感謝を捧げる対象がある、という平安

 今日は夫と一緒に、茶白の子(猫)を動物病院へ連れて行きました。けっこう元気に活動しているのですが、月曜からおなかの調子を崩していて、この猛暑のなか脱水状態にならないか心配ですし、大きな病気が隠れていたらいけないと、思い切って出かけました。

 結果、たぶん内臓の大きな病気ではないだろうということで、水分補給の皮下点滴と吐き気止めの注射をしていただき、飲み薬を処方してもらって帰ってきました。ほっとしました。

 とはいえ、出かけるときがたいへんでした。
 のんきな性格の茶白の子は、キャリーバッグには自ら入ってくつろいでいたのですが(笑)、扉を閉めたとたんに「何するのー!」と鳴いてあばれて大騒ぎ。ひとりでお留守番となるサビの子も、異変を感じて今生の別れのように鳴き始め、人間ふたりは胸締め付けられる思いでした。

 ふだん、こんなに仲がいい2匹ですからね。

 引き離さないで! という気持ちがひしひし伝わってきて、切なかったです。かといって、一緒に連れて行くわけにはいかないですし。
 もしまた1匹を病院に連れて行くようなことがあったら、夫か私のどちらかひとりが残ってあげないといけないね、と話しています。

 そんなことがありつつも、無事に帰宅でき、いまは全員(ふたりと2匹)、落ち着きました。
 行き帰りのタクシーの運転手さんも、動物病院の先生やスタッフさんも、みなさん親切にしてくださって、感謝でした。もちろんご本人さまにはその都度、お礼を言いました。さらにこんなとき、「神さまに感謝だね」と夫と言い合えることが、恵みだなあと感じます。
 直接関係してくれた人に感謝をするだけでなく、天の大きな存在に向かって感謝を捧げる。その対象があるということは、自分の心を楽にしてくれる部分がありますし、信仰のありがたさだなあと思います。 

あなたが計らってくださいますから とこしえに、感謝をささげます。御名に望みをおきます あなたの慈しみに生きる人に対して恵み深い あなたの御名に。
(詩編52:11 聖書 新共同訳)


◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、HanaKokoroさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。

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