【メンタルヘルス】行動の選択で人生が作られるという話
前回、思考のコントロールが難しいが、行動は自由意志であるといった話をした。
まずは、前回の復習をする
ワーク①
1:まずはこの☆マークを見て欲しい
2:次に、10秒間☆マークのことを全く考えないように思考を完璧にコントロールしてほしい。
できただろうか? できた方はそれでいい。
ただ、臨床経験の中でできた人に僕は会ったことがない。
もちろん僕も全くできない。
つまり、僕らは思考を10秒間ですらコントロールをすることはできない。
ネガティブ思考にも同じことがいえる。
出てきてしまうものは出てきてしまうものだ。
戦ってもしょうがない。
こちらを読んでほしい。
つまり、そういうことだ。
そして、僕らが選択する行動は自由意志で選択できる。
今日の処方箋
ワーク② 以下の問にYES、NOで答えよう。
①朝起きて気持ちが晴れない時にカーテンを開けて朝日を浴びることは可能か、不可能か?
②健康の為に5分散歩または家の中を動くことは可能か不可能か?
③ネガティブ思考を書いて整理することは可能か不可能か?
④めんどくさい確定申告や免許の更新のための作業は可能か不可能か?
⑤ネットを開き、noteの「心理士おくけん」の記事を読むことは可能か不可能か?
多くの人は「可能」と答えるだろう。
①~⑤の全ては「行動」だ。
思考そのものはコントロールできないが、行動1つ1つを選択し、実行することはコントロール可能なのである。
今一度以下の文章を読んで欲しい。
つまり、そういうことだ。
行動の結果によって思考が結果として変わることはある。
コントロールしているのは思考ではなく行動だ。
つまり、ネガティブ思考はコントロールしようとあくせくする必要はなく、今の自分にとって大切な行動を丁寧にする。
人生はそれでいいのである。
行動1つ1つが習慣となる。
習慣1つ1つの連続体が人生となる。
つまり、そういうことである。
あなたは今、この瞬間何をしたいか?
安心して、先の不安も過去の後悔も放っておいてそれをすればいい。
それでいいのだ。
僕は、これを日々の臨床で心理療法「Acceptance and Commitment Therapy(アクセプタンス&コミットメントセラピー)」を通してやっている。
ワーク③
80歳の自分が今の自分に戻れたとして何をやらないと後悔するか書き出してみよう。
それを今日からやろう。
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