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仕事で、多くの人が誤解している事

暑い日が続きますが、体調管理に気をつけて
1日頑張って下さいね。

サービス業の仕事の考え方シリーズが、
思いの外好評だったので、「仕事」について
多くの人が誤解している事を話そうかなと。

ここでの話は、主に「管理職」の方に向けての
話です。管理職はとてもとても大変です。

上司と部下の板挟みになるし、
自分の部下にイライラするし、
気付くと誰も味方がいない孤独を感じるし、
会社によっては残業代でないし

そういう、社会の嫌な部分を
モロに受けやすいのが「管理職」という立場。

ここでは

管理職イコール店長

と考えて下さい。

いつも本当にご苦労様です。

で、ここでお伝えしたいのは、あなたが
人を「コントロール」出来る立場なら
選択を間違えないで欲しいのです。

ここで、よくある事例の1つを元に、
どうするべきなのか。
という話をしたいのですが、
サービス業というのは、働く仲間に対しても
「対、人」です。

だから、必ずしも
自分の言ったことは
正解ではないんですね。

あくまで、1つの考え方として、
覚えておいて欲しいです。

事例:働くモチベーションが上がらないと言われた時

従業員のリーダー格のAさんから、
こう言われました。
「Bさんは、同じ時間働いているのに、
これだけしか仕事が出来ない。不公平だ。」

こんな感じの事を、言われた事がないですか?

これに対して、どう対応するべきなのでしょう。


Bさんの能力を上げること。

を皆さんやろうと
するのではないでしょうか?

もちろん、それはやらなくてはいけないこと
なので勿論なのですが、実はこれでは
Aさんの不満は永遠に消えません。

なぜなら、AさんはBさんが仕事が出来ない事に
怒っている様に見えて、

自分がBさんと同じ評価という事に
怒っているからです

Aさんの言い分が、正しい前提で話しますが
では、どう言った対応をすれば
Aさんのモチベーションは上がるのでしょう?

ここで、重要なのは

仕事は平等でない

という事です。
そもそも、仕事を平等に行う
なんて事は出来ません。

でも、多くの従業員は「平等が当たり前」
って思ってるんです。

これが誤解であると教えて下さい

管理者であるあなたが、
きちんと説明してください。

Aさんの責任とBさんの責任は違うんだ。
と、納得させて下さい。

そして、そこで終わってしまわないで下さい。

あなたは管理者なのですから

Aさんの仕事は他の人より大変なんだ。
では、どのようにそれに対して評価しよう。

と、考えて下さい。

時給をあげてあげるのでもいいし、
特別な役職を与えてもいいし、

それは店舗によって考えて欲しいのですが、
ここでもう1つ
多くの人が誤解している事があります。

時給を上げて欲しいって言っても
上が納得しない。

って思ってませんか?
それは、間違いです。

どうして、上の人間が時給を
上げたがらないかというと、
時給を上げた分の
利益見込みが不明確だからです。

単に「時給を上げたい」って言っても
じゃあ上げた分の予算のマイナスは
「どこでどうやって回収するの?」
って考え方をするんですね。会社は。

だから、時給を上げたいときは

利益計算を必ずして下さい。
「この時間を15分毎日休憩させるので」
とか
「この時間は3人じゃなくて2人で見てもらうので」
とか
「この時間はフライヤーを電源切りますので」

といった、マイナス分を補う店舗の取り組みを
持って、時給アップの交渉に望んで下さい。

これで、納得できる理由なく駄目と
言われたら、あなたの上司が
無能です。
すぐ、変えて貰いましょう。

ここで、分かると思いますが
管理者は全店舗従業員の

「時給を把握している」

必要があります。

あなたは、ちゃんと理解していますか?

管理者は本来、
人のコントロールが主な仕事です。
しかし、人手不足により
ただのワーカーになってしまっている
のが現状なのかもしれません。

それが問題であることが分かっているのに
なにも手を打たない会社に
働いているなら、本当に大変だと思います。

管理者とは?という話の触りの触りだけ
ちょっとだけ話しましたが、

あなた自身が、すこしでも楽になるように

なにかの時の参考になれば、幸いです。

Twitter:

shin@tako0864

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