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2021年のイースターまでの教会暦 ~年によって日にちが変わります

 クリスマスや公現祭を過ぎ、1月も後半にさしかかると、私はいつも「今年のイースターは何日だったかな。灰の水曜日も調べよう」と、ネットやクリスチャン用のカレンダーなどで確認し、自分の手帳に書きうつします。

 キリスト教の多くの教派では、クリスマスは12月25日、公現祭は1月6日に記念していて、日にちが変わることはありません。それに対して、イースターとその関連行事は、毎年日にちが変わります。

 日本で市販されている一般の手帳には、クリスマス以外、キリスト教の行事はほぼ出ていないので、イースターのような移動祝祭日は、自分で調べて書き足すようにしています。
(ちなみにハロウィンは、古代ケルトが起源の行事。キリスト教由来ではないです)

 2021年のイースターまでのスケジュールを、今日調べました。カトリックやプロテスタントの多くの教派の場合です。

2月17日(水) 灰の水曜日 ※受難節(レント)の始まり
3月28日(土) 棕櫚の主日(枝の主日) ※受難週の始まり
4月1日(木) 聖木曜日(洗足木曜日)
4月2日(金) 聖金曜日(受難日)
4月3日(土) 聖土曜日
4月4日(日) 復活祭(イースター)

 灰の水曜日の前には、謝肉祭(カーニバル)を行う国もあります。リオのカーニバルが有名ですね。リオのカーニバルについては、2021年は新型コロナウイルスの影響で、当初7月に延期が検討されていたようですが、中止が発表されたというニュースが出ています。

 残念ですが、人びとの健康を守るための決断ですね。

 いままでどおりのことができない状況は、もうしばらく続きそう。でも、いつもとは異なる状況だからこそ、できることもあると考えて、イースターへ向かう期間、思慮深く過ごせたらいいなと思っています。


◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、Angie-BXLさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。





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