篠目垂

お寺・神社/美術館/南北朝時代/関西/大体毎週日曜更新です。

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お寺・神社/美術館/南北朝時代/関西/大体毎週日曜更新です。

最近の記事

最近行った展覧会(2024.10、兵庫・京都)

前回の記事で「次回からは日曜毎週更新します!」と書いたにも関わらず、先週更新せず今回は土曜日に更新しています。この体たらくよ。前者の理由はなんか自分の文章つまんねえ~の時期に入っていたのと、後者は明日出かけるので更新ができないためです。 でも神戸の美術館うろうろ編は途中まで書いていたので、ちょっと付け足して最近行った展覧会まとめとして出そうと思います。気になる展示があれば是非行ってみてください。会期終了が近い順にしています。 生誕140年記念 石崎光瑤(京都文化博物館)

    • 宮島/CoC/アート島/琵琶湖一周。遊びまくりの1ヶ月振り返り

      お久しぶりです。篠目垂です。note更新をサボりにサボりまくっていました。毎週日曜日更新とは一体。 理由は単純で、ずっと遊んでいたからです。毎週のように休日に用事が入っていて、また平日も会社の人と飲んだりしていたので、記事を書く余裕がありませんでした。なので、note更新していなかった間何をしていたかまとめて記事にしてしまおうと思います。長いので、気になるところだけ読んでいただく形で問題ありません。 広島&宮島に行った 数年連絡を取っていなかった友人から突然「宮島に行きた

      • 御朱印帳で振り返る神社仏閣めぐり 2冊目

        前回 今回は南北朝時代関係の神社仏閣少なめです(ないとは言っていない)。 2冊目は東大寺の御朱印帳だ。 前回の御朱印帳がなくなったため急遽購入したものだが、椿の柄で可愛くて気に入っている。 1.東大寺(奈良) 確かこの時は、修学旅行に訪れて以来の東大寺だった。コロナ禍でガラガラの東大寺に痩せた鹿が沢山いたのを覚えている。東大寺は私が言うまでもなく超絶素晴らしいお寺だし、行って欲しいと言うまでもなく皆訪れる場所だろう。 2.東大寺法華堂(奈良) 個人的好き仏像トップ

        • 醍醐寺、曜変天目、保護猫。久しぶりの大阪散歩

          7・8月は諸々あり忙しく、そして容赦なく暑かった。外出したくないというよりも、外出できないと言った方が正しい。 しかしどれだけ引きこもっても出かけなくてはならない用事はある。期間の決まった展覧会である。ちょうど8月終わりの展示が大阪で2つあったので、まとめて観に行くことにした。 大阪中之島美術館 「開創1150年記念 醍醐寺 国宝展」に行った。 醍醐寺は行ったことがあるので、どんなものが展示されているのか楽しみだったが、仏像はほとんど醍醐寺の霊宝館でも見られるものだった

        最近行った展覧会(2024.10、兵庫・京都)

          お盆休みに行った名古屋の思い出

          お盆休み、友人と名古屋旅行をした。名古屋は何度行っても良いものだ。 暑すぎて途中離脱したのと、1日目はほとんど前回と変わらない旅程だったので、写真でざっくり振り返ろうと思う。 ひつまぶし花岡、再訪。明らかに自分の舌が肥えたと感じた食べ物である。下手に他のひつまぶし屋さんに行けなくなってしまったくらい美味い。 喫茶ボンボンのチョコケーキとレモネード。ここも来るのは2回目だ。安くてちょうどいい味で昔ながらの雰囲気が味わえる好きな喫茶店。 何回も名古屋に来ているのに初めてMI

          お盆休みに行った名古屋の思い出

          琵琶湖博物館のブラックバス天丼が美味しいというだけの話

          すみません。まとまって記事を書く時間がなったので今回も好きな飯の話をします。 滋賀県の草津市にある琵琶湖博物館を知っているだろうか(温泉で有名な群馬の草津町とは全然別の場所なので注意)。 琵琶湖の歴史や水辺に住む人間の暮らしの様子というTHE博物館っぽい展示から、実物の水生動物の飼育(剥製もある)など水族館っぽいことまで広く行っており、ゆっくり見たら半日以上は潰れる大きな博物館である。滋賀に訪れたら寄ってみると楽しいかもしれない。 ここには「にほのうみ」というレストラン

          琵琶湖博物館のブラックバス天丼が美味しいというだけの話

          御朱印帳で振り返る神社仏閣めぐり 1冊目

          以前の記事で御朱印集めが趣味かつ三冊目がいっぱいになって新たな御朱印帳を探しているという旨の文章を書いた。なんとなくキリが良いので、今まで御朱印をいただいた神社仏閣を振り返ってみようと思う。一気に全部書くと長くなるので、まずは一冊目の記事になる。 ちなみに、私が御朱印をいただく基準は①日本史の南北朝時代に関係する史跡(南北朝時代好きかつ足利尊氏限界オタク、専門的なことを知りたいというよりは現場に行って存在を感じたいタイプ)、②個人的にとても気に入ったところ、なので行った場所の

          御朱印帳で振り返る神社仏閣めぐり 1冊目

          京都で一番好きなラーメン屋さんについて語るだけ(麺匠 たか松)

          梅雨のだるさが回復しないまま度を越した暑さの中に放り込まれ全く外に出る気力がないので、今回の記事は私が京都で一番美味しいと思っているラーメン屋さん(というかつけ麺)の紹介記事になります。このお店を知ってからラーメンの美味しさの基準が引き上がってしまい、新しいお店の開拓をするくらいならここに行きたいと思うようになってしまった。そのくらい好き。 麺匠 たか松 四条店 何がそんなに好きなのか3つ理由をあげていく。 ①麺がうまい 写真の通りラーメンというより蕎麦みたいな感じの麺

          京都で一番好きなラーメン屋さんについて語るだけ(麺匠 たか松)

          逃げ若アニメ1話の感想と京都の尊氏関連史跡紹介

          お詫び 7週間なんだかんだで更新できていたnoteの更新が先週途絶えました…。理由は飽きたとかではなく、梅雨に突入したことによる気圧低下と日照の無さで完全にダウンしたためです。つらい。また今週からぼちぼち更新しますがいかんせん暑すぎるのとちょっと忙しいのとで散歩は少なくなるかもしれません。 今回はゆるい雑談みたいな内容です。 逃げ若アニメが始まった! 『逃げ上手の若君』のアニメが昨日スタートしましたね!生きているうちに南北朝時代がアニメ化するとは思ってませんでした。ハマ

          逃げ若アニメ1話の感想と京都の尊氏関連史跡紹介

          【エッセイ】いかにして私が東京から京都に引っ越したか

          今月で東京から京都に引っ越してから3年が経過した。引っ越してきた当初は、初めての一人暮らしが辛くなって東京に戻るのではないかと思っていたが、3年間ホームシックになることもなく楽しく過ごせている。この記事では、なぜ京都に引っ越したのか初心を思い出つつ、京都住みの良いところについて書いてみることにする。 なんで京都に引っ越してきたの? まず、実家暮らしを20年以上続けていた私は、単純に生活力が全くなかった。家事をほぼせず、自分が月にいくら使っているのかもろくに把握していない。

          【エッセイ】いかにして私が東京から京都に引っ越したか

          蒲郡の海とチベット仏教、一泊二日名古屋旅その2

          一日目はこちら ホテルはどうしても眠りが浅くなる。自然と早くに目が覚めた。 朝ご飯付きのホテルではあったが、名古屋に来たら小倉トーストを食べたいということでチェックアウトして外に出る。 神宮パンというお店に来た。食感はもちもちだが、くどすぎない美味しいパンだった。目的地周辺に昼ごはんを食べられそうな店がなかったので、持ち帰りのパンを買っておく。 熱田から1時間電車に乗り、蒲郡に到着した。15分ほど駅から歩くと、竹島水族館がある。 最近リニューアルした影響なのか、元々

          蒲郡の海とチベット仏教、一泊二日名古屋旅その2

          名古屋名物を食べまくろう、一泊二日名古屋旅その1

          名古屋欲が高まりすぎていた。名古屋に行って、美味しいものを食べまくりたい!そしてあのごちゃごちゃしたまちを歩きたい!!という思いが我慢できないレベルにまで達していた。ついにホテルを取り、行きたい所を調べまくり、電車に乗り込む。 京都から新幹線で30分。着いた瞬間、新幹線ホームのきしめんを食べに行く。住よしというお店だ。インターネットのどこを見ても名古屋のきしめんはホームのものが一番美味しいと書かれていたので絶対に食べようと決めていた。食券を買い、少し待つと店内に入ることがで

          名古屋名物を食べまくろう、一泊二日名古屋旅その1

          松尾大社展と京都水族館、京都住みの土日その1

          前回のあらすじ 葛井寺の格好良い御朱印帳に一目惚れして藤井寺まで行ったが、普通に在庫切れだった。 新たな御朱印帳を求め、京都水族館に向かうことを決めたが若干嫌な予感がしなくもない。果たして無事手に入れることができるのか…? 土曜日 水族館は人の少ない夕方に行きたかったので、先に京都文化博物館の松尾大社展に向かった。松尾大社は神像が面白く、庭がきれいだった思い出が残っている。 展示構成は書状が中心で、最後に神像が展示されていた。足利尊氏と光厳上皇の書状があった。両方しっか

          松尾大社展と京都水族館、京都住みの土日その1

          観光難易度A級シティの「千手」観音、大阪・藤井寺周辺散歩記録〜南北朝時代を添えて〜

          ※この文章は、日本史の南北朝時代に関係するものを見ると大興奮する人間が書いていることをあらかじめご了承ください。 御朱印集めをしている。とはいっても、行ったお寺・神社全てでもらっているわけではなく、南北朝時代に関係していたり、気に入ったり、生きているうちに二度は行けないだろうと思ったところのものをいただいている。最初にいただいた大覚寺の御朱印の日付が平成28年だったから、もう8年も地道に続いている趣味になる。 気がつけば、3冊目の御朱印帳があと数ページになっていた。新調し

          観光難易度A級シティの「千手」観音、大阪・藤井寺周辺散歩記録〜南北朝時代を添えて〜

          ウォンバットと地蔵菩薩の誘惑、大阪・池田散歩記録

          数年前の暮れ、とある美術展に行った帰りのことだった。館内に飾ってある他の美術館のポスターを眺めていると、見たことのない美術館の名前が目に入った。 逸翁美術館…?大阪なら全然行けるし、開催されている展覧会も楽しそうだ!行こう! しかし、問題は会期があと数日しかないことであった。美術館への行き方をGoogleで検索する。最寄り駅は、阪急宝塚線の池田駅。美術館だけを目的に行くにしては、若干遠い。今回は諦めて別の機会にしよう…と、その時はとぼとぼ帰路についたのであった。 そして数年

          ウォンバットと地蔵菩薩の誘惑、大阪・池田散歩記録

          逃げ若から始まる北畠顕家関連史跡巡りin大阪

          日本史の南北朝時代が好きだ。鎌倉時代と室町時代に挟まれた、政権争いの流れが意味不明な日本史の中でもドマイナーな時代。でも南朝北朝問わずどの人物も魅力的だ。特に足利尊氏については推しを通り越して限界オタクに近い。 にも関わらず、週刊少年ジャンプで連載中の『逃げ上手の若君』を最近まで読んでいなかった。南北朝時代は好きだが、あまり歴史ものに触れたことがなかったため、楽しめるか分からず途中まで読んでそのままにしていたのである(同じ理由で大河ドラマの太平記も鎌倉幕府が滅亡したところで

          逃げ若から始まる北畠顕家関連史跡巡りin大阪