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「脳が冴える勉強法」(著・築山節)②

前回の続き。

すぐに使える、「脳を活性化させる3つの方法」を紹介。

①体を動かす: 脳の表面中央付近(小脳: 運動を司る)に血液を送り込む。→脳全体に血液を巡らせて、脳を活性化させる。

②手を動かして簡単な作業をする(ex.勉強に入る前の5分机の上の片付け)

この作業により、側坐核が刺激され、軽い興奮状態が起こる。これを作業興奮(ドイツの精神科医エミール・クレペリンが発見)と言う。簡単な作業を完了させると、それは小さな成功体験となる。繰り返すと、小さな快が連続的に作られる。脳は変化に対応することで活性化を保つので、短時間(15分前後)が好ましい。

③(強すぎない)緊迫感・切迫感をうまく使う。つまり、時間の制約をうまく使う。人は、「時間」と「量」がハッキリすると、良い意味での緊迫感・切迫感が生まれやすくなり、脳にスイッチが入り、活性化されやすくなる。締切の効果。

・その日に習った事を寝る前に確認すると、記憶に定着しやすくなる。

・その日に習った事を、夕食の時に家族に話してみる。ノートは、誰かに教えるつもりで書いてみる。アウトプットを意識すると、インプットの効率が上がる。定期的にアウトプット(ex. 定期的な小テスト、発表の場)を設定するのは、効果的。身近な目的、目標を設定すると、集中力も上がる。

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自分は、何のためにそれを学ぶのか、目の前の課題だけでなく、その先を見ている人は学ぶモチベーションを保つ事ができます。いきなりは難しいかもしれません。まずは、このテストの目標点を取って、好きなモノを買ってもらう、好きなあの子をデートに誘ってみる、目標を達成して旅行に行く等から始めても構わないでしょう。徐々に長期的な自分の人生の目標、例えば、英語を学んで正規留学したい、海外で働いてみたい、勉強を頑張って憧れのあの会社でインターンしてみたい、あの仕事に就いて稼ぎたい、親にxxを買って上げたいなど、ステップを踏んで、夢を大きくしていきましょう。


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