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2022年度、超個人的総括

さぁ、今年度もこの時期がやってきた!
年度末総決算。
そして、来年度への意気込みを宣言していこうではないか!
そんな今日は、修了式。ちょうど良い日だ。

ちょっと振り返る前に2021年度の総括(以下にURLを貼っておきました。)で話していた、今年度の目標は達成できただろうか。まずそれをチェックしておきましょう。個々の総括については以下でやるとして、まずはザっと振り返る。

2021年度から振り返って

こうしたフィードバックは、ちゃんとしていかないと有言実行したのか、どこまで到達できたのかわからないまま、ダラダラとまた一年が過ぎ去ってしまう。これは良くないなと思いから。
ということで、昨年度のnote。

昨年度の総括のなかで、今年度の目標・意気込みとして、こんなことを話していた。

来年度は、もう少し、問いを見極めて、しっかりと解いていくということをしたいと思う.今年度は、「やりたいと思ったことは、やってみる」という感じだったので、もう少し冷静になろうかなと。もちろんそのモチベも大事にしながらだが、なにもかも中途半端、あるいはギリギリを突っ走っても一つ一つの完成度が下がってしまうので、そこはしっかり完成度を高くしたことをアウトプットしていきたい.

そして、やはり来年度一番のプロジェクトは修士研究なので、そこを主軸に、学生であることを活かしつつ活動していければと思っている.

あとは、自分的PDCAサイクルを早く回すという話をした気がするが、早くはできるようにはなったが、一つ一つのレベルを挙げられていないので、しっかりは計画(Plan)し、行動に移す(Do)することを忘れないようにしていきたい.

2021年度、超個人的総括より

さあ、どうだろうか。
自分の評価を自分で行うのは難しいし、評価というのは人がするものなので、達成感にすぎないということははじめに言っておく。ひとまず、一番自分の研究室生活の成果を客観的に知っているであろう先生に評価してもらいたい所だが、頭の中に一時的に憑依させて考えてみると、どうだろうか(笑)

まず、問いを見極めて、しっかりと解いていくこと。
『自分ではどれぐらいできたと思った?笑』とか言われそう。いや、それ、できていないけど自分自身ではどう思っているのかと言われているようにしか思えない。。まあ、ぐうの音も出ない。
『結局、色々中途半端じゃん。』「あー、そうですね…(特に研究室プロジェクトですよね。わかってますよ(以下略))。」憑依させるんじゃなかった。

丁寧に解いて、積み上げようとはしていた。数年前のように、ちょっと感触が悪かったら手を変え品を変えというスタンスではなくなってきたとは思う。建設的なものが肌に馴染んできた。積み上げていくということがどういうことで、どうすればいいのかもわかってきた、と思う。

そして特に、修士研究を軸としてコツコツやれたとは思う。
そういう意味では、修士研究はそれなりにやったと思っている。しかし点数は高くない。ギリギリセーフ?どうでしょ。

PDCAについては、計画することの大事に気付いて、やれるようにはなってきたと思う。特に修士研究は、1か月に1回の発表を有効に使いながら、わからなければ近くにいる先生にも相談しつつ、進めることはできた。もちろん、まだまだPやらDの質を上げる必要はあるけど。

総じてはどうだろう。目標達成度でいうと、50~60点?もう少しもらえるかな。
点数が全てじゃないけど、評価してもらうことで現在の立ち位置がわかることがあるし、モチベも上がる。

・・・

さて、前置きが長くなってしまったが、2022年度超個人的総括。
今年度も1.学内活動と2.学外活動の(A面・B面的に)2つに分けて、まとめておこう。

1.学内活動

1.1.修士研究・論文

具体的な研究内容は置いておくが、色々周りに回って、エリアリノベーション的な題材で論文を書き切った。しっかりやったことは外に出そうとは思っているので、出たらまた報告しようと思う。

小さな取組を連続的に行いながら、どうやったらエリア再生につながるのか、エリア全体が良くなっていくのか。そして、そもそも小さな取組を連続的・面的に行っていくためにはどうしたらよいのか。そんなことを考えていた。

様々な方法が模索されているが、その中で、不動産事業、建物の改修や企画といった取組を通じたものに着目しつつ、プロセスを把握しようとしたものと言っておく。

研究として外に出すということも考えているけど、それに加えて実例の事例研究であったので、研究を通じて学んだことや考えたことを、次は自分で考えながら取り組んでいきたいと、最近思い始めている。再現性はあるのだろうか。
知ったり勉強したりすると、やってみたくなる人なので、チャンスがあれば取り組んでいきたい。
5、10年同じ会社にいるのか、同じ会社にいながら変なことやっているかもしれないし、普通に会社員やっているかもしれない、独立からの起業はしないかなw。そんな感じなので、どこかで再会したら違うことやっているかも。それはお楽しみに(正直僕もわからない(笑)。しかし、そういうのはテンション上がる。企業内起業とか複業とか、ワクワクドキドキ健康的に、!)

謝辞の続きやらなんやらの雑記も書いてみた。
読んでみると支離滅裂感が否めない。まだ先のことはまとまっていないということだろう。
関わって下さった方々には、感謝です。色々聞かせて頂いた民間・行政の担当者の方には梗概を送り、激励を頂いた。嬉しかった。

1.2.伊豆の国プロジェクト

学部4年生から関わり始めて、3~4年ゆるっと関わっていることになる。ちゃんと貢献できただろうか。今年の成果物は、まだ作成中で、早く締めないとと焦りに中で、修論終わって出戻って作業している。
いやはや、これは青春なのか。とにかく考えてやって動いてる感じは青春か。
自分もそうだが、みんなクールだからな。足踏みが重い。

プロジェクト自体での学びはもちろんのこと、チームとして先生からもらったお題に対して、考えて進めていくこと、チームのマネジメントとかプロジェクトの進め方といった根本的な所に苦労したし、悩みは尽きない。ちょっとだけ書き残しておく。(読み返すとただの愚痴だったのでスルーしてもらって構いません。悪しからず)

・・・

興味があってプロジェクトに参加するわけだが、所詮は学生(自分も含めて)。バイトもあれば授業もある、長期休みには旅行・遊びにも行く。そして別にお金をもらってやっているわけでもないので、ぶっちゃけやってもやらなくても大きな責任はない。自主研究。そういった点で学生プロジェクトのモチベーションマネジメントは非常に難しい。興味があるならやれるだけやれよ。「やりたい」という前に「やっていない」のはなぜ?それは本気でやりたいとは思っていないという暗示。(※自分に対する戒めも込めて)
楽しく考えて、やっていきたいのに、そっちに気持ちが持っていかれるとイライラしてきて、本質を見失う。良くないですね。

なんとなくここにも上で書いたような空気がある。自分は違うというスタンスは良くないが、少なくとも僕は色々考える・やることが好きだし、先生の近くで色々学べる機会も中々ないので、付いていける所までついていきたい。まちづくりの実務をこの目で見て、吸収できればいいなと思いながら関わっているつもり(自分一人で抱えきれない所にはブレーキをかけてはいる。そこは自分も同類なのだ)。
せっかく関わるなら、それぐらいやらないともったいない。この街でのこの状況は今しかないのだから。それにそれぐらいの「気持ち」がないと、相手から見たらそう見えないということだって大いにあり得る。

自分一人でやっていって大丈夫な所までは良いのだが、何人かいないとできないレベルになると厳しい。同じぐらいの熱量で色々議論したくても、ガーッというと、その意見が何事もなく通ってしまう。『え、いいの?笑』と思いながら。しかしポッと出のアイデアをそのまま先生に共有されるのはやめてほしい。『とばっちり』ってやつですよ。一人でできる限界と、みんなで考えたいけど難しいチームマネジメントを痛感している。

そして、書きながら思ったことが二つある。一つ目は、自分が基本的に全部を自分でやりたいタイプだということ。自分でやった方がいいと思ってしまって、誰もやる(やりたい)人がいないから背負いこんで、結局中途半端になる。本当はもっとみんなに頼んでやってもらって、マネジメントに専念すべきなのだ。マネジメント:プレイヤー=7:3を求めて、気づいたら5:5、4:6になっている。自分の限界を知れ、ということか。

それと二つ目は、みんなの責任と覚悟が少ないこと(みんなのせいにするのは良くないことだが)。担当したからには最後までやってほしい。僕が忘れていたら『これ、やっておきました。』『こんな感じで考えるけど、どう?』とか言ってほしい。そして、自分が担当している事にはとことん考えて、自信を持って共有してほしい。

すみません。愚痴が多いですね。軌道修正します。
自分に対する戒めも含めてまとめておくと、以下の通り。そう思ったきっかけをくれた、最近見たソースも貼っておく。

・「悩むこと」と「考えること」は違う。

「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること
「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考え組み立てること

イシューよりはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 安宅さん

・集団の意思決定のできる人が少ない。意思決定し慣れていない。

しかしまあ、一つ目(自分で全部やろうとする。頼まない。)のことがあるから、二つ目(覚悟・責任が生まれない)も出にくくなっていたのかも。。どうなんだろうか。これは負の連鎖になっていそう。
一方で、意思決定したくない・するのが苦手な人がいて、そういった人に意思決定『しろ』というのもストレスかとも思う。意思決定できる人のレベルを上げるのか【私大的】、全員がそれぞ意思決定できるように底上げするのか【国立大的】。そんなこと、僕が考えなくてもいい話なんだけど(苦笑)。つい達観して見てしまうので。癖です。

シンプルに言えば、自分では頑張っていると思っているのに、上手くいかない/空回りし続ける時間が一番悲しいし、むなしい。。そこはどうにかしたいものです。

それと自分がこれからも含めて気を付けないといけないことで、もう1つ。

・本当の意味での「報連相」

ちょうどいいタイミングで、ありがとうアベプラさん!
「報告」は見たらわかる状態にしとく。早めに「相談」「連絡」できるように組み立てる。

・・・

ふー(´・ω・`)
プロジェクト全体に対する愚痴というか悩みはこれぐらいにして、今年度やったことを軽く備忘。

研究室としての今年度成果は、現在鋭意作成中。ウォーカブルです。歩きやすい街中を作っていきたいですね。うん。

それと、これは2021年度の総括でも載せた写真だが、昨年度終わりにモバイルデスクとモバイル縁側をエリアマネジメントの方と協力して設計し、地元工務店に作成してもらった。

利活用について、学生の方で色々考えることはできなかったが、少しずつ機能が足されている。目指すべき方向はどこなのか、観光案内所か、地域のコミュニティ拠点か、おそらく両方を備えるのは難しいサイズだろうか。

個人的には交通結節点でもあるので、情報の終着地点、観光や地域まちづくりの情報がここに集まってくるというのはいいんじゃないかとうっすら思っている。地域のコミュニティ拠点、まちづくりの拠点はもう少し静かな所にあった方がいい気がしちえる。こういう所は、夜な夜なまちづくりを話すには似つかわしくなくて、ちょっと表過ぎる。そういう場所はどこかにほしいな。

あとは、工事の仮囲いのデザインを、これまたエリアマネジメントとの協力で関わった。というか提案して、やらせてもらえた。
工事はもうすぐ終わるが、仮囲いの施工が遅れた関係で、大弾幕になり、書けられるらしい。かけられたら見に行こう。

実物はまだ見ていないが、後輩たち曰く、綺麗に印刷されていたらしい
いや、そこも気になるが、大きさとして内容がわかるかも見といてくれよ~w

僕は今年度で、卒業してプロジェクトからも卒業するが、薄くても関わっていけたらいいなと考えている。関係人口というとぬるい言葉だが、ゆったりしてて温泉もあるし、知り合いも多くできたので、『関わりしろ』を持てる所で持っていきたい。やってみたいことはある(ならやれよ。)。

就職すると都内のプロジェクトがメインになるが、こういう地方の活動にも関わっていくことで、自分の刺激にもなるだろう。最近、都市と地方の関係を考えはじめているし、乗っかれるかな?笑 
どう関われるのかは、少しずつ考えよう。
とはいえ、まちづくりはネイチャーだ。新鮮なうち(大きな変化が起こる前)に関わりたい。

1.3.TA(都市環境デザインスタジオ)

Teaching Assistantの略。アルバイトですね。これもちょこっと振り返る。
去年とは違って、こうしたらいいんじゃないかとここが問題なんじゃないかとか、偉そうに指摘したりして、『去年、なんでできなかったんだろう』と思って悲しくなった。

パッと出のアイデアにも妄想が膨らんで、「これやったらおもしろそうだな」とか。先生や外部の専門家の方々にも質問をしてみたり。課題がないからか、アクティブになっていた。去年よりは成長したってことかな?そう思っておこう。

最後には、報告書の表紙・裏表紙のデザインをやらせてもらって、職権乱用で自分の撮った写真をがっつり使わせて頂いた。

TAはTAで学ぶことは大きい。
去年の自分はここで悩んでいたなとか、こうやって進めていたなということが後輩の提案や進め方を見て、思い出し、「もっとこうしていたらよかったかも」とか後悔がちらちらと出てくる。

1.4.就職活動【後日談】

昨年度の総括を書いていた時には既に就職先が決まっていたので、そこでお知らせしたのだが、一応4月から新社会人になると言っているので、一応ここでも言っておこう。

来月からは某"大手"組織設計事務所の都市計画系の部署に行きます。
配属は東京です(その二文字しか、まだ通達がない。自由さを感じ身も引き締まる。色んな意味でw)。本配属(東京のどの部署なのか)はわからない。笑
まあ、4月になってみてのお楽しみなのだろう。楽しんでいこう!

そして、昨年度の総括で言っていた就活のまとめを今年度の10月ぐらいに書いた。noteにあがっている(以下、URL)

組織設計というニッチな部署は、意匠設計や都市計画から志願者が来るが、枠は一社につき数人という狭き門。パイが少ないので一般的な就活サイトに有用な情報は載ってこないということでまとめてみたわけだ。

なんとも11月ぐらいから2月(ここ最近まで)、よく読まれていて、『やっぱり情報ないよね。。』と思った。みなさんの足しになっていれば幸いです。

余談だが、新社会人が数か月たったら、#3/2を書こうかなと思っている。
入ってみたらどうだったか、みたいな話。
書ける時間があったらですがね。(フラグ)

2.学外活動

2.1.BOOK STAND WAKABADAI

春過ぎから夏にかけて参加させてもらった、若葉台団地にある書店の什器設計・施工のプロジェクト。友人が進めていた所に関わらせてほしいとお願いして参加したのだが、すごく経験になった。
これこそ青春だったかもしれない。こういう経験を大事にしていこう。

参加した段階で、大枠の設計は終わっていたので、基本的にやったことは自主施工のマネジメント(スケジュールやら各種調整)。終わってみて、いてくれて助かったと言われた時が一番嬉しい。自分は基本的に、建築デザインが専門の人と組むとストッパー役・マネジメント役に回りがちで、嫌がられる立場だと自覚しているので、そう言ってもらえると非常にありがたい。

スケジュールマネジメント諸々

周りには優秀な友人が多いので、やっぱり彼・彼女らのデザインを見ると、いいなと思うし、良くて使われる場所になってほしいなという思いが出てくる。自分の役割は、その設計意図や想いを汲んで、実現に向けて一緒に考えたり作ったりしていくことだと、最近考えている(それすなわち組織設計か否か)。このプロジェクトはそんな想いを明確にしてくれたと思っている。

一建築になりがちな問題をいかにして地域や都市とつなげていけるか、地域に開くとかコミュニティといったことを目指しているものに対してどうやって地に足ついたものにできるか。そういうことを一緒に考える人は大事なんじゃないかなと思っていて、このプロジェクトを通じて色々考えさせられた。

場をつくる人が周りにいなければ自分で動くことも辞さないが、係わってくれそうなデザイナーが近くにいるなら依頼して、一緒につくる。そういうつくり方がいいんじゃないかな。上手い協働関係はあると思う。仕事を取ってくるのが建築デザイナーでなければならない理由はない。
やっぱりなんでもやるには、要件が複雑だし、街とかも考えると考えないといけないことが多い。中々一人二人では対処できないと感じているので、上手く同盟を組んでやっていくのがコスト的にも、できるものの質的にも、いい時が多いんじゃないかな。

自分のスキルを明確にしながら、これからもそういう人たちと面白いことを考えてやっていけたらと思っている。まずはそういう機会を作っていくところから。

自主施工
大学の工房と本屋さんを使いながら
オープンおめでとうございます。
半年ぐらい経ちましたね。

たまに遊びに行こうとは思っています。
素敵な本に出会える本屋さんなので。みなさんも是非!

2.2.色んなシンポジウムに参加

今年度は、色々なシンポジウムとか展示会に参加した気がする。オンラインだけではなく対面のものも増えてきて、実地にいったものもあった。大学の諸大先輩方にお会いしたり、お話したり。ウルトラ刺激。

それと、論文書いたことないし、とりあえず学会を聞いてみようと思い立ち、建築学会と都市計画学会をオンラインで視聴した。学内の修論とか卒論を読んだり見たりしていても、毎年先生に同じことを言われながら納めた代物なので、学外ではどんな研究、論文、発表がされているのかという興味から聞きにいってみた。

結果としては非常に勉強になった。自分の修論の発表に活かされたかと言われると微妙だが、みなさんがどんな風に発表しているのかがなんとなくわかったし、色々な研究があってシンプルに面白かった。

建築学会では、小委員会の冊子の中に先生が寄稿するとのことで、お手伝いして、その内容が載っていた。自分は図面をつくったり数値をちょこっと入れただけで、それでもご迷惑をおかけしたので、毎度のことすみませんという感じなのだが、「あ、名前載っている。」とテンション上がりました。ありがとうございます。

あと、これも先生からの全体への連絡に反応して、TDA景観デザイン支援機構で大学と地域連携というテーマでちょっとお話をさせて頂きました。横浜都市デザインのレジェンド国吉さんとお話しできる機会なんてそうそうないなと思って参加。直接色々話すというよりも学生と先生が話したことに対してフィードバックをもらうという形でしたが、良い経験になりました。

改めて素晴らしい先生方に固まれた環境に身を置いていたことが身に染みて、感謝です。みんな、そのありがたみをもっと嚙み締めた方がいいよ。外の人と話すとよくわかる。

修士1年の時の目標が、「とにかくやりたいと思ったことはやってみる」的なことだったが、ここにきて、そういう考え方が、自分の身となりつつあることを実感した。素敵な方々との繋がりもうまれつつあり、それは非常にありがたいこと。

2.3.芸術・エンタメ鑑賞

ここからは段々ゆるっとした振り返り。
今年は、去年とかそれまでに比べると、映画を映画館に見に行った回数が多くなった。修論の息抜きというまでもないが、そんな感じで気になった映画を見に行っていた。

あとは、最近よくウォッチしている落合陽一さんが神奈川県立音楽堂で演奏会をやるということで、行ってきた。神奈川県立音楽堂に一度は行ってみたかったので、今だと思ったわけだ。

音楽堂はシンプルでカッコいい建築だなと思いながら、前面が駐車場だと、どうしても写真の撮りづらさはあった。とはいえ、カッコよさと要所に散りばめられたビビットカラーが差し色になって可愛らしさもあり、二つを同時に感じられる建築は大好物なので、堪能していた。

講演の中身といえば、パフォーマンスアートとクラシックをメディアアートがリミックスしているような感じ。そしてカオス!初めは何を聞かされているのかわからなかったけど、次第に心地よくなってきて、最終的には最近作業中に聞いてる自然の音とも感じられるようになっていた。こういう芸術の定期接種も悪くない。というかよかった。

それと、久々ライブにも参戦。Aimerの10周年ということでぴあアリーナに参戦してきた。あの声に一目惚れならぬ、一声惚れしたのは、高校生ぐらいのころ。『誰か、海を。』、あの鳥肌は忘れられない。


2.4.旅行・遠出などのまち歩き

今年度も色んな所に行きました。近場から遠いところまで。
今年はnoteに写真とともに、感想を載せていたので、それを貼っておく。

社会人になると、こうした時間を気にしない長旅ができなくなると思うと寂しい。お金が手に入る代わりに自由な時間を失っていく。そして時間をお金で買うようになるのだろう。

きっと、それを体感しながら、歳を気にし始めるのだろう。

・春の大横断

・夏の大横断

・近場もチラホラ

 などなど。

来年度はどこへ行けるかな。

2.5.読書

今年度の読書は研究に関連する書籍が多かった。社会人になったら通勤の時間を活用して、色々な本を読んでいきたい。読めるかな。どうかな。

ちなみに、今年度読んだ本の中で、オススメ本を以下にいくつか載せておく。

○小商い建築、まちを動かす! 建築・不動産・運営の視点で探る12事例

○不動産プランナー流建築リノベーション

○都心周縁コミュニティの再生術: 既成市街地への臨床学的アプローチ

○パーパスモデル: 人を巻き込む共創のつくりかた

2.6.note活動

そろそろ書くこともなくなってきたので、これで最後。

修士が始まるタイミングで始めたnoteというSNS。気づけば2年やっていて、お陰で少しずつ長い文章が書けるようになってきたような気がする。
書くと決めたら2000~3000字は楽に書けるようになってきたし、構成を考えてからポチポチするようになった。

しかし、どうも情報を一つに詰め込みたくなるのは性分なのでしょうね。行間を一行にしたくなっちゃう病。複雑なものは複雑なままに表現したい人なので、骨がしっかりしていないと読みにくい。情報の切り貼りをするか、詰め込む術を身につけるか。

勉強のまとめから、日々の備忘、旅行記、写真のアーカイブなど、コンセプトははっきりしないが、個人のブログ気分で続けられているのでいいかなと思っている。そこは悪しからず。

特に写真は、instagramも併用しているわけだが、あっちは、10枚の正方形写真に限られる。ベストショットは載せられても流れは載せられないという思いから、最近はnoteで投稿することが増えた。

ちなみに、記事数も1年目よりは格段に増えていて、PV数も倍近くになった。ありがたいことです。KPIはもちろん決めてないし、気にはしないようにしているが、これからものんびり投稿できたらと思います。

余談だが、組織設計の就活まとめは、初めてマーケティング的に「これはあったらみられるんじゃないか」という思いから書いて当たったテキストだった。就活していた時の組織設計・都市開発職という分野に対する情報のなさに、就活サイトからの収集を諦め、OBOGと説明会からの収集に切り替えた時の想いから書いたまとめだったが、意外と多くの人にリーチしていて、びっくりした。

来年からは社会人なので、記事数は減るだろうが、思ったことや考えたことを書き留めるためのツールとして使っていこう。

・・・

3.来年度に向けて

目標とか抱負とか(野望とか)

ざっと今年度を振り返ってみた。そういえばこんなことあったなとか思いながら、整理していると、一年は早いなと思い、こうやって振り返っていかないと気づいたら数年経ってたり、自分の成長や課題点に気づかないままにぬるっと過ごしてたりするかもなと思った。

とはいえ、まだ20代後半入り始めなので、一日は長いのだが、定期的に自分の立ち位置を言語化して次に向かおうとする行為は悪いことではないだろう。

さて、来年度はどうしようか。
社会人1年目。組織設計事務所の都市部門配属。まだそれより具体的な配属は決まっていないわけだが、9分9里都内の都市開発・都市計画に関わるお仕事。未知の世界なので抱負が立てづらい。

短期的な抱負・目標は、やっぱり、昨年度も立てたものに似ているが、『問うこと』『解き切ること』をちゃんと積み上げる。
これをデフォルトにすること。
そろそろちゃんとやって、という声は、今年頭に一番多く響いた言葉。新入社員として任された仕事はとことんちゃんとやる。『問うて』『解き切る』。『悩む』な『考えろ』。

ここでは、声高々と宣言するのはいいのだが、忘れるのも早い人間なので、これを見た人は、「今年度の抱負は達成できそう?やれてる?」と檄を飛ばしてほしい。

そういう意味で、自分の限界をわきまえることも大事なのかもしれないかも思う。自分一人でやることなら、わきまえずに諦めずにやれることだけやることもできるが、チーム仕事になるとそうはいかない。チームの中で自分が担う役割を全うことが求められるだろう。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

アル・ゴア元米副大統領がノーベル平和賞授賞式典の演説で引用し、
有名になったアフリカのことわざらしい。

・・・

あと、『吸収すること』。新しいフィールドに移るわけで、また色々な新しいことに出会うと思う。とにかく吸収。そして、それを使ってみる、試している。そんで、自分のものにしていく。そこまでしてやっと吸収したと言えるだろう。これも来年度の目標だ。

まあ、実際的な所でいうと、一級建築士の勉強とか、英語に慣れるとかかな。あとは、上にも述べたが、地域と何か目的を持って関わる、あたりかな。やれるかどうかは4月以降の状況を見つつ、頑張りたいということで列挙してみると、

・とにかく楽しく仕事をしよう(忙しいだろうが、気持ちは大事)
・一級建築士の勉強をしよう(まず一度7月ぐらいの筆記試験が目標)
・英語に慣れよう(ガリガリ勉強というよりも日常会話から少しずつ)
・色々な人々と関わろう(刺激をもらえる方々との定期交流は必須)
・地域との関わりをつくろう(個人としてのスキルセットも考えよう)

〇〇したいとか、〇〇しないといけない、と書いてしまうとプレッシャーになるし重荷になるので、〇〇しよう、にしてみた。

・・・

あと、中期的な目標、というか野望。
学んできたこと、実践していたことを、どこか違う所が試してみたい。

・修士研究で考えたエリアリノベーションや不動産事業のようなものを実践的にに考えたい。本当に事業は起こせるのか。市街地再生していくためには、どんな事業が必要なのか。そして、どうやったらその市街地再生が良いか微妙かを評価できるのか、みたいこと。
自分らしいプレースタイル・スキルセットを明確にしたい。自分は都市や街に対してどんなことをしていきたいのか。どんなことができるスキルを持っているのか、みたいこと。何が起こるかわからない時代だとすれば、自分だけで食っていけるスキルをちゃんと自分で知っておくことは大事なんじゃないかな。

ここは野望なので、〇〇したい、ということにした。本当にやれるかどうかはさておき、そんなことを最近考えている。どこまでも青春を!笑

・・・

気づいたら10000字だ。終わりにしよう。
2022年度個人的超総括、これにて終了。
2023年度もよろしくお願いします。


最後に

同期のみなさん
修了おめでとうございます。
良い社会人生活をお迎えください。
これからもこれまでのように、僕は僕で楽しくやるよ
みなさんも楽しく生きてください。また飲みにでも。

長かった学生生活が終わる
悔いはない、というか早く終わってくれw、という気持ちがいっぱい
そろそろ次に進みたい頃合いなのだ
はやる気持ちは、僕を金欠にしている
そういう意味でも早く働きたいw

そしてこの2年間で、僕と関わって下さったみなさま
本当にお世話になりました
またどこかでよろしくお願いします
あるいはこれからもよろしくお願いします

新しい出会いやら出来事が待っていると思うと楽しみだ
これこそ、今を生きる喜びだ('ω')ノ





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