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ハンディカメラを買った

今年3月に開催された高崎映画祭に行った。そこで観た沖田修一監督の新作「おーい!どんちゃん」がとても面白かった。舞台挨拶で沖田さんが「この映画はハンディカメラで撮ったんです」と言っていた。

ハンディでもこんなに面白い映画が撮れるんだ・・・

もちろん、沖田さんの監督力、キャストの魅力があるからこそなんだけど、機材に頼らずこんなにも面白い映画が制作できるのには驚いた。

その後、ハンディを使って数分の映像を作る機会があった。6人1グループで映画館をロケーションに、好きに制作していい、というものだった。普段カメラの前で演技をしている側だったけど、スタッフ側にまわり、カメラを持ったり、ガンマイクを持ったり、キューを出したり。

6人で1本の映画を作った。
とても楽しかった。
またやりたいと思った。

だから

ハンディ買っちゃった。

今やスマホで簡単に撮れちゃう時代だけど、どうしてもハンディで撮りたかったから、懐は寂しくなるけど思い切った。影響されやすい人間だ。映画監督が学生時代に8mmで映画を作っていた、なんて話をよく聞くが、42歳の僕が今それをやろうとしている。

ただ、映画制作ということだけではなく、仕事が無い時にこそ、カメラの前で演技をするということを日頃から訓練しておこうという思いもある。だからハンディにこだわった。ま、とはいえ、その流れで1本作品が作れたら面白いな、と目論んでいたりもする。

YouTubeやSNSにはアップしない予定だ。あくまで訓練の為の制作として。ただ、それを人に見せて面白いと言ってもらったら、自身のHPにはアップしちゃうかも。

やっぱり僕は、影響されやすい人間だ。