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2021年5月の記事一覧

【本紹介】「超加速学習」(Jim Qwik著)

【本紹介】「超加速学習」(Jim Qwik著)

 幼少期(5歳)に、幼稚園で友達が引っ張った椅子から転げ落ち、鉄製のストーブに頭を打つ大事故に遭い、学習困難に陥った著者のJim Qwik氏(こちらのnoteでも紹介)。その学習の遅さを並々ならぬ努力で克服しようとし、かつ睡眠障害を抱え、1日の合計睡眠時間は90-120分だった著者の壮絶な青春時代。なんとか地元の大学に入るが、自分に絶望し、退学を決意する。その前に一度ウチのオヤジに会いなよと紹介さ

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「脳が冴える勉強法」(著・築山節)②

「脳が冴える勉強法」(著・築山節)②

前回の続き。

すぐに使える、「脳を活性化させる3つの方法」を紹介。

①体を動かす: 脳の表面中央付近(小脳: 運動を司る)に血液を送り込む。→脳全体に血液を巡らせて、脳を活性化させる。

②手を動かして簡単な作業をする(ex.勉強に入る前の5分机の上の片付け)

この作業により、側坐核が刺激され、軽い興奮状態が起こる。これを作業興奮(ドイツの精神科医エミール・クレペリンが発見)と言う。簡単な作

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「脳が冴える勉強法」(著・築山節)①

「脳が冴える勉強法」(著・築山節)①

以下、脳神経外科医である築山節さんの「脳が冴える勉強法」からの学び。

幼少期は①感覚系と感情系、②小学校中学年くらいから運動系、③一番最後に思考系を育てるとよい。

・感覚系:いろいろな音を聞かせたり、言葉を聞かせたり、いろいろな景色を見せたり、いろいろなものに触らせてあげる。感覚系を豊かに育てる事に幼少期の脳は適している。

・脳の覚醒度を上げる。そのような生活を意識する。「①運動」「②作業興

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