夏に向けてボディメイク!痩せやすい身体づくりに必要な体の知識「インスリンヒエラルキー」

こんばんは、芝本です。

6月に入って日中はかなり暑くなってきました。もう夏がすぐそこまで来ていますが、身体づくりは順調に進んでいますか

まだ1ヶ月以上ありますので、焦らずに一緒に努力していきましょう。

身体づくりにおいて、運動に加えて食事管理も大切だということは、今までこれでもかというくらい書いてきました。

なぜかというと、摂る栄養素によって筋肉の合成が左右されたり、分泌されるホルモンが変わってくるからです。

特に身体づくりに重要といわれているのは「インスリン」というホルモンです。

「インスリン」は糖尿病に関係しているホルモンとしてご存知の方も多いと思いますが、今回は改めて「インスリン」の働きと、筋トレに関する効果についてアウトプットしていきます。

「インスリン」は糖の代謝を調節するホルモン

「インスリン」は膵臓から分泌されるホルモンで、糖の代謝を調節して血糖値を一定に保つ働きをします。

食事を摂ると血糖値が上昇し、それに反応して「インスリン」が分泌されます。その後、血液中のブドウ糖は筋肉や脂肪や肝臓などの細胞内に取り込まれます。

そうしてブドウ糖はエネルギー源として活用され、この流れで食後に上がった血糖値が下がっていきます。

しかし、この時余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成されて蓄えられます。

グリコーゲンや中性脂肪は脂肪細胞の主な構成成分のため、血糖値が上がりやすい食事を摂るとブドウ糖が余ってしまい、肥満の原因になってしまいます。

このことから「インスリン」は肥満ホルモンと呼ばれることがあるようです。ここからは、「インスリン」の筋肉に対する効果を学んでいきましょう。

「インスリン」は筋肉の合成を促してくれる

上述のとおり、「インスリン」は食事によって増えた血中のブドウ糖を細胞内に取り込ませる働きをします。

この時、タンパク質を摂っておくことで血中のアミノ酸濃度も上がり、筋肉の細胞に糖やアミノ酸などの栄養分をまとめて取り込めるようになります。

なので、「インスリン」が分泌されることで筋肉への栄養供給が促進され筋肉合成が促されます。

「インスリン」はダイエットの敵というイメージがありましたが、調べていくと筋トレにおいてはとても重要なことがわかりましたね。

しかし、「インスリン」が筋肉、脂肪、肝臓のうちどこに優先的にブドウ糖を送り込むかは決まっているようです。

次は、この「インスリン」が働く優先順位について知っていきましょう。

「インスリンヒエラルキー」というものがある

「インスリン」には作用する優先順位があり、それを「インスリンヒエラルキー」といいます。

「インスリン」が作用する順番は、以下のとおりです。

1、筋肉
2、肝臓
3、脂肪

そのため、筋肉量が多い方は「インスリン」が筋肉に作用する比重が大きくなっていて、脂肪がつきにくくなっているということです。

対して脂肪が多い方は筋肉量が少ないため、「インスリン」が脂肪に作用する比重が大きくなってしまいます。

肥満の方がリバウンドしやすいのは、食事制限をして脂肪も筋肉も落としてしまっているからかもしれませんね。

痩せやすい身体にするためには、やっぱり「筋トレ」が大事です。運動の習慣がない方は、少しずつでも筋トレの習慣を作っていきましょう。

まとめ

今回は筋トレにおいて大切なホルモンである「インスリン」についてアウトプットしました。

まとめた内容は以下のとおりです。

・「インスリン」は糖の代謝を調節するホルモン
・「インスリン」は筋肉の合成を促す
・「インスリン」には作用する優先順位がある
・痩せやすい身体にするには筋トレが大事

「インスリン」が身体づくりにもダイエットにも大切なホルモンであることがわかりました。一緒に知識を付けて、お互いの理想の身体を手に入れましょう。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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