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【メンタルヘルス】ネガティブ感情は放っておいていいという話

 どうもみなさん! 臨床心理士・公認心理師のはしくれのおくけんです。
今回は、ストレス場面において、コントロールできないものは放っておいていいといった話をしていきます。

みなさんは、

  • 人に嫌なことをされた時に怒りの感情を全く感じないようにすることはできますか?

  • 緊張した時にその緊張をなくすことはできますか?

できないですよね、、つまり感情そのものをコントロールすることはできないのです。

では、何ならコントロールできるのか?

今この瞬間の行動です。

例1:人に嫌なことをされた時に怒りを感じる

選択肢①:
怒りのままに売り言葉に買い言葉、後で人に八つ当たりする、暴飲暴食をして紛らわす、など

選択肢②:
嫌だと言うことをしっかりと伝える、後で信頼できる人に愚痴る、好きなことをしてリフレッシュする、自分を守るためにその人とはしっかりと距離を取る、など

緊張した時

選択肢①:失敗した時にイメージを頭の中で繰り返す、緊張を紛らわすために暴飲暴食をする、スマホで気を紛らわす

選択肢②:できる限りの準備を淡々とする、深呼吸をする、本番の手順の具体的イメージを紙に書き出す、など

つまり、感情そのものはコントロールできませんが、感情が出た時の僕らの行動は僕ら自身で選択できるのです。
嫌な気分になっている時でも、僕らは自分の人生にとって大事な行動を淡々とする力があるのです。自分にとって大切なものに時間を割いて下さい😊

心理士おくけんからの『心の処方箋』

 ストレスがかかった時いつもやる行動をリストアップしましょう。
やった後にもっとしんどくなる行動は減らしましょう。
やった後にいい方向にいく行動は増やしましょう。

感情の嵐が強い時はマインドフルネスをしましょう。

今回はここまで! 次回もお楽しみに😊

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心理士おくけん
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