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残り10分。ピッチ内に入り伝えるのがキャプテン長谷部誠では無かったら

こんにちは、守屋です。

ロシアワールドカップ、日本対ポーランドの残り10分の戦い方に賛否あるとは思いますが、自分が感じたのはキャプテン長谷部誠選手という存在が周りの選手に与える信頼は計り知れないものがあるということです。

「キャプテンとは監督を見ながら、チームのなかでリーダーを務められる選手。監督とは一人でほぼすべてを決断しなければいけない存在であり、だからこそキャプテンと上手くコミュニケーションを取らなければいけない」
 しかし、同時間帯に行われていた一戦で、コロンビア代表がセネガル代表から先制点を奪ったことを受けて、準備を急いでいた長谷部が同37分にFW武藤嘉紀(マインツ)に代わって投入された。理由は明白だ。「17番」の一挙手一投足が指揮官のメッセージと化したからに他ならない。
 このまま試合を終えていい。余計なカードはもらうな。ミッションを完遂した先に待っていたのは、勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の結果で並んだセネガルを、今大会から導入されたフェアプレーポイントで上回ってのグループHの2位死守だった。   日本を救った長谷部誠のキャプテンシー

もし、本田圭佑選手があの場面でピッチ内に入っていたら

「たられば」では無いですが、最初から長谷部選手がスタメンとして起用されており、同じ状況で後半37分に本田選手が投入され、長谷部選手へと伝達され周りに伝えていたらどうだっただろうか。

そこに少しでも西野監督から伝えられたことが本田フィルターを通さずに周りに伝わったのかと考えると、

・スタメンに長谷部選手がいなかったこと
・交代枠が1人残っていたこと

はすごく幸運に恵まれていたのではないかとさえ感じます。

もちろん本田選手が悪いわけではなく、キャプテン長谷部誠という存在は日本代表にとって実力以上に替えのきかない唯一無二の存在ということです。

常勝キャプテンは決して目に見える結果を残しているわけじゃないが、チームにとって重要な存在

競技の場合、チームのリーダーとはここぞというときに目覚ましい働きをする人物だと多くの人が考えている。リーダーとはブザービーターを放つ者だと。
フィールドの外で謙虚にふるまったり、決定的なプレーをするほかの選手をアシストしたりするメンバーは、定義からいって、脇役だ。
この偉大なキャプテンたちは、可能な限り集団に対して姿勢を低くすることで、厳しい状況にあっても彼らを前進させる道義的な権限を得ていた。
後方に位置し、ほかの選手にボールを渡す人物は、召使のように見えるかも知れない。だが、じつはその人物が依存関係を作り出している。人を導くもっとも簡単な方法は、結局のところ、人に仕えることなのだ。
1.有能なリーダーは物事を知っている。
2.有能なリーダーはやり方を知っている。
3.有能なリーダーは感情的に成熟しているべきだ。
4.有能なリーダーにはある程度の勇気が必要だ。

常勝キャプテンの法則――スポーツに学ぶ最強のリーダー

この書籍では多くのメジャースポーツの中で、常勝と呼ばれる定義で優勝やタイトルを獲得し続けたチームのキャプテンがどのような選手だったかにフォーカスを当て、その人物像をあらゆる角度から紐解いています。

全ての選手が人間として素晴らしいかと言えばそんなことは決してないものの、やはりピッチの中で魅せる姿には多くの共通点があり興味深く読ませて頂きました。

チーム全体のレベルが高いことはもちろん重要な一つではありますが、プラス要素として勝ち続けるのに必要なのはチームの為に率先して自分を犠牲に出来るリーダーの存在ではないでしょうか。

日本サッカーが今後強くなる上で組織力や個のスキル向上は必須条件だと思いますが、個を束ね、監督の意図を汲み取り選手に伝えることの出来るリーダーという存在は今後も重要な課題だと改めて感じました。


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