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【考察日誌】「義務教育」の背景を考えることで見えてきたこと

こんばんは、芝本です。

先日投稿したこちらの記事、皆様読んでいただけたしょうか?

記事の中で、「穿った見方」という表現をたくさん使いながらも、経済産業省の公表している「社会人基礎力」の内容を紹介する記事でした。
このような見方をした背景には、日本の教育や社会制度についてのいろんな「説」を聞いた事があったからだと思います。

教育の仕事をしているというわけでもないボクが知っている程度の「説」なので、恐らく一般的にも知名度が高い話題なのかなと思っています。

今回の記事でその「説」を紹介します。
あくまで事実ではなく、解釈のひとつなので「そんな考え方もあるんだぁ」程度に読んでいただければと思います。

「義務教育」とは?

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突然ですが、「義務教育」が生まれた背景をご存じでしょうか。
国の基本ルールである憲法でも「教育を受ける権利」が挙げられるほど、日本では教育が重要視されています。また、教育を受けることは権利ですが、親が子に教育を受けさせることは義務とされています。

9年間の「義務教育」と聞いて捉え方は人どれぞれだと思います。しかし、実は日本の「義務教育」は世界的に見て期間が長いわけではないんです。

世界的に標準となっている「義務教育」は、どのような背景から生まれたのでしょうか。

「義務教育」が生まれた背景

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日本において「義務教育」が制定されたのは、1947年(昭和22年)でした。
当時、第二次世界大戦に敗れた日本はGHQの占領下にあり、GHQからの要請で「義務教育」が開始しました。

当時の日本が施していた教育は、軍国主義や国と神道を結びつけるものだったそうです。つまり、天皇が「現人神」と言われていた時代です。
GHQが「日本の教育をいち早く改革すべきだ」と急いだのは、従来の教育が残っていると、日本がまた世界を巻き込んだ戦争をしてしまうと、GHQが考えたからだと言われています。

そのような流れで、「義務教育」の指導要領もGHQが原案を作成したものをベースに作成されました。
当時の日本が指導要領を作成すると、「天皇は神だ」とか、「日本は神の国だ」とか、「大日本帝国最強!天皇万歳!」となりそうなので、当然といえば当然かもしれません。

ここで出てくるのが、冒頭で紹介した「説」です。
端的に言うと、「日本の「義務教育」は、アメリカが日本をコントロールしやすい国に育てるために作られた」かもしれないという「説」ですね。

日本は世界でも珍しい軍隊を持たない国ですし、「日本人は協調性を重んじる真面目な国民性」というのは、以前の記事でも書きました。また、少し調べてみると名古屋大学の専門家が、戦後教育について研究されていました。

導入部分に書かれている、「日本の憲法はマッカーサーが作った説が有力であるが、当時の日本は軍国主義だったため改革はやむを得なかった。」という趣旨の記載がありますよね。

何が言いたんだって思われていると思うので、そろそろ結論を言いたいと思います。

まとめ

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今回の記事は、「日本の教育には隠された陰謀があるかもね」っていうふわっとした記事になりました。
これに関しては事実はさておき、現在の教育や社会制度も「作られた背景には、誰かの思惑や意図がある!」という考え方は大切だと思っています。

一般的に正しいと言われているルートに沿った人生を歩むこともめちゃ良いと思います。
しかし一方で、現在当たり前に存在する教育や社会制度の背景まで汲み取って、その上で自分で道を切り開いていく人生もまた面白そうですね。

しんどくでも面白そうな道を選択するのもいいですね。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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