黒猫が好き ~聖書に猫は出てくるのか
8月17日は、「黒猫感謝の日(Black Cat Appreciation Day)」でした。不吉とか写真に撮りにくいなどの理由で敬遠されがちな黒猫の魅力を、多くの人に知ってもらいたい、そんな願いから制定された日だそうです。なんて素敵な日!
私は黒猫が大好きです。
20代のはじめに、はじめて一緒に暮らした猫が黒猫でした。札幌~小樽~横浜と移り住んできた私にずっと寄り添ってくれた、かけがえのない存在でした。
その子が天に召されたときは、世界が終わってしまうと感じたほど。でも、その子が全力で「もっと人間と交流しろ」と、臆病な私の背中を押してくれた、そう考えて頑張れました。
私にとっては特別な黒猫です。
その後も保護猫を迎える機会があり、いまも猫と暮らしています。不思議なことに、タイミング的に黒猫とは縁がなく、いままで飼った猫はみんな異なる毛色です。
再び黒猫と暮らしたい! とは思うけれど、天に召されたあの子になんとなく申し訳ないような、ちょっと複雑な気持ちも。
いまのところは、noteで黒猫の写真を見るのが楽しみです。見つけると、迷わずスキをつけてしまいます。
ところで、聖書に猫は出てくるのかなと思って調べてみました。
日本聖書協会の本文検索で、「新共同訳」を選択し、「猫」と入れて「検索する」のボタンを押すと……。
1件がヒットしました。
その体や頭の上を、こうもりやつばめ、小鳥が飛び交い、猫までやって来ます。(エレミヤの手紙00:21 新共同訳)
「エレミヤの手紙」は、私が所属しているプロテスタントの教派では外典の扱いになっていて、聖書には収録されていません。
つまり、私の手元にある聖書には、猫は出てこないということですね。残念。
それにしても上記の一文、「こうもりやつばめ、小鳥が飛び交い、猫までやって来ます」という情景は、一見するとなんだかほのぼのとした印象ですが、どんな場面なんだろう。
エレミヤの手紙を読んでみたくなりました。
◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、くろねこ(kjmt)さんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。
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