見出し画像

ZINEをつくる過程を公開

いきなり大きな話をしだすと
僕は世界中の人が心から笑っていられる世界をつくりたい。

そのためには僕たち一人ひとりが
「世界をつくれる」ってことを自覚できるといいな、と思ってて
自分自身ではそれを、本づくりや
仕事では、お客さんの世界観を表現することでやっています。

本づくりは、ひとつの世界を作ること。
僕は本が好きで
これまでにZINEを25冊つくってきました。

その中に毎年発行している
「Dシリーズ」というものがあります。

「D38」からはじまり、昨年「D43」をつくった。
ちなみにその「D43」はnoteでも読めるようにしています。

Dはデザイナーの頭文字、数字はそのときの僕の年齢。
「D38」は38歳のデザイナーが
日々思うことを、年齢にちなんで
38個のキーワードをあげて、書いた
読み切りコラム×38個…というような内容です。

「D38」の次の年に「D39」を出すわけだけれど
「D38」とは全く違う、新たな39のキーワードをあげて
文章を書きました。

そして、今、2月に44歳になり
「D44」を作りはじめました。

普段は頭の中やノートや、PCの中で行なわれる
ZINEづくりを
こうしてnoteに公開して、途中経過を残しておく、
というのはおもしろい実験なると思う。

思考の過程を見える化してみようという試み。
…でもあり
少しづつ、文章を書いていくと
楽にZINEができちゃうかも!という思いつきでもあります。

また、自分の書いた文章の救済にもなるかな、と。
たとえば「D43」を書く時には
はじめテーマはその1.5倍くらいあって
その中から、これは掲載をしよう、これはしないと
取捨選択して43個のテーマが決まります。
それで文章を書きはじめるけれど
書いている間にも新しいテーマが生まれたりするので
そうすると43個以上になっちゃって
どうしてもZINEに載せられない文章が出てくる。

そういったものがnoteに残るのはおもいろいかもしれない。
手触りがあって、反射光で読める、所有できるけれど
スペースに限りがある「紙の本」というメディア。
ほぼ無限とも思える情報を残しておけて
世界中のだれもが見れて、シェアなど広げていける
でも所有はできない「note」というメディア。

これから、ちょこちょこと「D44」というZINEの
制作過程をnoteに残していきます。

はじめに、いま上がっているキーワードを
公開しようと思ったのだけれど
今回は長くなってしまったので
次回にキーワードの投稿をしてみます。

いいなと思ったら応援しよう!

那珂 隆之 by SHIMAUMA DESIGN
いただいたサポートは、これから立ち上げる学びの場のために使わせていただきます。ありがとうございます。i love you.