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上司に怒られないための「やらないこと」7つ(3/7)

3.事前連絡を怠らない

ここからちょっと実務的な話になってくるけど、この事前連絡、ある意味「チート」っていうぐらい万能性高いと思う。

事が起こる前にあらかじめ連絡しておく(`д´ )ゞ 

ってことだから、連絡を受ける側に「準備」や「心構え」しておく時間を与えるっていう施策なんだよね。ちょっと大袈裟かもだけど、うん、なんらかの「失敗」に対する立派な施策/対策だと思う。

ちょっと昭和的な話になってくるけど、これが「ある/ない」で一番「許せる/許せない」がわかれるのが「遅刻」だと思う。

腹痛で途中下車してしまい、出社が15分ほど遅れてしまいそうです。申し訳ありません

定時前にこう来られると、いたわりの気持ちしかわかないよね。腹弱い身からすると余計に同情してしまう(この一文も余計)。ただ、これも出社定時を過ぎたあとに送られてきたメッセージだったりすると、

いや、もうすでに7分遅れとるやないかいっ。起きてから定時になるまでの何分か何時間かで一文も送られへんかったんかいっ

ってなっちゃう。

あと、実務上でよくある

それ先に言っておいてよ・・・

てのが、部下の商談に同席して質問したら「それは◯◯(←部下)さんにはお伝えしてるんですが・・・」ていう枕詞つきで回答されちゃったときね。

もちろんWEBで調べられることや、過去の議事録に書いてあること、商談前の打ち合わせで部下から聞いていたこと「以外」の質問ですよ。

今社内で使っておられるリード管理ツールは何でしょう?

とか

(お客様の)事業部内の人数は何名ほどでしょう?

みたいな、商談の肝になるような具体的なことで、「聞いてるならば当然事前に教えてくれてたはずだよね」っていう内容、に関する質問ね。

まぁ上司だったらそこは自分から聞いておけよ。っていう自戒は当然するんだけど、やっぱり部下たるもの、お客さんのアカウントエグゼクティブたるもの、基本情報というか、商談の際の「材料」になるようなものは全部事前に上司に渡しておいて、高度な戦略とか、経験に基づいたクロージングみたいなところに全集中してもらう方が、「上司(道具)使い」としてスマートなんじゃないかな、と思う。

また、上司は部下からすると道具(この記事の最後の方でも言ってたこと)だけど、お客さんからしてみたら、「仕事を任せる会社そのもの」っていうとらえかたをされる。なのでなるべく失敗させたらダメなんだよね。

てことで、自分の知ってることを「事前」に伝えるだけで失敗を許されたり、勝手に周囲ががんばってくれる、みたいなことが往々にしてある。

逆に「事前に伝えない」だけで起こる事故があったり、そこに人を巻き込んじゃうことまであったり、どどーんと評価が下がっちゃうみたいなことはそれ以上にある。

これも他に「やらないで」って言っていること同様「怠らない」っていう意識だけでやれることだから、ぜひ明日からでも実行してもらえると嬉しい。

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