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足部・足関節の運動療法


今回は、足部・足関節の運動療法について。

足部には体の4分の1の骨が存在しているということもあり、基本動作を行う際にも基本的には地面に接している部位としては足部しかありません。


足部が重要なことは理解している方も多いと思います。

足部疾患だけに限らず、膝関節・股関節疾患を診る機会も臨床で多いですが、どの疾患にしても必ず毎日診ない日がないのが足部です。


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そして、ピラティスを運動療法で行っていたりしますが、画像に映っているくらいのアイテムしかスタジオには置いてないので、足部の運動療法に関しては、ピラティスの教科書に載っているようなエクササイズは行っていないです。


このコラムに関しては…

足部の中でも重要になってくる後脛骨筋と腓骨筋から考える運動療法ということを中心に解説をしていこうと思います。


後脛骨筋の運動療法について

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足部の筋肉に関しては…

起始と停止の関係性を把握することも必要ですが、特に「停止部」をしっかりと把握して押さえてくことが運動療法を行う際には重要になります。


後脛骨筋の停止する骨として…

・舟状骨
・内側楔状骨
・中間楔状骨
・外側楔状骨
・立方骨

これらの骨に付着しており、見ての通り複数の骨に付着するのが後脛骨筋になるため、後脛骨筋の運動療法の重要性が理解できると思います。


後脛骨筋の運動療法のポイントとしては…

底屈と回外作用があり、特に回外作用がしっかり優先的に入る様に考えてエクササイズを行っていくことが大切になってきます。


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上記の画像の様に…

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