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リアルの自分を取り戻したい、と思って瞑想を日課にしています

  少し前から、毎日時間をつくってゆる~く瞑想をしています。瞑想というとスピリチュアルな感覚をイメージされるかもしれませんが、私の場合、目的は逆。リアルな自分を取り戻したい、と思って始めました。

 というのも、毎日仕事でパソコンに向き合っている時間が長く、人とのやり取りはメールやビジネスコミュニケーションツール、ビデオ会議がほとんど。WEB検索で調べものをする機会も多いし、気分転換といえば合間にnoteをのぞいたり……といった具合。
 そんな日々を続けていると、自分自身の一部(というかけっこう大きな部分)がPCの向こう側のデジタル領域にあるような気がしてきて、まずいなあと思っていました。

 そこで、ふと思い立って始めてみたのが瞑想です。

 寝る前の空き時間などに、部屋を間接照明だけにして、マットレスなどのやわらかいものの上で楽にあぐらをかきます。手の平を上に向けて左右の膝の上に置き、目をつぶり加減にして鼻からゆっくり息を吸い、口から細く長く吐いていく。それを静かに繰り返します。
 これはあくまでも、私が実践しているやり方です。瞑想の方法はいろいろあるのだと思いますが、私はとにかく「そういう時間」を持つことを大切にしているので、きまりごとにはこだわらないで自分が続けやすいよう自由にやっています。
 途中から、呼吸はそのまま続けつつ腕や脚を軽くストレッチしたり、疲れているときは仰向けにねそべったり。窓を少し開けて外の音を聞きながら、というのが個人的には気に入っています。
 10分くらいで飽きるかなと思っていたら、気がつくと20~30分くらい時間がたっている場合も。

 そうやって瞑想していると、いまここにリアルに存在している自分の肉体がだんだん確かなものに思えてきて、気持ちが落ち着きます。

 意外だったのは、翌朝の気分が以前よりも軽いこと。実は毎朝、目が覚めたときは気分が重いのが日常でした。もうずっと以前から(若いころから)そうなので、基本的にそこから1日をスタートさせるのが私の試練なんだなと思っていたのですが、いくらか改善されて楽になったのは思わぬ副産物でした。

 無理のない範囲で、しばらく続けてみるつもりです。 

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
kuwagatg_bassさんの作品を使わせていただきました。
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