成長にとっては良いのです。

今回は、「ほどよい

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「専門」で家族の会話量を増やすアイデア

「専門」で家族の会話量を増やすアイデア

今回は、家族のコミュニケーションを増やすアイデアを1つ考えたので紹介します。


家族内が平穏であれば良いのですが、平穏すぎるためか、会話量が少なくなることもあります。
言葉でのコミュニケーションにより、お互いの考えや思いを知り、良好な関係を築くことができます。

家族内の会話量を増やすための秘訣は、それぞれが個として存在する家族成員の一人だと意識することにあると思います。

ちょっと変わっ

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