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「1日1冊読む」を150日続けてみた

今年の2月に「1日1冊本を読む」習慣をはじめて150日が経過した。
今日読んだ本で154冊目。
今日読んだのは「自分の軸で生きる練習」という本。

最近読んだ本に、新しい習慣が定着するまで平均66日かかると書いてあった。
150日…もうじゅうぶん定着している気がする。
途中から読書のアウトプットメモをTwitterにアップするようになって、
数えてみたら今日でちょうど66日経っていた。
自分なりの読書スタイルも習慣として定着した感もある。

たくさん読めばいいとか、そういうことはまったく思わないのだけど、
無理矢理でも読む習慣を続けてみて、
何となくよかったこととか、
読み方やアウトプットメモのやり方も固まってきたので、
今回はそのことを書いてみようと思う。

心おきなく本が買えるようになった

まずよかったこと。
心おきなく気になった本が買えるようになった。
ちょっと前までは、
「どうせ読む時間もないし、これは買わないでいいかな」
という本がかなりあって、
そういう本ってすぐ記憶からも消えていってたんだけど、
「どうせ読むから買っておくか」って、
気になった本をすぐ買うようになった。
読んでない本がたまっていくのはあまり変わらないけど、
いずれ読むからいいやって思えて気持ちがかなり楽になった。

「時間があるときに読もう」の先送りクセが改善された

「この本は読むのが大変そうだから時間があるときにじっくり読もう」
と思って先送りにしてた本がある。
特にページ数がけっこう多い本とか、難しそうな本。
「時間がある時」という瞬間は永遠に訪れないので、
「きちんと読もう」と思っている本ほど読む機会がなかなか訪れない。
これが積ん読を生む最大の理由だなと思っていたんだけど、
いつのまにかそれが解消された。
400ページの本も、500ページの本も、いつもの感じで1日で読む。
もちろんボリュームの多い本は読むのに時間がかかるので、
それなりに覚悟はいるのだけど…決めちゃえばどうにかなるものだ。
いつもより早起きできた日とか、午前中の仕事のノルマが少ない日に、
「よし!ぶ厚いの読むぞ!」ってスイッチを入れて読み切る。
朝から500ページ読むとそれなりに充実感もあって気持ちがいい。
内容がそれなりに難しそうな本も、読み始めちゃえばどうにかなるので、
「毎日読むって決める」というスイッチは、とにかく効果がある。

コーヒーを淹れて音楽をかけてから読む

本を読む習慣を自動化するために、
コーヒーを淹れるのと本を読むのをセットに設定していたんだけど、
最近は読み始める前に読書中にかける音楽をサブスクで探すというのを追加した。
「今日はこの人の曲」を流すというのを決めてループで流す。
今日はVaundy、昨日はChinozo、一昨日はMOTOR HOTEL
という感じでなんとなく最近の人を選んで流している。

速読はしない

速読はしないことにしている。
時短できてよさそうだなと思って、
速読についての本を読んで試してみたんだけど、
全く頭に入ってこなかった。
どうにもわたしには速読法は合わないみたい。
それでも全集中して速度は上げて読んでいるので、
通常の単行本なら平均1時間〜1時間半ほどで1冊読み終わる。
もちろん本のボリュームと内容にもよる。
密度が濃かったり難しい内容だと薄くても2時間以上かかったり、
500ページ近くある本だと4時間以上かかることもある。
どうしても読む時間が30分ほどしか取れないときは、
時間がないとき用に取っておいた本を読む。
できるだけ毎日読む、当面はサボらない、例外を作らないって決めてる。
仕事がキツイときは比較的すぐ読み終わりそうな本を選ぶんだけど、
逆にそういう本の方が時間がかかったりして…意外に計算を間違える。

目次は読まない

どうせ一気に全部読むから「目次」は飛ばして読むようになった。
これが唯一やっている時短かもしれない。

iPhoneでメモを取りながら読む

左手に本を持って、右手にはiPhoneを持って本を読んでる。
気になったフレーズはiPhoneにメモを取る。
スマホだと読みながら片手で入力できるのでかなり便利。
メモはけっこうまめに取る。
箇条書きで読み終わる頃にはそれなりの量になっている。
付せんを貼ったりはしない。
メモするには長すぎるところは、ページ数と見出しだけメモしている。

読み終わったら書影を撮影する

読み終わったら記録用に書影を撮影。

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メモ帳にタイトルと著者名を書き込む

月ごとに読んだ本のリストを書いているので、
そこにタイトル・著者名・出版社名を書き込む。
最後にときどきマークがついているのは、
「※」は睡眠について触れている本
「*」はアイデア・企画発想法について触れている本
「$」は習慣について書いてあった本
というくらいの簡単な分類。

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取ったメモを短くまとめる

読み終わったあと少し時間を空けて、
読みながら取ったメモをざーっと読み返しながら、
大事だと思う箇所を抜き出して、
別のメモページに短くまとめていく作業をする。
仕事の合間の息抜きにやる感じ。
そんなに時間はかけない。
コピペして2、3分でこのくらいの量に凝縮する。

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ここで読んだ本の内容を一回復習する
これでだいぶ、頭の中が整理される。

Twitterにアップする

内容を短くとめたら、
すぐにそのメモをTwitterにアップできる文字量に調整する。
つまり150文字以内の文字数にする。
Twitterに貼り付けると何文字オーバーしてるか教えてくれるので、
オーバーしている文字量を削っていく。
150文字の中に書名と、読んだ冊数も入れるので、かなり短くしないといけない。
短くするために取捨選択したり、言い回しを調整したりすることで、
もう一回内容について見返すことになる。
文字数が収まったら書影を入れてツイート。
内容をまとめて、ツイートするまで5分くらい。
どんなに時間がかかっても10分以内で終わらせるようにしている。
これで一番コンパクトな自分用の読書アウトプットメモができあがる。

Twitterアカウント shimpachi

もう少しレビューっぽく書いたりも試してみたのだけど、
きちんとやろうとしすぎると負担になって続けるのがイヤになるので、
このくらいの簡単なやり方がちょうどいい。

これで「1日1冊読む」の習慣、終了。

+++

いまのところこんな感じで1日1冊読むのを続けているんだけど、
いろいろ足りてない部分とか試してみたいこともあって、
改良していかなきゃな〜とは思っている。

時間もかかるのでそれなりに大変だけど、
やるって決めちゃえばそんなに難しいことでもないので、
ひとまずこのまま無理しないで続けてみようかなって思ってる。


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