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やってみたいこと・2022秋

新しいことを始める、といえば、やっぱり新年の1月や、新年度の4月が一般的なのかもしれない。
でも私は、秋になるとなにか始めたくなる。実際に始めるわけじゃなくても、「あれやりたいなぁ、そういえばこれも」とふわふわ思い浮かんで、紙に書き出してみたりする。
たぶん、人間の思考力を奪う暑さが過ぎて、頭がしゃっきりしてくるこの季節が好きなんだと思う。

今日は、秋のやわらかい風とまだ残っている蝉の声を受けながら、やってみたいな、といま思っていることを書いてみたい。

・お習字教室に通う

字が汚くなった。
小学生の頃お習字をしていたので、中高生くらいまでは気をつければきれいな字が書けたのだが、大学生になり、授業中大慌てでレジュメにぐちゃぐちゃ殴り書きをするようになったら、取り返しがつかなくなった。ゆっくり書くということがもうできないのだ。

以前文通をしてくれた人は、書道部で、きれいな色の万年筆でうっとりするほど端正な字を書くのだった。自分の殴り書きがいつも恥ずかしかった。
だから、十数年ぶりにもう一度お習字をして、きれいな字が書けるようになりたい。

・自転車を買う


自転車といっても、ロードバイク。
お付き合いをしている人はサイクリングが趣味で、車で行くような距離でも自転車で行ってしまう。
そこまでは無理でも、休みの日に二人で少し遠い公園に行って、お弁当を食べて帰ってくるなんて素敵だなぁと、付き合い始めた5年前から思っているのだった。

狙っている価格帯は10万円くらいで、本気で買おうと思えば数ヶ月のバイト代で買えたはずなのだが、いろいろ理由をつけて買わないまま、付き合って6回目の秋(自転車シーズン)を迎えてしまった。
やる気がないと思われても仕方ない。反省しつつ、今度安定したお仕事が見つかったら、次こそは自分のお金で買うつもりでいる。

・ギターを再開する


高校生のときからの私の密かな趣味が、アコギである。真面目に練習しないのでちっとも上達しないが、好きな曲をじゃかじゃか弾いて歌うのは楽しい。
なんとなく気が向かなくて、ここ数年は触らなくなってしまったので、今度の引っ越しを機に再開しようかなと思っているところ。防音のよさそうなおうちなので。

・お裁縫を趣味にする


私の母は古き良き昭和のお母さんで、編み物、お裁縫、お菓子作りなどが趣味である。
子どもの頃から憧れて、私も編み物をやろうとしたが、編み図が読めなくて早々に挫折した。それに比べるとお裁縫はとっつきやすく、子ども用の手芸本を図書館で借りてきては、あれこれ作って母に押しつけていた。
そのうちの一つが、いまも現役で使われている。フェルトでできた針入れである。
母は「これは大傑作だよ」と言い、裁縫箱に入れてずっと使ってくれている。

たくさん刺せるのがいいらしい
パジャマのボタンで留まるブック型

大きくなって他の遊びを見つけると、裁縫キットを取り出すのは服のボタンが取れたときくらいになってしまった。
でも、「お裁縫が趣味」って女の子らしくて素敵だなぁと思うので、またやってみたいと思っている。
刺繍キットを買ってやってみるのが手軽でいいかな、と思うけれど、気に入る絵柄のキットが意外と見つからない。
あとは二ヶ月前に、買ったまま放置していたトトロのぬいぐるみキットを作り始めたまままた放置しているので、まずはその完成を目指したい。

刺繍は元から。縫い合わせただけ




とりあえず、いま思いつくのはこんな感じ。
どれも本当にやりたいと思っているけれど、実行に移すのはいつになるかわからない。
でも、やらなきゃいけないわけじゃないし、始めたいときに始めればいいのだ。
秋は、まだ始まったばかり。

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