【メンタルヘルス】怒りは健康な感情だという話
どうもみなさん! 臨床心理士、公認心理師のはしくれのおくけんです。
今回は、怒りの感情との付き合い方について話していきます。
みなさん、日常生活の中で怒りを感じることありますか?
ありますよね!
それは・・・
とても自然なことです!
怒りとは本来、脅威があった時に自分を守るためにある感情なのです。
なので、怒りの感情を感じること自体はとても健全なことなのです。
怒りの感情で困る時
でも、怒りの感情ってしんどいし困りますよね。
しんどい時は大きく2パターンあります。
① 怒りのベクトルが外の場合
周りの人に怒りのままに感情をぶつけてしまう
② 怒りのベクトルが内の場合
自分を責め自責的に、抑うつの要因にもなる
じゃあ、どうしていけばいいか?
怒りの感情の仕組み
下の図を見て下さい、実は怒りは氷山の上に出た二次的な感情で、その背景には、一次的な感情が隠れているのです。
本当は、不安かもしれない、悲しいかもしれない、傷ついたかもしれない、さみしいかもしれないんです。そういった本当の感情を感じることが怖く、「怒り」といった強い感情で覆ってしまうのです。
これが、怒りの本質です。
おくけんからの『心の処方箋』
怒りといった二次感情は感じることが大事です。そして、「本当は自分は何を感じているのだろうか?」といったことを探ってみてください。
一次感情に気づいたら、その一次感情に従って行動をしてみましょう。そうすると、怒りのままに他者や自分を攻撃するのとは違う行動へと繋がるでしょう。
怒りの感情をありのままに眺めるのに、「マインドフルネス」はとても有効です。こちらの記事で実践法も紹介しています😊
今回はここまで! 次回もお楽しみに😊
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