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今まで避けてきたけど、流石にこれは知っておかないと〜節税対策実践編vol.1〜

こんばんは、芝本です。

今回は前回好評だった税金対策の続きの記事を書いていきます。前回の記事では、副業に取り組んでいるサラリーマンが、節税対策をすれば手元にどんな風にお金が残るのかを簡単に説明しました。

副業に取り組んでいないサラリーマンでも、節税対策する方法があるみたいなので、この超大作が終わったら記事を書く事もあるかもしれません。今回は節税対策の具体的な作業について書きます。

節税対策のために具体的にすること

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節税に取り組みたい方がすることは、大きく分けて3つです。

1、領収書の保管
2、収入証明の準備(帳簿を付ける)
3、確定申告

収集した領収書を、確定申告に使うという流れですね。

ちなみに確定申告は毎年2月16日~3月15日しか出来ないので、それ以外の期間はひたすら領収書集めましょう。(※今年はコロナ禍の影響もあり、4月15日まで延長されています。)

確定申告の区切りは年度単位ではなく、その年の元旦から大晦日までです。2022年の確定申告は、2021年1月1日〜2021年12月31日の期間で集めた領収書を、2022年の確定申告に使用するという流れです。

めっちゃ簡単!まずは領収書をひたすら集めよう!

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先ほども言いましたが、まずやるべきことは「ひたすら領収書を集める」です。レシートを含めて領収書は全て保管するようにしましょう。

っていうと、皆さん領収書はどれぐらい溜まりそうでしょうか?

良くコンビニに行く人なんかだと、年間で100〜200枚ぐらい溜まってしまいそうですよね。1回の買い物で500円使ったとして、100枚ためると50,000円です。

前回の記事で紹介しましたが、120万円の経費計上をすることで約30万円節税出来る程度なので、どのレベルの金額まで領収書を保管するかは個人の裁量次第かなと思います。

ちなみに、レシートも領収書の一種で、宛名(〇〇様)がない以外は優秀な領収書です。少額の経費ならレシートでも十分経費計上出来るそうですね。

さて、どんな領収書が経費計上できるのか、、、?

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もちろん、集めた領収書が全て使えるとも限りません。

「副業で利益を得るために必要だった経費」を申請するので、細かい部分は
税理士さんの書かれた記事を参考にするか、直接詳しい人に相談してみるといいですね。

副業によって経費計上できる領収書が違うとは思いますが、一般的なオススメの経費項目を紹介しておくので、これから領収書を集める方は是非参考にしてみてください。

▼通信費

多くの仕事で対外的な連絡手段は必要ですよね。毎月の携帯代を経費計上出来ると、10,000円/月とすると、約120,000円の経費計上です。

▼パソコン

事務作業に必要と言えますね。100,000円を越えると減価償却が必要になるそうですが、それ以下なら単年での経費計上が可能です。

▼長距離移動費(交通費)

事業展開のための視察や、現地の取引先・営業先との商談のために大阪から東京や、東京から大阪に移動するなんてことも有りますよね。1往復と1泊で30,000円ぐらいでしょうか。

▼セミナー研修費用

新商品や新サービスの開発、ビジネスでの他社協力会社との関係構築のため、会員制コミュニティへの所属なんかも研究開発費として認められるようです。ビジネス系のサロンだと月額10,000円〜30,000円ぐらいが相場でしょうか。

▼接待費・交際費

いつ誰と何のために利用したのかが明確であれば、飲食のお金も経費に含むことが出来ます。例えば「イベント系の副業をされている方が、新しく会場として使いたいお店との交渉のために食べに行った。」という理由であれば立派な経費です。領収書の裏にでも一緒に食べた人と目的を書いておくといいかなと思います。

▼オフィス家賃

自宅で副業の事務作業をしている場合、明確に作業スペースと居住スペースが分けられていれば家賃の一部を経費計上できることがあります。毎月50,000円ぐらい経費計上ができたら大きいですね。


その他にも、先人たちが切り開いてきた「こんな経費の計上出来るんだ!」っていう項目が探せば出てくると思うので、ご自身でも調べてみていただけたら面白いと思います。

本日は、〜節税対策実践編vol.1〜ということで、「実際に今からすることは領収書集め」という部分を書きました。

これらの節税対策や経費計上は、サラリーマンと並行して事業(副業)をしている人はもちろん、脱サラして事業一本でやっていく人は必ず必要になってくる習慣です。これを見ていただいた方は、今日から領収書を大切に保管するようにしてくださいね。

今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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