物語綴り

窓の外をを眺める。
季節の移り変わりがそこにはあった。
あんな青々としていた庭の木がこんなに色鮮やかになっていたなんて、そういえば肌に感じる温度も少し肌寒くなっていた。
どれだけ自分にいっぱいいっぱいで、外を見る余裕がなかったんだろう。
あれからどれだけの時間が経ったかはめくることをしなくなったカレンダーだけが知っていた。

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