シミタカ

埼玉都民です。

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最近の記事

【2024年版】Udemyでプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPに一発合格した話~受験の動機や勉強方法なども紹介~

はじめに先日Udemyを中心にプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPを取得したので、以下の目次のようなことを書きました。 受験の動機経歴 私は宇宙開発関連のシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせて、人工衛星関連のソフトウェアの設計や開発などのお仕事に従事していました。 宇宙開発の仕事はガチガチのウォーターフォール型で、概念設計・基本設計・詳細設計・実装・単体試験・結合試験・システム試験・ユーザー試験といういわゆるV字モデルを辿ってプロジェクトが進みます。

    • 快活CLUBでPMPをオンライン受験した話~背景・準備・当日の詳細な流れの説明付き~

      PMPを快活CLUBで受験してみましたので、その方法や感想について書いてみようと思います。 そうです、あのプロジェクトマネジメントの国際資格であるPMPです。え?それを快活CLUBで?快活CLUBっていわゆる"漫画喫茶(インターネットカフェ)"ですよね?? はい、疑問に思うのは当然かと思います。 な、何を言ってるか分からねーかと思いますが、私もなんでこういうことになったのかよく分からねーので、書きながらふりかえってみようと思います。 この記事で書いていること・書いていない

      • サービス開発を迅速に進めるためには"あたり"を付けてフィードバックをもらおう~マクドナルド理論から学ぶ~

        「パーティーを開く」のアクティビティスクラムマスターのトレーニングでの出来事 先日、アドバンスド認定スクラムマスタートレーニング(A-CSM)を受講した際に、クラスで「パーティーを開く」というアクティビティを行いました。 4人程度のチームを2つつくり、1つのチームはパーティーをしたいと言い出し、もうひとつのチームはそのパーティーを企画するというものです。 Aチーム:パーティーを開催したい側 Bチーム:パーティーを企画する側 BチームはAチームに対して面談で質問をするこ

        • 象の話まとめ

          象がたくさん出てきたRSGT2024では象の話がいくつかありました。 「今回のRSGTは象がよく出てくる」「象が増産」「象の日」といった言葉がチャットで流れ、廊下での雑談や飲み会でも「象といえば」みたいな感じで象の話で盛り上がりました。 もしかしたら、一生のうちでいちばん象の話をしたんじゃないかな、って感じがします。 ということで、象の話をまとめてみました。 象、死んだ魚、嘔吐RSGT2024のDay2にてお披露目されたK.A.G.さんの新曲です。 このうち、「象」は「口

        【2024年版】Udemyでプロジェクトマネジメントを学びなおしてPMPに一発合格した話~受験の動機や勉強方法なども紹介~

          RSGTに初参加して感じた「ギャザる」尊さはサッカースタジアムに似ていた

          初参加のRSGTRSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo)2024に初参加してみて、「ギャザるって尊い」と感じたので、それについて書いてみます。 ほんの数カ月前の私はRSGTについて全く知らず、聞いたことも参加したこともありませんでした。 同僚が「焼肉レトロスペクティブ爆誕!」なる登壇をすると聞いて、「なにそれ美味しいの?」と思ったところが始まりです。 また、「ギャザる」という言葉も初めて聞きました。 字面から「ギャザー=gethering=

          RSGTに初参加して感じた「ギャザる」尊さはサッカースタジアムに似ていた

          「どちらが先に言い出すか」を気にしているから相談が切り出せない

          仕事をしていると、時々、「早く相談すればいいのに」と思うことがあります。 どちらも先に言い出さない例えば、どう考えても事業部門(A部)の技術知識やリソースだけでは足りず、横断部門(B部)に支援を依頼しなければならない場合。 B部としても、横断部門として各事業部門の役に立つことがミッションのはずなので、お互いが助けあうことはwin-winのはずです。 ところが、なぜかA部もB部もお互いの部に相談しようとしない。 なんでだろう?と観察していると、どうも人間心理が影響してい

          「どちらが先に言い出すか」を気にしているから相談が切り出せない

          パリピ孔明に学ぶコーチング術

          ドラマ「パリピ孔明」の放送が始まりました。 このnoteを執筆している時点では第3話が終わったところですが、原作マンガやアニメとはまた違った面白さがあって、なかなか目が離せません。 さて、孔明の立ち振る舞いって仕事におけるコーチングに通じることがありそうだなと思ったので、気付いたことを書いてみようと思います。 夢を見させる孔明は自信を無くした英子にこう問いかけます。問いかけによって英子自身が夢に気付けるよう、手助けをしたのでしょう。 仕事において、きっと誰にでも成し遂

          パリピ孔明に学ぶコーチング術

          【書籍こぼれ話①】予備校の参考書を参考に

          『実践マーケティングデータサイエンス』は大学での講義を元にしているので、講義があって本が出来た、という順です。講義の時に使ったテキスト(資料)を本としてまとめる際に参考にしたのが「マドンナ古文」とか「天空への理系数学」とかの予備校の参考書シリーズです。 マドンナ古文ってまだあんの?って調べたら、ありました。表紙のイメージは私が知ってるマドンナ古文とちょっと違いますが、現役のようです。マドンナ古文すごくない? 天空への理系数学ってまだあんの?って調べたら、ありました。 天空

          【書籍こぼれ話①】予備校の参考書を参考に

          「それってなんの役に立つんですか?」って聞かれたら

          自分の勉強や仕事に対して「それってなんの役に立つんですか?」と聞かれたら、みなさんは何と答えるでしょうか。 ニュアンスから分類する3パターン私の場合、物理学の学生だった頃に、バイト先でよく「物理学ってなんの役に立つんですか?」的な質問を受けることが多かったんですね。 その時に、みんなそれぞれ微妙にニュアンスが異なっていて、大きく3つのパターンに分けられそうだ、ということに気付きました。 「どういうことに使われるの?」 「何が分かるの?」 といったニュアンスの、純粋に興味

          「それってなんの役に立つんですか?」って聞かれたら

          「エッジワース=カイパーベルト天体」は「ルンゲ=クッタ法」と同じ仲間?~「宇宙打+」β版開発時に考えた天文・宇宙用語の表記ゆれ問題~

          Ankeyにて「宇宙打+」のβ版をリリースしました。 ここで収録した用語の表記ゆれ対応が結構興味深かったので、まとめてみることにしました。 ※ここで記載している内容は、あくまで私の調べによるものですので、もし誤りとかあったら是非コメントなどで教えてください。 中点「・」とハイフン「-」とイコール「=」の対応について経緯 まず今回最も苦労したのが、「・」「-」「=」の扱いについてです。 天文学や宇宙開発の用語には、この「・」「-」「=」が良く使われます。 (例)※かっこ

          「エッジワース=カイパーベルト天体」は「ルンゲ=クッタ法」と同じ仲間?~「宇宙打+」β版開発時に考えた天文・宇宙用語の表記ゆれ問題~

          Ankeyで「宇宙打+」(ソラウチプラス)β版を公開してみた話

          Ankeyさんにて「宇宙打+」(ソラウチプラス)のβ版を公開しました。 「宇宙打+」は初代「宇宙打」をバージョンアップしたものとして開発中で、用語および用語解説を最新化しています。 今回はその中から少し長めで難しめの用語を抜粋して搭載してみました。 なぜβ版?以前こちら↓の記事の「常に進化を続ける開発」という章でも紹介させて頂いたのですが、宇宙打では開発スタイルとしてアジャイルを採用しています。 完璧なものを最初から目指すのではなく、まずは課題に対応する最小限の機能(M

          Ankeyで「宇宙打+」(ソラウチプラス)β版を公開してみた話

          「内之浦宇宙空間観測所」は「かんそくじょ」か?「かんそくしょ」か?~臼田と内之浦 ふたつの宇宙空間観測所の表記に関する考察~

          先日このようなつぶやきをしたところ、いくつか反響をいただきました。 それまで全然考えたこともなかったのに、急に「あれ?観測所って『かんそくじょ』だっけ『かんそくしょ』だっけ?」と気になったので、調べてみました。 タイピングゲーム的になんか影響ある?タイピングゲーム的に、「しょ」と打つか「じょ」と打つかは、少し違いがあります。「しょ」の場合は一般的に sho syo のどちらかで打つことが多く、「じょ」の場合は一般的に jo が多いのですが、「じょ」は右手だけで完

          「内之浦宇宙空間観測所」は「かんそくじょ」か?「かんそくしょ」か?~臼田と内之浦 ふたつの宇宙空間観測所の表記に関する考察~

          【EDAって何の略?】

          ExploratoryかExplanatoryかサムネは出オチなので気にしないとして、データサイエンスではEDAという言葉を普段から使われることがあります。探索的データ解析または探索的データ分析の略称ですが、皆さんはどちらで学んだでしょうか? Exploratory Data Analysis Explanatory Data Analysis 前者のExploratoryは「探索的な」という意味、後者のExplanatoryは「説明的な」という意味の形容詞ですので、ど

          【EDAって何の略?】

          トラマナを覚えよう!

          『実践マーケティングデータサイエンス』ではビジネスにおけるデータサイエンスをRPGになぞらえてますが、RPGではたまに宝箱を取るためにダメージ覚悟で毒の沼地や溶岩などを通らないといけないケースがありますよね。 データサイエンス案件でもベネフィットを得るために多大な労力をかけることがあったりします。出来ればダメージは避けたい。その為に覚えたいのがトラマナ*1です。 トラマナはマイナーな魔法ですが、これ覚えて唱えると地形ダメージを気にしなくて良いので行動範囲が広がります。 こ

          トラマナを覚えよう!

          【戦闘力と指標値化】

          戦闘力ってすごいよねドラゴンボールの「戦闘力」*1って概念、すごくないですか? それまで抽象的だった「強さ」が数値として具体的になったんですよ。 画期的ですよね。 数値化されると何が嬉しいかというと、どちらがどのぐらい強いのかを具体的に「比較」できるようになります。 いわゆる指標値とか評価指標ってやつです。 (*1戦闘力の例1) 例えば、通常(人間)のサイヤ人と大猿に変化したサイヤ人を「比較」したら、10倍も戦闘力が違うってことが分かります。 これ、「戦闘力がすごく高くなる

          【戦闘力と指標値化】

          憧れるのをやめましょう

          『実践マーケティングデータサイエンス』の最終校正が終わりいよいよ印刷だという時に、野球のWBC決勝戦があったんですね。 そこで大谷翔平が決戦前にチームメイトに言うわけです。 「憧れるのをやめましょう」*1 「憧れたら超えられないので」 これ、宇宙開発とかデータサイエンスでも似たような話がありそうだなと思いました。 というか実際にそういうことを言っている方がいました。 (*1憧れるのをやめましょう) 憧れは強い動機付けになるしパワーも生まれると思います。 無いよりあった

          憧れるのをやめましょう