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運気の底でみつけるもの ~「ありがとう」と「愛してる」

 四柱推命と九星気学の占いでみると、私は今、人生で最も運気の低い(弱い)谷の底のようなところにいる。
 今年は天戦地冲という、60年に2度くる波乱の年。いろんなことに破壊作用が起こって、人生を再考するタイミングになるという。
 なかでもこの9月は九星気学で大凶、折れ線グラフにすると運気が底辺についてしまっている感じ。
 他の占いを加味してみても、どうやら今月は、これまでの人生の中で自分自身のエネルギーが最弱になっているのでは? という状況だ。

 たしかに、仕事でもプライベートでも今年は変化が起きている。
 そして、対応し続けることに疲れてしまったのだけれど、9月のエネルギーが人生最弱なら、いまは自分からジタバタ動かないほうがいいのではないか、というかむしろ休息することが必要なのではと思い至った。
 ただ、そんな運気のときだからこそというべきか、ジタバタしたくなるようなことが降ってくる。でも、それが試練なのかもしれないと考えた。いっそ動いてしまったほうが気が楽になるところを我慢して、あえてじっとしていることが学びだという判断もできるだろう。
 流れに身をゆだね、「なんとかなる」と自分に言い聞かせて、時を待つ。
 それは自分を見つめ直す時間でもある。

 意識しているのは、「ありがとう」と「愛してる」という言葉を1日に何度も使うこと。
 朝パソコンを起動させるときも、心の中で「いつもありがとう。愛してるよ」とマシンに語りかけている。

 2匹の猫たちにも、ことあるごとに「ありがとう。大好き。愛してる」と話しかける。
 もちろん、夫にも何度も伝える。

 それらの言葉を使うのは、身のまわりに感謝と愛をみつける作業でもある。
 たとえば夜、眠る前に「今日は何回、ありがとうと愛してるを言えたかな」とふり返れば、いまの自分がどれだけの幸せを手にしているのかが見えてくる。
 運気の底にいても、光の輝きやあたたかさを感じることはできるのだ。

 実際、「ありがとう」と「愛してる」は、伝えられたほうだけでなく、発した本人を幸せにしてくれる魔法の言葉だと思う。


◇見出しのイラストは、みんなのフォトギャラリーから
mioartyさんの作品を使わせていただきました。
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