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【書籍こぼれ話①】予備校の参考書を参考に

『実践マーケティングデータサイエンス』は大学での講義を元にしているので、講義があって本が出来た、という順です。講義の時に使ったテキスト(資料)を本としてまとめる際に参考にしたのが「マドンナ古文」とか「天空への理系数学」とかの予備校の参考書シリーズです。

マドンナ古文ってまだあんの?って調べたら、ありました。表紙のイメージは私が知ってるマドンナ古文とちょっと違いますが、現役のようです。マドンナ古文すごくない?

天空への理系数学ってまだあんの?って調べたら、ありました。
天空への理系数学すごくない?ぉーん。

大学受験勉強をしていた時、私はこの手の本を好んで使っていました。
予備校参考書の何が良いかというと、

  • 口語体が多く臨場感がある

  • コラムが面白い

  • 黒板の挿絵あって授業受けてる感がある

  • なんかモチベーションがあがる

あたりです。こういう本にしたいなーて思いながら執筆しました。

なので、『実践マーケティングデータサイエンス』では「してみよう」「進めてみよう」「味わってほしい」「醍醐味だ」みたいな言葉遣いが多いです。この辺はたぶんW荻野の影響を受けてます。
「気概をぜひ持ってほしい」とか、なんなの?松岡修造なの?とか思うかもしれませんが、こういう気持ちを出した方が思いが伝わるかなって思ってます。

あと、コラム。全部で40個ぐらいコラム書いたと思います(数えてない)。
勉強の醍醐味って、芋づるだと思うんですね。関係する話題が出てきたところですかさずコラムを挟むことで、世界が広がるし、なにより読んでて(聞いてて)楽しいと思ってます。予備校の参考書もそれが楽しかった。

なので、『実践マーケティングデータサイエンス』を読むときに、「あー、いま予備校の参考書読んでるわ」とか思っていただけると、あの頃を思い出してモチベーションあがって良いかもしれません。


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