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カルシウムパラドックスの真実!不足と過剰が同時発生!?

こんばんは、芝本です。

つい先日、ボクの部屋で仕事のMTGをしました。
その際に仕事仲間が『健康キャラの君にプレゼント、部屋使わせてくれてありがとう。』と「くるみ」を頂きました。
ついにボクも健康キャラになったかと思うと、セルフブランディングがしっかりできている証拠だなと思い、少し嬉しかったです。

本日の記事も健康についてです。
先週は水と脳について書きましたが、本日は水が持つ「カルシウム」についての記事です。

以前の記事で水は五大栄養素のひとつ、ミネラルを含んでいると書きました。ミネラルとは、人の身体を生成する主要四元素の酸素、炭素、水素、窒素以外の総称です。

人の身体の95%は主要四元素からできており、残り5%がミネラルです。
主に骨や筋肉の元となり、身体の調子を整えてくれるのがミネラルの役割です。そして、基本的にはミネラルは体内では生成されないため、体外からの摂取が必要ですね。

そのミネラルの中でも生体内に最も多く存在するミネラルであり、骨や歯の形成にほとんどの力を注いでいるのがカルシウムです。

幼少期に教わったカルシウムの役割はほんの一部!?

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まず、カルシウムは99%が骨や歯などの硬組織に存在し残り1%が血液、筋肉、神経などの軟組織にイオンや塩として存在します。そしてその役割は多岐に渡ります。

<カルシウムの主な働き>
・骨、歯などを形成
・血液凝固
・筋肉収縮
・神経の興奮の抑制
・細胞の機能調整
・血圧上昇の防止

「カルシウム=骨を丈夫にする!」という少年の時に教え込まれたことに加え、様々な役割を担っているんですね。

カルシウム不足がカルシウム過剰を引き起こす!?

では、逆にカルシウムが不足するとどんなことが起こるのでしょうか?
一番初めに思いついたことは「身長が伸びない」や「骨がもろくなる」などですが、調べてみると色々とカルシウム不足によって起こるリスクがありました。

カルシウム不足によって以下の症状が出る可能性があるようです。

・小児のくる病
・骨粗鬆症
・心疾患
・高血圧症
・動脈硬化
・心身高血圧症候群
・認知障害
・免疫異常
・糖尿病
・肥満
・腫瘍
・軟骨の変性と変形性関節症
・カルシウムパラドックス

骨に関わる症状以外にも多くあることに驚きました。

そして最もインパクトがある「カルシウムパラドックス」については触れておく必要があると感じています。

調べてみると、カルシウム不足がカルシウム過剰を引き起こす現象のようです。「パラドックス」の意味は逆説、矛盾という意味です。

「カルシウムパラドックス」とは、体内のカルシウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出し、体内の細胞に流れ込みます。そうするとカルシウム不足であるにも関わらず、体内の細胞にはカルシウム量が増えてしまうという矛盾が生まれてしまいます。

結果として体内の細胞に過剰にカルシウムがあることで、ホルモン分泌や筋肉の動きに障害をきたす可能性があり、その状態が続くと細胞が死ぬ可能性もあるそうです。

さらに骨からカルシウム量が減っているため、上述していた骨粗鬆症、動脈硬化、糖尿病のリスクにさらされてしまいます。

すごい矛盾ですよね。
こんなことが体内で起こっているとは思いもよりませんでした。

カルシウムの1日の必要摂取量は?

ここまで、カルシウムの役割と不足によるリスクを説明しましたが、次はどれぐらい摂取すれば良いのか見ていきましょう。

下の図は1日あたりのカルシウムの必要摂取量です。

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引用:たくさんとると「大きくなる」不足すると「イライラする」って本当?カルシウムの役割と摂り方

20代男性で800mg、20代女性で650mg、
30代男性、女性ともに650mgとなっています。
例えば、「クリスタルガイザー(シャスタ産)」を例にすると、500mlのペットボトルに含まれるカルシウムは0.64mgです。仮に2000mlを飲んだとして、2.56mgです。

やはり水だけでは到底、必要量には足りません。
ここでは深堀りしませんが、しっかりと食事からカルシウムを摂取し、あくまでも水は水分補給+αカルシウムも摂れると認識しておくことが大事ですね。

参考に、下記の図がカルシウム含有量が比較的多い食品です。

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引用:大切な栄養素カルシウム:農林水産省 - 食育の推進

牛乳1杯、ヨーグルト1パック、切り干し大根1食分、ひじき1食分、厚揚げ1/2で801mgになり、20代男性の推奨量に到達します。かなり健康に気を使った食事になりますね。

カルシウムの役割、不足時の症状、摂取量をアウトプットしました。
最も衝撃的だったのはやはり「カルシウムパラドックス」です。

骨ではカルシウムが不足しているのに、別の細胞では過剰にあるという矛盾が体内で発生していることが驚きでした。こういった知識もこのnoteを始めて知ることができました。

何事もそうですが、知識を得ることで対策を打て、行動に移せます。
「知識は誰にも奪われるうことのない財産」とGACKTさんが言われているのを思い出しました。

ここからもより多くの知識を付け、財産を創っていきます。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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