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つぶやき

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毎日のつぶやきのまとめ ブログ記事にする前の、気づきの記録
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#コミュニケーション

私が伝えるときに心がけていること
それは、何を伝えるかより、どのように伝えるか

人は視覚情報から多くのことを判断する
どんな表情で、どんな態度で、どんな姿勢で伝えるかが大切だ

だが、それ以上に大事なことがある
それは、なぜ伝えるのかということ
伝える動機を話すと想いが伝わる

「先日、入居者を怒らせてしまいました」
「何があったんだい?」
「早くお部屋にお戻りくださいと、注意したんです
うちの施設のルールだし、私が悪いとは思わなかったのですが…」
「そういうときは、就寝時間の21時になりました、と言う方がいい」
直接行為を促すより、ルールとして伝えよう

ドラえもんは、何でも解決できるけど、ネズミが苦手
のび太は、あやとりが得意だけど、どじでノロマで間抜け
しずかちゃんは、可愛いけど、バイオリンが下手
ジャイアンは、情に熱く仲間想いだけど、歌が下手
スネ夫は、お金持ちで世渡り上手だけど、オネショをする

キャラクターの個性は…

怒っている人
クレームを言うお客様
新しく会社に入社した職員
新しく老人ホームに入居した高齢者様

これらの人を前にしたら、これを意識して向き合いたい

安心感こそ、幸せの土台

「もう娘は施設に会いに来ないし、私のことが煩わしいんだろう」
「そんなことないですよ!娘さんはお母さんのこと想ってくれてますよ!」
これは励ましの否定

「そう思われてるんですね
私はね、娘さんは、遠く〇〇さんのことを想ってらっしゃると思いますよ」
これはアイメッセージによる肯定

「あなたのために言っているのに…」
自分が重要だと思うことを、大切な人がやってくれないことがある

そのとき大事なのは、相手の課題に踏み込まないこと
相手が責任を負うものであれば、決断は相手に委ねよう

たとえ、それが相手を思う気持ちからだとしても
助言ではなく情報提供に徹しよう

人材マネジメントにおいて、不安と不満の取り扱いには注意が要る

不安は吐くことで解消され、不安要素を除くことで心理的に安心して仕事に励むことができる

不満は吐くことで中毒化し、繰り返し口にすることで職場の風紀が悪化していく
不満は改良の種になるが、吐くものではない

「親しき仲にも、感謝の言葉は口にすべきだ」
「感謝は言葉にするよりも、実際の行動で示すべきだ」

二人は互いに感謝してるのに、感謝を表現するかたちが異なるのですれ違う

コミュニケーションエラーが起きるのは、自分の主観を相手に求めるから
愛のカタチは人それぞれ
お互いを尊重しよう

「今、どんな気持ち?」
自分の気持ちに素直に耳を傾けて来なかった人ほど、気持ちを表現する代わりに正しさを主張する

正しさは、時と場所によって変わるもの
人の数だけ正しさがある

大切なのは、その時どんな気持ちになっているのか
気持ちを伝え合うことが、本当のコミュニケーションだ

「過去と他人は変えられない」
だが、それは他人に何も望むべきではないということではない
相手にしてもらいたいことは素直に言葉にしてもいい

大切なのは、何を変えてもらいたいと伝えるか
変化の依頼は行動だけにしよう

考え方や価値観、感情の変容を促すと、自己否定された気持ちにさせる

「会議をする意味がありません」
成果の出ない会議ほど無駄な時間はない
良い会議は良い会話によって生まれ、良い会話は良い雑談によって生まれる

すぐに正解に辿り着こうとすると、会議は行き詰まり場は硬直する
雑談を許可すると会話が弾み、解決の糸口が現れる
成果を出すために雑談をしよう

「ありがとう」「嬉しいよ」
これらは、相手を勇気付ける言葉だ

人は勇気付けられると、困難な状況を克服する力が出てくる
勇気付けの言葉は、人を行動に結びつける愛がある

だが、下心ある勇気付けもある
それは、自分の思い通り動かすために意図的に勇気付けること
純粋な心で勇気付けよう

「息子が本気を出さないんです」
「どんな言葉をかけている?」
「お前はやればできるんだと言っています」
「それは逆効果だ」
「どうしてです?」
「やればできる可能性を残しておきたいから、本気にならないこともある」
結果が出なくても良い
それ以上にやりたくてたまらない気持ちが大切だ

アドラーは褒めることへの警笛を鳴らす
人は褒められると承認欲求が刺激され、
「認められたい」「凄いと思われたい」という他人軸で行動するようになる
それでは自分を見失ってしまう
アドラーが提唱する褒める言葉に代わる言葉かけ
それは
「ありがとう」「助かるよ」
共同体感覚を育む言葉だ