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自分で自分を呪縛しないために。あるいは、自分を「頭打ち」にさせないための心持ちについて。|Points of You®体験記

ホラノコウスケさん(@kosstyle)のPoints of You® Level.1「Hello Points」Workshopでの気付きを纏めています。

Points of You®とは?については前半のnoteで記載していますのでご覧ください。


今回はタイトルの通り、「自分で自分を呪縛しないために」というテーマで纏めています。

呪縛(じゅばく)
①まじないをかけて動けなくすること。
②心理的な強制によって、人の自由を束縛すること。


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前半の内容を行った後、専用のシートを用いて「気付き」のワークを行い、更に「自分」への洞察を深めました。

その時の自分のテーマは「コーチングを本業とするか、副業とするか」。


このワークを通して、自分で自分のハードルを上げ過ぎている自分と、必要以上にリスクを恐れている自分に気付きました。


まさに、自分のマインドの持ち方によって、自分自身の足をすくませて、動けないようにさせてしまっている、自分で自分を「呪縛」している状態に気づいたわけです。


さて、実際にこのワークで引いたカードは下記の通りです。

1〜5の問いに関して、順に洞察を綴っています。

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問1.本当に問題なのは何か?

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選んだカード:喜び(Joy)

いきなり本質的な問いですが、この時、写真から印象深かったのはありったけの笑顔で笑う「夫婦」。鼻に青い絵の具がついていたことから、ペイントを楽しんでいたのでしょうか。


自分の人生で一番欲しているのは笑顔な気がして、手に取りました。


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この写真のように、小さな幸せに100%の笑顔で笑い飛ばせる、平穏な日常を暮らしたい。


少なくとも自分の家族には、心置きなくそんな生活ができるくらいの収入を自分だけで得られるようにしたい。


コーチングで稼げるだろうか、そうでないだろうか。という目先の悩みから、ふと自分のモチベーションの原点に立ち返りました。


でもここで思ったのは、将来の幸せのためにやはり、お金を稼ぎたい。


ただし、お金を稼いだ上で、家族の笑顔を守りたい。

仕事に取り憑かれ過ぎると、家族よりも仕事の方が大事な人間になってしまい、家族の笑顔が消えてしまうといったケースもよくありそうですが、僕はそんな帰結を望んでもいない。


お金と笑顔はトレードオフという片付け方はしたくなくて、両方叶えたいという覚悟をこの問いを通して強くしました。


問2.私をためらわせているものは何か?

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選んだカード:成功(Success)


今の自分に足枷になっているもの...。

いろんなカードを眺めました。失敗、言い訳、行きづまり、危険...


ただ一番ピンときたのがこれだったので、「成功」を選びました。


なぜ「成功」がピンときたのか、自分と向き合ってみました。


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「成功」という言葉に対して、僕は大きなスケールでばかり考えていました。


年収1,000万円とか、月給何百万とか、今の自分からは到底想像つかないほどの規模で成功像を描いていました。


しかし、そのビジョンが大きすぎるがために、何が有効な手立てなのかもわからず、何から手をつけたら良いかわからずの状態で足がすくんで動けていない自分に気づきました。


もっとハードル下げて、身の丈にあった目標、身の丈にあった結果から、「成功」を考えてみよう。

そう思いました。


問3.どうすれば前進できるか?

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選んだカード:調節(Alignment)


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次、何をしたら良いのか。

目標に向けて、何を積み重ねていけば良いのか。


具体的な作業が思い浮かばないと、歩を進めることができない自分なのです。


それに対して、ビジョンが大きすぎるがために、やるべきことの棚卸しができていない(クリティカルに進歩できていない)自分に自覚し、戒めました。


問4.何を恐れているのか?

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選んだカード:バランス(Balance)


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写真の中で、転覆している船のように、

時間をかけてあらゆる準備を重ねて出航したにも関わらず、

それまでの努力が無駄になってしまい、全くの「ゼロ」になってしまう帰結が一番怖い。


どこかに自分の時間と労力を張っても、その努力が全く報われないことが一番怖くて、結局どこにも一点突破することができてこなかった自分。


でも、(「成功」の話にも通じますが)報われることとはどういうことかと考えた時に、やはり自分で自分のハードルを上げすぎてしまっている気がしました。


問5.いま目の前にある好機は何か?

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選んだカード:結果(Results)

このカードの決め手は「結果」という言葉ではなく、写真に写る「芽」でした。


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僕はこれまで唯一自己効力感があるのは、様々な分野の流行・主流化の流れをキャッチして、自分の関心に近いものを自分ゴトに取り入れてきたことです。


新卒入社した企業も、成長産業と呼ばれる領域のプレイヤー。

コーチングの勉強を始めたのも、コロナ禍によるインパクトを考えた時に一定程度の知名度の盛り上がりがあるだろうという予測からでした。


コーチングがもっと盛り上がれば、自分の好機に繋がるかもしれません。

そしてもし万が一思っていたより盛り上がらなかったとしても、今後の自分の人生にとってコーチングで学んだ知識は多分に生きると信じています。


まとめ:自分を「頭打ち」にさせないための心持ちについて

「気付き」のワークを通して、主に3つのポイントに洞察を得ました。

1.目の前に好機は必ずある。→「得ているもの」は何か考えよう
2.恐れはどんな選択を以てしてもつきまとう。→リスクを言い訳にしない
3.「成長」の身の丈を合わせる→小さな一歩から着実に

これは、自分の可能性を卑下して「頭打ち」にさせないためのマインドセットに繋がると思います。

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自分の可能性を卑下すると、自分の成長幅も抑制することになります。

自分で自分のハードルを上げて、自分自身を呪縛してはいけません。


最初に掲げた「コーチングを本業とするか、副業とするか」の課題に立ち返ると、その真髄は、「コーチングで"成功"できそうか、そうでないか」だと思いました。


いきなり成功なんてできないし、そもそもコーチングで成功するってどういうことだ。


今、コーチングを楽しんでいる自分がいるだけで、充分じゃないか。


それを仕事にできるだけで、充実してるじゃないか。

コーチングスキルを磨きたいなら、少しずつやっていけば良い。


自分の可能性を信じて、少しずつできるところから一歩ずつ進めるという心持ちが、持続的な成長にとって何より重要だと思いました。

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