田口智也

田口智也

最近の記事

映画作ります。

今から1年前。 とある映画監督のワークショップを受けた。 映画館を2日間貸し切って、そこで行われたワークショップ。 1日目は監督が書いてきてくれたシナリオを使った演技。 2日目は、6人1組3グループ作り、それぞれにハンディカムを渡して「この映画館で映画を撮ろう!」というのを企画してくれた。 その時間がとても面白く、普段俳優部として活動していただけの僕たちが、みんなでストーリーを考え、監督したりカメラマンしたり録音さんしたり、全員出演もしたり、それはそれは本当に楽しかった。

    • 滝行

      7月30日、朝5時半起床。 昨夜は10時に寝たから、目覚めが良い。全然眠くない。 この日は、朝からちょっとした移動がある。6時半に家を出て駅に向かう。起床から1時間だ。こういう日の朝はちゃんとご飯を食べていくタイプの人間だ僕は。 最寄駅から都心部と反対方面の電車に乗り3度の乗り換え。途中今回旅を共にする友人2人と合流し、目的地へと向かう。 電車に揺られること2時間。着いたのは武蔵五日市駅。自然豊かな風景。何県だ?東京だった。東京都あきる野市だった。あきる野市にある武蔵五

      • ハンディカメラを買った

        今年3月に開催された高崎映画祭に行った。そこで観た沖田修一監督の新作「おーい!どんちゃん」がとても面白かった。舞台挨拶で沖田さんが「この映画はハンディカメラで撮ったんです」と言っていた。 ハンディでもこんなに面白い映画が撮れるんだ・・・ もちろん、沖田さんの監督力、キャストの魅力があるからこそなんだけど、機材に頼らずこんなにも面白い映画が制作できるのには驚いた。 その後、ハンディを使って数分の映像を作る機会があった。6人1グループで映画館をロケーションに、好きに制作して

        • 裁判傍聴

          3月某日、朝、9時30分、東京、霞ヶ関。 緊張の面持ちで霞ヶ関駅の地下から地上へと出る。周りの群がビシっとしたスーツ姿を決め込んでどんどん建物に吸い込まれていく。皆がどの立場なのか憶測する。控えめにしたつもりだが、カジュアルな服装の僕は少々場違いを感じさらに緊張感が増していく。 友人を待つ。 友人からLINEがあったのは約1ヶ月前のことだ。「裁判傍聴しませんか?」僕はすぐに「したい!」と返信し、日程を合わせた。友人は一緒にバンジーを飛んだ仲だ。僕はそこそこ綺麗に飛んだつ

        映画作ります。

          バンジー

          さて、前回の投稿で告知した通り、バンジージャンプに挑戦してきました。その様子を。と、その前に、なぜ、いままで経験したことのないことをやろうと思ったのか、もう少し詳しくお話しします。 俳優として活動していて最近思うことがある。自分には何があるんだろう、と。この体型のおかげで、一度お会いした方には割とすぐ覚えてもらえるし、出演作品を観た人から「あの映画出てましたよね?」と言われることも多い。嬉しい限りだ。ただ、そこから先が自分に無いんだと思った。演技もうまいと思わないけど、うま

          バンジー

          2022年

          2022年ももう18日も経っちゃって、ずいぶん遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。 思えば2021年年明けにnoteを始めて、いろいろ書いていこうと誓ってから1年。たったの7投稿しか書いていない。しかも最後の更新は5月。放置にもほどがある。すみません。 昨年末は2年ぶりに実家に帰った。実家で飼ってる犬がお尻を向けてくる。犬がお尻を向けるのは信頼の証らしい。相当信頼されているようだ。僕も信頼されるように仕事をがんばろうと思った。

          日焼けがヤバい

          撮影してました。 5日間という短い撮影期間で、事前の週間天気予報では全部雨マーク付いちゃって全滅かと思われました。ただ、撮影が近付くにつれ予報も日々変わり、結果、初日、2日目は小雨と風で肌寒く上着を羽織らないといられないほどの気候でしたが、3日目以降はこりゃ夏かというくらいかんかん照りでした。 照りつける太陽が僕らの体力を奪い、露にした肌をこれでもかと焦がします。むしろこの天気の方が上着必要だなと感じました。 結果 このようになってしまったわけです。 暑くても、日焼

          日焼けがヤバい

          成れの果て

          出演情報です。 宮岡太郎監督最新作、映画「成れの果て」に参加させていただきました。過去の事件で心に傷を抱えた女性と、その事件に関与した男性、そして二人に関係する人物たち。 シナリオを読んで、与えられた役がとても自分と似てると感じました。 萩原みのりさん、柊瑠美さん、木口健太さんなど、フレッシュだけど経験豊富な役者さんたちと一緒に作品に挑みました。 また、今作品は公開に向けクラウドファンディングにも挑戦されているそうです。こちらもご協力おねがいします! https:/

          成れの果て

          ご報告

          この度、所属事務所、株式会社エージェントオフィスタクトを本日3月31日をもって退所させていただくことになりました。 2010年10月から10年半、多くの現場に行かせてもらい、たくさんの経験を積ませてもらいました。今後は、次のステージへと進むために、甘えず、厳しく、そして誠実に邁進して参りたいと思います。自分の思いに真摯に向き合い、快く送り出してくださった事務所社長には感謝の気持ちでいっぱいです。 役者としても一人の人間としてももっともっと成長した姿をみなさんに見ていただけ

          似てる

          お笑い芸人の吉住さんという方の宣材写真と、自分の宣材写真が 似てる。

          脱出

          先日、友人の舞台を観に行きました。緊急事態宣言が発令され、再び公演の中止や延期を余儀なくされる団体がある中、感染予防対策を徹底し開催に踏み切る団体もあります。自分も昨年9月に公演を行った同業者として、スタッフの努力は決して無駄にしてはいけない、この対策は間違っていないんだと実証させるため、覚悟を決めて応援したいと思います。 舞台上では、透明マスクをして、手にはビニール手袋、そして、舞台と客席の間にはアクリル板が設置され飛沫防止に努めていました。正直、マスクと手袋は観ていて気

          VR職場

          参加させてもらった短編映画「VR職場」が、映画祭の旅を終え、いよいよ本編がYouTubeに公開されたそうです。 ちょうど2年前に撮影をして、各映画祭で賞を獲得されました。「労働」をテーマに高島監督が描く働く理想と現実のズレ、自身の経験から着想を得た作品です。 今流行りのVRを使い労働体験が出来る「VR職場」。嫌な上司もいない、コンプライアンス違反もないゲームの世界だからこそ、労働の楽しさを体験することができ、実世界の社会へ一歩踏み出すきっかけになる就労支援ゲーム・・・・・

          初noteです。

          あけましておめでとうございます。 田口です。note始めました。noteってなんですか?ぐらいよくわかっていないのですが、新年というのは何かを始めるにはいいスタートだとオススメしてもらったので、ちょこちょこっと書いていきたいと思います。 せっかくなので2020年を振り返ります。 コロナの影響で仕事が激減した方も多くいると思います。特にエンタメ業界は大打撃を受けました。僕も今年前半で3本の舞台が中止。9月にようやく1本舞台に出演できました。劇団献身の本公演です。ここに出演

          初noteです。