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贅沢な旅(ゆったり車窓の風景を見ながら読みたい本を読む 糸魚川~松本編)

充実した日帰り旅をした。
何をしたかというとローカル線に揺られながら景色を楽しみつつ読みたい本を読んで目的地の松本駅まで行った。そして、メインの松本城を散策し、長野のそばを食べるという感じだ。

まずは大糸線(糸魚川~松本)の車窓の景色は素晴らしかった。
途中、南小谷で乗り継ぎ時間があったので写真を撮った。

南小谷駅からの景色(信州感がすごい)


そして、次の乗り継ぎ駅の信濃大町駅も綺麗だった。
天気も快晴でより空が広がっているように見えて何とも言えない解放感を感じられた。

信濃大町駅(解放感すげーや)

そして、信濃大町駅から松本駅まで約1時間かかるのだが途中の安曇野市の景色も綺麗だった。両端に山々が見れて快晴の空との相性がばっちりで自然ってすごいなと感じた。心が無になった感じがした。

その糸魚川駅から松本駅まで約3時間半景色と並行で楽しんだのが読書だ。
最近、話題の「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」

人生むずいなと感じる自分には合っていると思い購入した。
シンプルに読みやすかった。著者は東大卒だが仕事ができなくひっそり退職し、島に移住をするもそれも合わず最終的にニートになったという変わった経歴で個人的には惹かれるものがあった。

そして、著者が社会の中で生きづらさを感じていた時に東洋哲学と出会い元気になったらしい。そして、その東洋哲学を今風に分かりやすく嚙み砕いて説明してくれたのがこの本だと思う。

結論言うと、自分とかないから「会社に合わない自分」、「才能がない自分」、「やる気が出ない自分」に悩む必要はないらしい。というか意味ないらしい。(めっちゃすっ飛ばして書いてしまった)

いわゆるインドで始まった仏教の元となったブッダや日本史に出てくる親鸞、空海。中国の老子、荘子などの考え方をどれも親しみやすく解説してくれている。

その考えが今の現代社会に通ずる悩み(虚無感)をすーっと解消してくれるかもしれないと感じた。

話を戻すとこの内容の趣旨である電車に揺られながら時には車窓を眺め、時には好きな本を読む時間は控えめに言って最高だった。

その時間を満喫するだけで日常の悩みは楽になった気がする。
というか悩みがあるということを一時忘れていた。
悩みを考えない時間が大切かも。

気分が晴れてきたところで松本駅に着いた。
初めての松本だった。
32度、、、長野でも暑いんやな、、、。

でも、景色はよく散策していても都会過ぎず田舎過ぎずちょうどいいと思った。街中から見える山の景色がいい場所はなんかいいと思う。
(帯広、富山、神戸、松本他にも色々あるけど)

松本城天守閣から(お殿様気分)

そして、今回の旅のメインと言える松本城。
どーん。かっこいい。綺麗。全部揃ってる気がする。
駅から15分ぐらい歩けば見えるこの圧倒的存在感。

天守閣までにある途中の階段はかなり急なので足腰悪い方は気を付けたほうがいいと思う。姫路城もそうだったので城のつくりから仕方ないのかもしれない。

松本市は多分住みやすいんだろうなと思う。
街がコンパクトなイメージで観光もしやすく、生活もしやすいと思う。
何といっても晴れた日の景色はかなりいいと思う。

また、雪が降り始めて山に雪化粧がついたら富山の立山連峰並みに綺麗だと思う。次回はさらに奥に行って諏訪湖、蓼科まで行きたいと思った。

松本城(今回のメイン、存在感えぐい)

松本観光が終わり、長野駅に向かう。
途中、姨捨駅で予想だにしなかった景色に出会う。
特に下調べもせず読書と松本城をメインにしていたのでこの景色は知らなかった。サプライズはいいですね。

姨捨駅からの景色(こんな絶景スポットあるの聞いてないんやけど)

長野駅についてそばを食べ、お土産を買って日帰り旅行は終了。
1日中知らない場所に向かうと、見たことがない景色・街・建物に出会うことができる。これが旅の醍醐味だと思う。その時に感じた何かが生きる力(元気な状態)になるのは言うまでもない。

純粋に我ながら楽しい旅をすることが出来た。
これからも旅を続けて人生を楽しみたいと思ったのであった。
旅は人生、人生は旅である。

※本投稿はAmazonアソシエイトから収益をいただいています。

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