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その行動に目的はあるか。

こんにちは!大学に通いながら屋上グランピング場の副店長をしている竹本慎と申します。

以前から今のお店にアルバイトとして勤めていたのですが、今年に入ってから副店長に昇任となりました。


「お店を運営するってどんな感じなんだろう」というちょっとした好奇心と、行動したいけど責任が発生しないと動かない性格をうまく利用して『やります』と言ってスタートしました。

僕の仕事内容はシフト、予約、売上管理、在庫管理など現場の管理業務です。去年まではこれらは店長がやっていたのですが、維持するための業務だけで対策業務まで手が回らない状況でした。そこに僕が入り管理業務を担当することでお店はプラスアルファの部分に力を注げるようになるというわけです。

副店長を初めて1ヶ月半、やっと自分がすべきことが見えてきたのですが、それと同時に、いかに今まで『考えずに行動してきたか』を痛感させられました。

例えばシフト管理のことです。
僕のお店は完全予約制のため、予約の組数によってシフトに入る人数が変わってきます。だいたい1組ならワンオペで回すことができるため1人のシフトとかになります。2組なら1人か2人、その人数は主に僕のさじ加減で決まるわけです。

最近やっと気付いたのですが、このシフト人数設定を『だいたこれくらいだろう』という感覚で決めてしまっていました。
1組に対して1人にした明確な目的は無く、1人でいけるっしょくらいの惰性でした。

本来お店のことを考える立場なら、
「売上が少なくなっていて人件費を抑えるために」とか
「掃除や発注までやって欲しいから2人にしよう」などの人数設定に対する明確な目的があるべきなのです。そしてその目的・理由をシフトインしたスタッフに伝えなければ当然、生産性は落ちてしまいます。

深く考えずに、自分の決定に意思が込められていないとものごとは上手く進んでくれないのです。

これは備品の整理をとっても同じことが言えます。消耗品はなぜクロークに置くのか。食器はなぜキッチンに置くのか。なんとなくでは無く、オペレーションを簡略化させるためとか、不足に気付きやすいような導線にするためなど、目的が必要になります。

目的の言語化を怠ると、自然と『消耗品はクロークに置く』というルールは消えてなくなり、終いにはどこに置いたかわからない状況が生まれてしまうのです。

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自分の人生を振り返っても、やはり今と同じ生き方をしてきたんだなと思います。

誰かが勧めるからサッカーを始めたり、手を挙げる人がいないから代表をするなど、その選択に明確な自分なりの目的はなかったように感じます。

自分がこう成長したいから代表を務めようという逆算的な考え方ではなく、たまたまそこに空きがあったからやっていただけだったのです。
もちろん最初から目的を持つことは中々ハードルが高いことですが、やっていくうちの目的を見出すことも出来たはずです。

ずっと思考停止した意思決定をしてきたのです。(もはやそれは意思決定でもなんでもないかも)
これじゃあダメだなと、やっと気付きました。なぜ副店長をやるのか。
なぜ今のお店でやる必要があるのか。この経験を何に繋げたいのか。

これらを日常的に考えることが自然とキャリアデザインに繋がるんだろうなとも思います。就職活動のためにわざわざESの練習をする必要もなくなりそうです。というか、社会人に求められる能力は『目的を考えて意思決定をする』ことなのかもしれませんね。

少なくともそれが出来たら人生に退屈することはなくなりそうです。

今日は反省が多い1日でした。この気付きをちゃんと改善して結果に繋げれるように動こうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!




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