2021年10月の記事一覧
綺麗な着物を着て笑顔で写っている。なんて他人事のように感じるほど幼少期と今の自分の違いに辟易する。どうしてこんなに愛くるしいこの子から今のカビの生えそうなほどじめじめしている私に出来上がったのか。そんなことをぐるぐる考えながら、思い出の整理。これだからいつまでも片付かないんだ。
いつの間にか眠っていた。起き上がるとブランケットがかけられてた。いつもなら少しの物音でも目が覚めるのに。よっぽど疲れてたんだ。こんな時一緒に住んでるとこういう小さい幸せがいっぱい転がってる。だってほら、あの子がこっちに気づいた。コーヒーを入れてくれるんだって。いつもありがとう。
ゆっくりゆっくり自分に言い聞かせるものの、焦る心がどこからか顔を出す。気づいた時にはゆっくり深呼吸。
力強い一歩も他人から見たら半歩に見えるような一歩でも大事な一歩。だから大丈夫と心に刻んで今日も笑顔で過ごす。
「心はいつも青空」いつか聞いたこの言葉はもう私に刻まれてるのだから。
「好き」呟く声は届かない。
届けたい。届けようとしたというより、口をついて出た言葉。口にしないと自分が潰れてしまいそうで苦しかった。ただそれだけ。
声にしてしまえばこんなに楽になるなんて。そう思っても伝えることに臆病になって、1人で呟くことしかできない私は、まだ前に進めない。
物語綴り
窓際でソファを背もたれにしてコーヒーを飲んでいると
ローテーブルに置いているスマホに一件の通知
片手に持っていたコーヒーを置いて通知を見る
そこにはなてことないメッセージ
そのメッセージに思わず笑ってしまった
だけど理由もなく沈んでいた自分には
水の波紋が広がるように
気持ちを明るくしていく
それだけで今日は少しいい日になった感じ
「ありがとう」
心の中でお礼を言って
会話を紡いでいく
思考がふわふわ。久しぶりの高揚感。色んなことが楽しくって心地がいい。
普段と違う心地にいつもより沢山の笑顔が周りに溢れてる。あぁ、
居心地がいいなぁ。ゆっくりまったり雰囲気に溶け込んでいくような素敵な感覚。解散を惜しむ声があるけども、これで解散!今日も素敵なひとときをありがとう。