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静岡市清水区在住の会社員です。夢は、清水を愛する人でいっぱいになったスタジアムで、エス…

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静岡市清水区在住の会社員です。夢は、清水を愛する人でいっぱいになったスタジアムで、エスパルスの優勝を見届けること。

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なぜ清水に新しいサッカースタジアムが必要なのか (1)

【本稿は2020年2月現在の情報です】 エスパルスの2020シーズンは、劇的な変化から始まりました。社長・GM・監督が揃って交代し、リブランディングでエンブレムも刷新。外国籍選手を中心とした積極的な補強で、選手層も厚くなりました。 また、運営(サービス)面でも、ダイナミックプライシングの導入、席割りの変更(指定席の増加)、シーズンシートのICカード化、リセール・譲渡サービスの開始など、観戦者を取り巻く環境が変化しています。 ソフト面が進化する一方で、既存のホームスタジアム

    • 【エスパルス】2023年J2第34節 vs山形(H)【Review】

      前節は、秋葉監督がチームの大黒柱として絶対的な信頼を寄せる乾を警告の累積による出場停止で欠いた上に、徳島の組織的なサッカーに対して無策の殴り合いを挑み、勝ち点1の獲得にとどまったエスパルス。 今節はその絶対的なエースが復帰し、今のチームがJ1昇格ひいてはJ2優勝に値するのか、真価が問われる1戦となりました。 スコア上には3-0の快勝でしたが、その内容を振り返ってみます。 1.スタメン2.スタッツ3.試合の流れ(1)前半 立ち上がりは、乾を基点とした長短のパスにより敵陣に

      • 【エスパルス】2023年J2第32節 vs秋田(A)【Review】

        5連勝&2位浮上を目指して戦った今節。しかし、遠くアウェーの地での戦いは、我々の現在地とJ1昇格への険しい道のりを否応なく実感させられる苦しいものとなり、勝ち点1の積み上げに留まりました。 サポーターとしては、前節の劇的な勝利で期待も高まっていただけに、つい落胆してしまいますが、そんな中でもプラスに捉えられることがきっとあるはず。 今回もピッチで起きたことに目を向け、試合の流れとともに「できたこと」「できなかったこと」を観察してみます。 1.スタメン2.スタッツ3.試合の

        • 【エスパルス】2023年J2第31節 vs町田(H)【Review】

          首位・町田を相手に、エスパルスサポーター冥利に尽きる大逆転勝利。 とくに後半の、ほぼ満員のスタジアムが作り出した雰囲気は格別で、その場にいたサポーターの勝利を願う想いが選手に乗り移ったと思わずにはいられませんでした。 秋葉監督が思わず「This is , This is … This is Football!!!」と叫ぶほど、エンターテイメントとしては見どころ満載のエモーショナルな試合だったのは間違いありませんが、幸運も重なった紙一重の勝利だったのも事実。 今一度「フットボ

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        なぜ清水に新しいサッカースタジアムが必要なのか (1)

        • 【エスパルス】2023年J2第34節 vs山形(H)【Review】

        • 【エスパルス】2023年J2第32節 vs秋田(A)【Review】

        • 【エスパルス】2023年J2第31節 vs町田(H)【Review】

          【エスパルス】2023年J2第30節 vs山口(H)【Review】

          前回に書いたのが第8節だったので、実に4カ月ぶりのレビューです。 書こうと思ったきっかけは、フリーランスでサッカー関連のライターをされている ひぐらしひなつ さんのツイート。 秋葉監督になってから、自分自身の忙しさもあり試合の振り返りをしていなかったのですが、内容が良くないながらも直近2戦で1-0の勝利を積み重ねているエスパルスを改めてしっかり観察し、ポジティブな材料を見つけてみたいと思いました。 今回もあくまで自分の見方で恐縮ですが、見えたことを書いていきます。 1.

          【エスパルス】2023年J2第30節 vs山口(H)【Review】

          【エスパルス】2023年J2第8節 vs東京Ⅴ(H)【Review】

          今季リーグ8戦目にして、ようやく初勝利。そして、リーグ戦におけるホームでの勝ち点3も、昨年8月以来、実に8カ月ぶりとあって、現地で噛みしめる勝利の味は格別でした。 この勝利を呼び込んだのは、シーズン序盤での激動の監督交代から2戦目、リーグ戦では初めて指揮を執った秋葉新監督。 気持ちや一体感を強調する熱い言動が注目され、スタジアム観戦時もアグレッシブに前へ向かう選手の勢いが印象に残りましたが、よく見直してみると、戦術面でも随所に前監督との変化が見て取れました。 対戦相手の予

          【エスパルス】2023年J2第8節 vs東京Ⅴ(H)【Review】

          【エスパルス】2023年J2第5節 vs磐田(A)【Review】

          J2では初となる静岡ダービーは、互いのチームの状況を反映するような、痛み分けの結果となりました。 今節も自分の目に見えたものを、いつも通り淡々と振り返ります。 1.スタメン2.スタッツ3.試合の流れ(1)前半 開始早々の失点で出鼻を挫かれ、1点を追う立場となったエスパルス。まずは失点した場面を振り返ります。 (1失点目を検証) 失点シーンから遡り、エスパルスがボールを保持していた場面。 ボールが磐田に渡ったきっかけは、最終ラインの白崎からパスを受け取った北川が、アバ

          【エスパルス】2023年J2第5節 vs磐田(A)【Review】

          【エスパルス】2023年J2第2節 vs岡山(A)【Review】

          個人的に切望していた河井さんとの再会が、ついにここで実現すると思いきや、まさかのベンチ外。試合の方も前節に続いてドロー決着と、モヤモヤする気持ちは募る一方です。 試合の内容に目を向けると、戦い慣れた形に戻してきたこともあり、前節と比べると「自分たちの土俵」で戦った印象があるエスパルスですが、ゴールに迫る決定機は岡山の方が多かった印象があります。 今日も淡々と、ピッチ上で起きていたことを振り返ってみます。 1.スタメン前節からの変更点は、井林→ディサロ。前節チグハグだった3

          【エスパルス】2023年J2第2節 vs岡山(A)【Review】

          【エスパルス】2023年J2第1節 vs水戸(H)【Review】

          悪夢のようなJ2降格決定から3カ月。ストーブリーグを経て、多くの主力選手が残留し、監督も継続して指揮を執ることになって、期待に胸を膨らませて迎えた開幕戦は、0-0のドロー決着となりました。 新たなチャレンジなどもあり、試合後のサポーターの反応も様々でしたが、ピッチ内でどのようなことが起きていたのか、落ち着いて振り返ってみます。 1.スタメン新シーズンの幕開けは、キャンプで試したという3バック。配球に強みを持つ井林が中央を務め、移籍組は高橋・吉田がスタメン出場を果たしました

          【エスパルス】2023年J2第1節 vs水戸(H)【Review】

          【エスパルス】プロサッカークラブの「フィロソフィ」「ビジョン」ってなに?

          清水分析同好会 経営分析担当(?)のspulse39です。 今回もエスパルスを題材に、クラブ経営やフットボールのスタイルを示す言葉として、定義が曖昧なまま使われているように思える「フィロソフィ」「ビジョン」について、自分が調べたことや自分なりの解釈を簡単に整理してみます。 J2降格が決まってから、シーズンを総括する記事などで「ビジョンが見えない」などと批判されがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。 そして、フィロソフィやビジョンはなんのためにあるのでしょうか。 1

          【エスパルス】プロサッカークラブの「フィロソフィ」「ビジョン」ってなに?

          【エスパルス】2022年J1第31節 vs磐田(H)【Review】

          3年ぶりに日本平で行われた静岡ダービーは、残留争いを巡る両チームが置かれた状況や、台風被害による試合順延など複数の要素が重なり、過去の歴史の中でも重要な意味を持つ戦いとなりました。 そんな中で、ピッチ内ではどんなことが起きていたのか。今回も端的に振り返ります。 1.スタメンエスパルスは、前節・川崎戦から原→片山の変更のみ。 磐田は、大金星をあげた前節・横浜FM戦からメンバー変更はなし。 2.スタッツシュート数やゴール期待値ではエスパルスが上回ったものの、パス本数やボー

          【エスパルス】2022年J1第31節 vs磐田(H)【Review】

          【エスパルス】2022年J1第29節 vs湘南(H)【Review】

          チアゴ サンタナの豪快なミドルシュートで先制しながら、前半の終盤から後半にかけて湘南にペースを握られ、ついにラストプレーで天敵・ウェリントンに頭で押し込まれる、痛すぎる引き分けを喫した今節。 現地で観戦していた感想としては、ゼリカルド監督が前半途中からポジション変更を行ったことで、湘南のビルドアップを阻害する術を失ったことが、試合を難しくした要因に見えましたが、きっとそこには監督なりに気になったポイントがあり、それを是正したかったのだろうと思います。 記憶だと、これまで4バ

          【エスパルス】2022年J1第29節 vs湘南(H)【Review】

          【エスパルス】持続可能なサッカークラブ経営とは? ~2021年度財務分析~

          「2022年夏の自由研究」ということで、今回は清水エスパルスを題材に、サッカークラブの経営について考えてみました。 以前に2018年度の財務分析をしましたが(エントリはこちら)、コロナ禍を経て、サッカークラブの経営を取り巻く環境も大きく変化しています。そうした変化も踏まえつつ、7月28日に開示された「クラブ経営情報」を読み解きながら、エスパルスの現在地を探ります。 1.エスパルス 財務分析(2019~2021年度)まず、直近の2021年度(=2022年1月期)の財務内容を

          【エスパルス】持続可能なサッカークラブ経営とは? ~2021年度財務分析~

          【エスパルス】2022年J1第17節 vs福岡(H)【Review】

          第16節・柏戦に敗れ(●1-3)、翌日(5/30)に平岡監督の電撃解任が発表されてから、代表ウィークを挟んで約3週間ぶりに迎えた今節。 新監督にゼ・リカルド氏を迎え、多くのサポーターが期待と不安を抱いて迎えたであろう試合は、ポジティブな驚きとともに、私たちに歓喜をもたらしてくれました。 勝利の裏で、どんなことが起こっていたのか。しばらくレビューを書いていなかったので、リハビリを兼ねて端的に振り返ります。 1.スタメン フォーメーションは便宜上4-4-2で表現しています

          【エスパルス】2022年J1第17節 vs福岡(H)【Review】

          【エスパルス】2022年J1第6節 vs鹿島(A)【Review】

          VARでの得点取り消し、試合中のいざこざ、侮辱的な発言の疑惑、観客席へのペットボトル蹴り上げなど、ピッチ外の話題に事欠かなかった今節。 ピッチ外の振る舞いが注目を集めるのは非常に残念ですし、結果的には敗戦となってしまいましたが、試合の内容に目を向ければ、エスパルスにとって明るい材料もいくつかあったように感じられます。 組織を整備し、力を尽くしての敗戦であれば、前を向けます。どんな点を明るい材料だと感じたのか、自分なりに振り返ってみます。 1.スタメン エスパルスは、リー

          【エスパルス】2022年J1第6節 vs鹿島(A)【Review】

          【エスパルス】2022年J1第5節 vs神戸(H)【Review】

          タレントを数多く擁しながら、今季ここまで3分3敗の17位と波に乗れていない神戸をホームに迎えた1戦。 ここ2戦、複数失点が続いていたことを踏まえ、平岡監督はこの試合に向けてどのような対策を打ってきたのか。そこに絞って簡単に振り返ります。 1.スタメン エスパルスは、前節・C大阪戦から井林→ヴァウド、山原→後藤、髙橋→中山の3カ所を入れ替え。サイドハーフのポジションは、開幕から毎試合組み合わせが変わっており、メンバー選びに苦慮している様子が伺えます。 一方の神戸は、週の

          【エスパルス】2022年J1第5節 vs神戸(H)【Review】